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第1話 ある日の夜です! (2)

〈キィ、イイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!! ガッシャァ、アアアアアアアアアアアアン!!〉


「キャァ、アアアアアアアアアアアアン!!」


「えっ? いっ、犬の声……?」


 と、僕は思わず声を漏らしてしまったよ。


 ふとさ、車の急ブレーキの音……


 ッて……良く見てみると、貨物用の運送トラックのようだね。


 う~ん、多分……道路に急に飛び出してきた獣……犬だと思うモノを跳ね飛ばしたんだと思うんだよ!?


 だって『ドカン!』と大変に大きな音がした後に「キャン」というか!?


 何とも言えない声……断末魔が!


 トラックの衝撃音の後から僕の耳に聞こえてきたからね。


 その後はさ、トラックの運転手も気になるのかな?


 トラックを停車したままのようだよ。


 僕もねこの場所から夜間で真っ暗闇だから……視界も悪い……


 だから良く見えないんだよ。


 〈ブォ、オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ‼〉



 ……ん?


 あれ?


 走り出したようだね、トラックは!


 退かれた犬の死体はどうしたのだろか!?


 あのまま放置かな?


 と、いうか……放置だろうな……


 可哀想に……これから何台もこの道を通る後続の車達に退かれてしまうのだろうと思う……


 特に明るい時間帯ならば車を運転している人達も気付いて避けて──走ってくれるとは思うけれど。


 

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