23 ハルさん不機嫌?
嬉しい事があったので、急遽 書きました。
あれから僕は、訓練場での修行が終わったのち師匠のしごきを終え、部屋で夕食を済ませゆっくりしていた。
「ハルさん、兵士が暮らしている所ってどこにあるか分かります?」
僕は、部屋にある台所でカップに紅茶を注いでくれているハルさんに聞いた。
「分かりますが、いかがいたしました?差し支えがなければ、お聞きしてもよろしいですか?」
少し眉をひそめたハルさんが聞いてきた。
「あ、いや今日同い年の男の子に会って、その時はお互い練習中だったから、あとで話しをしようと言う流れになったのですが、連絡手段がないからどうしようかなと思いまして・・・」
ん?何か、ハルさん少し不機嫌になってない?
いや、確かに練習中にそんな話しをするなとは思うけど、兵士さんとのコミュニケーションは大事だよ?多分。
「そうですか、その男性のお名前を伺ってもよろしいですか?」
ハルさんは、ズイズイと迫ってきた。圧力半端ない!すいません、サボってすいません!
「えと、確かエイトとか言ったかな」
ハルは、迫っていた身を引きスッと身を正し
「分かりました。少しお待ち下さい」
と、告げ部屋を出た。
「あー、おっかな。ビビったよ、いきなり不機嫌になるんだもん。てか、アポを取りに行ったのかな?
まさか、師匠に告げ口しに行ったりなんしてないよね」
部屋の扉を見て、レヴィは体を震わせるのであった。
掲載の仕方を変えました。