29作戦開始の日
とある野望のために、なるべく早くアップしていきたいと思ってはいます。
「今から、町の外を歩き回っているオークを討伐しに行く!先程、最終的に確認された数は、4体との報告を受けた。皆、準備は良いか?」
「「「おー!」」」
城の入り口前でトリス隊長の言葉に、皆が手を挙げ意気揚々に返事をした。レヴィはというと、
(し、死なないよね。大丈夫だよね)
1人ビビっていた。
「今日は治癒師様もいるからな、怪我を恐れずに全力でいっても良いぞ!」
「「「おー!」」」
いやいや、皆「おー!」じゃないから。魔法も有限だし、僕1人しかいないし。
そもそもヒールってそんなに回復しないからね?分かってる?
トリス隊長に呆れていたその時、右側の通路から聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「レヴィ、レヴィ」
レヴィは、泣きそうな顔で振り向いたらリアだった。
「し、師匠ー!やっぱり無理ですー!」
僕は、走ってリアのところに行った。
あー、いつの日だったかな、雌とか心で叫んですいませんでした。
あなたは良い人です。
しかし、リアはそんなレヴィを静止し怒ってきた。
「シャキッとしなさい!それでも私の弟子なの?」
え、助けに来たんじゃないの?
「え、助けに来たんじゃないの?」
心と言葉で聞いてしまった。
「な訳ないでしょう?私はあなたにコレを渡しに来たの」
リアが渡してきたのは白のカードだった。
「コレは?」
「コレはあなたの身分証明カードよ。もし、あなたが死んだらカードが黒くなるわ」
え?今なんて言ったのこの人?
「ちなみに、このカードであなたの事が色々分かるから無くさないでね。詳しくは帰ってきたら教えるから」
「は、はぁ」
「あ、あと一言。絶対死なないでね、私の沽券に関わるから」
この雌!やっぱあんたは雌でOKだ。
偶に思う事、ちゃんと話しの辻褄あってるかな?
割と真剣に思う。