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悪人転生して善を積む  作者: カメカメ
1章治癒師
17/125

17また会う日まで

同じ物をアップしていた。恥ずかしいし、読んでくれている人に申し訳ない。

それから一通りの話しが終わり、みんな客間を出た所でリアはカダートに話しかけた。


「今日は、泊まっていくの?」


「いいや、もうベーサに帰るよ。あまり孤児院を離れるわけにもいかないしね」


「そう。また近いうちに会いに来てね」


リアが、カダートに体を預け始めた。


「ああ、必ず近いうちに君に会いに来るよ」


するとカダートは、そんな事を言いながらリアの肩を抱き始めた。


「あー、なんかアツイナー!まだ、夏じゃないのにアツイナー!」


なにいきなり2人だけの世界に入り始めてんの?バカなの?バーカバーカ!


しかし施設長は、「レヴィ、体調が悪いのですか?」と言ってくる始末。


さっすが施設長、鈍感の極みですね。


な訳ないでしょう!察してよ、察して僕に優しくしてよ。


「あはは、無駄よレヴィ。この人はすっっっごく鈍感だから。私も大変だったんだから」


だろうね!今だけはリアさん仲間だわ。


「じゃぁ、レヴィ頑張って下さいね。私も手紙書きますから」


「はい。ですから約束は守ってくださいね?」


「はい、守りますとも」


良かった。身元引き受け人の約束覚えていてくれた。隣の雌が、約束って何?とか言ってるけど気にしない。


「リア、レヴィをよろしく頼む」


「ええ、大丈夫よ。一端の治癒師にしてみせるわ」


なんて会話をしながら、また2人だけの世界に入ろうと近づき始めたので、僕は透かさず間に入りブロック!もうイチャつかせないぜ。


「やるじゃない」


「ありがとうございます」


僕たちのやり取りを、施設長は「仲が良いですね、何よりです」とか言っていた。今だけは思う、早く帰って。

今度から確認は怠らない様にしよう。

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