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第2話 ……ん? あれ? (1)
〈ギィ、イイイイイイッ! 〉
〈ドン!〉
「ふぅ……終わった……」
僕は仕事のパートナーでもあるマツダの営業仕様のボンゴのリアトランクの扉を閉め終えたよ。
今ねやっと僕の販売していた商品や売り場の台で使用していたベニヤの板やベニヤ板を加工した足をやっと片付け終えたんだ。
だから一息ついたので僕は思わず声が漏れたよ。
その後はね「さぁ~て、帰るか!」と、又声を漏らした。
取り敢えずは先程も皆さんには述べたと思うけれど。賃貸のアパートで一人暮らしをしている僕だから慌てて帰宅の途についても。アパートには誰もいない暗くて冷たい空間が待っているだけなんだけれどもね。
まあ、運が良ければ近所に住む連れや後輩等が遊びに訪ねて来る事があるから。そうなれば話し相手が出来るから寂しくはないのだけれど。(笑)
でもさ、あんまり人数が遊びに来たりして大騒ぎをすると。地元の若い者のたまり場になっているからと。近所からのクレームが不動産へといって何度か注意が来たので、今は余り人を呼ばないように自粛をしているよ。(笑)