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悪人転生して善を積む  作者: カメカメ
1章治癒師
28/125

26ようやく

エイトと出会ってから数ヶ月が経った。


あれからもハルさんの監視下の下、色々話をした。


「エイト聞いてよ。僕、ついに無詠唱でヒールを出す事が出来たんだよ!凄くない!」


レヴィは、ステータスオープンと頭の中で唱え、ステータス画面を開き、魔法欄にあるヒール(無詠唱 可)と書いてある所をエイトに見せた。


ちなみに、このステータス画面の出し方、エイトに教えられた。師匠、教えるの忘れてたのかな。


「マジか、凄いな!でも、俺も負けてないぜ。何とスマッシュというスキルを習得したぜ!」


「おー、どんな技?」


「スマッシュとはな、見た感じ普通の振り下ろしなんだけど、スキルがあると振り下ろすスピードや力が2倍になるんだ。だから俺の振り下ろしは、今の大人かそれ以上になるんだ」


「何それ、凄い!いやー、僕たち天才じゃないかなー」


「かもなー。自分の能力の高さにはビックリだ」


僕達は、余りの嬉しさに横に並び肩と肩を抱き合った。


だが、そこで透かさずハルさんが間に入って来た。


「いけませんよ」


一瞬にして僕とエイトの距離が空いた。


「「あ、はい」」

偶に思うんだけど、ハルさんって色々凄いんじゃないかと思う。


「レヴィ様、そろそろお昼休憩終わりですよ。お部屋に戻りましょう」


ハルさんは、僕の手を取り足早にさろうとする。


ハルさん、僕の腕をそんなに強く握らないで、折れちゃうから。


「じゃ、じゃーねエイト。またね」


「ああ、またな」


僕は、エイトに手を振り自室に帰った。

2話目です。

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