3話 強敵との遭遇
あの巨乳…
じゃなかったあの、おねーさんが弱いやつは
ジャマとかほざいていやがったから人生初の徹夜しました。
スライム1000体近くたおしたよ
レベルは9に上がった。
「パーティー組みませんかー」
「嫌ですわ」
エー頑張っタノニ
「いきなりナンパしてくる人なんかは信用出来ませんわ」
「じゃあ、お茶しましょうよー
その段階から始めれば…」
「そういう問題ではありませんわ」
じゃあどういう問題なんだよ!
何? 俺がイケメンじゃないからか?
こう見えて小学校の頃告られたし!
よくね?
それに可愛い妹もいるんだよ!
「聖永兎、と言います。
お茶しましょう!」
「名乗ってもダメですわ。
それにわたくしは、ときどきこのダンジョンに現れる大きなスライムを倒しにきたのですわ。
とても強いらしいので、わたくしのようにレベル101ほどないのであれば、帰ることをお勧めしますわ」
大きなスライム?
そんなものは設定していなかったはずだが?
それに101レベ!
強すぎやしないだろうか?
初期レベルランダムにしたの俺だけど。
「俺の剣なんでも斬れるんですよ!
きっと役に立つんで…お茶しましょう!」
もはや、お茶が目的になっている。
しかも無視された。
「お茶を…」
そうこうしてるうちに俺達は、大きなスライム
…。
いや、ホワイトスライムキングに、出会ってしまった。
ホワイトスライムキングは討伐目標レベル150の
強キャラだ。
それに、こいつは能力の平均値は150相当だが、
丈夫な膜の中にある核を攻撃しないとノーダメージなのだ。
つまり硬い核と、柔らかい膜の平均が150レベルで倒せるもので、膜は、101レベでは、おそらく破らないと思う。
だから
「無理無理ムリ無理無理無理ムリ
絶ーーったいに無理ー」
と言いながら俺は、ダッシュで逃げた。
だって、あのでっけーヤツにフレイムソードで攻撃しても斬れるけど、核までは届かない。
少なくとも今のレベルじゃあ無理だ。
ハーレムはしたいけど死ぬのはごめんだ。
名前 聖永兎
使える魔法 無し(10レベごとに覚える)
称号 無し
ステータス
レベル9
HP 90
MP 90
スピード 90
攻撃力 90
防御 90
魔法防御 90
魔力 90
次回更新は、7月22日の予定です。