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第1話 ある日の夜です! (8)

 だから後片付けをしないといけないんだ。

 それに早く閉まって帰らないと、体が冷たくて凍えそうだよ。


 だって未だ一月の後半だから真冬の最中……だからこの辺りはいつ雪が降っても可笑しくはないんだ。


 つい数日前は広島の北部……と、いうか!?


 僕の住んでる町も含めて辺り一面は白銀の世界だったから。ここ数日は販売の仕事も休んでいたんだよ。


 僕のしている商いはわりとその日暮らしというか?


 スローな日常生活だからね。


 特に僕は独身でもあるからそんなにムキになって販売の仕事をしなくてもいいから。尚更スローな販売生活をしているよ。(笑)


「……ん? あれ?」


 思わず僕は声が漏れたよ。


 まあ、商品を片付けながらだけれども……。


 先程居たお狐様?


 今季節は冬なのに?


 冬眠をしないのかな?


 う~ん、それとも狐という生き物は冬眠をしないで冬越しをするのなかな!?


 北極狐っていたような気がする!?


 まあ、もしも名前が違ったらごめんなさい! (笑)


 だから狐は冬眠をしないのかな!?


 でないとこんな真冬にお狐様がいる事自体が本当に摩訶不思議だよね?


 僕はそんな事を考え、一人で何役もしながら独り言を述べながら。この寒い山間部の小さな農協の購買部で片づけをしているんだよ。


 寒いから早く片付けないといけないと思いながら。




 ◇◇◇◇◇

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