荒廃した世界
まだストックはあります・・・
目の前が、まるでテレビのチャンネルを変えた様に切り替わる。
目の前に広がるは、先程まで居た公園ではなく。
薄気味悪い廃墟。
その倉庫か何かの建物の中だった。
天井に空いた亀裂から空を見上げると。
空は夕暮れから、赤く染まる黒に。
近くにある、何に使うかも解らない機械を見たら。
暫く使われてない様で、塵が積もっているのが解る。
「ここは・・・どこだ?何が・・・起きたんだ?」
そう言えば・・・と。
周囲を見渡しても、あの不良達も見当たらない。
外に居るのか?
警戒しつつも、入口から外の様子を探る。
誰も居ない・・・いや、人の気配すらしないって・・・
外の様子を見ても、まるで見覚えの無い街。
公園の周辺はこんなんじゃなかった筈だ。
記憶にある住み慣れた街並みと照らし合わせても、こんな所は見たことも無い。
「まさか・・・異世界・・・とか?はははっ・・・まさかな・・・漫画じゃあるまいし」
まるで、自分で自分に言い聞かせる様に声を捻り出す。
だが、どうだ?一瞬にして自分が居る場所が変わるなんて・・・SFの世界に迷い混んだ気分だ。
「とにかく・・・誰か居ないか探してみるか・・・ここに居たって、何がある訳じゃない」
まずは行動だ。行動しないと解決するモンも解決しない。
1ページ短いな・・・今度から長くしよう。




