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全ての幕開け

優太は恐怖で怯えていた。


犯人は優太に薬を嗅がせて一瞬で意識を奪い連れ去った。


優太は意識が戻ると牢屋と言える場所にいた。


「僕をここから出せ!!

誰かいるんだろう!

誰か…」


声が弱くたってきた。

優太は急な不安に襲われていた。


僕はなんでお父さんとお母さんについていこうとしなかったんだろう。

僕は悪い子だな。

でもきっとお父さんとお母さんは僕を探しにきてくれる。


しかしそれが分かっていても優太は子供だ。

込み上げてくる涙を抑えることはできなかった。


「う、うぁぁぁぁぁん!!!

ぁぁぁぁあ!!」


泣き叫んでいると誰かの声が聞こえた。


「うるさい黙れ。

俺が眠れない」


冷たい一言だった。


「誰?」


「俺は三井恭平だ。

こんなとこで泣いても何にもならねぇよ。


どーせ身代金目的の誘拐だろうからな」


「なんでそう思うの?」


優太がそう言うと呆れたような表情で優太を見た。

そして言った。


「いいか、今俺たちは誘拐されてかつ監禁されたんだよ!

これが身代金じゃなくてどうする!?

それに俺の父さんは金持ちだしな…

お前の父さんが金持ちかは知らないがな」


「恭平くんは何歳なの?」


「俺は10才だ。

とは言ってもそんな感じしないだろう?

そりゃそうさ、父さんとかいろんな奴に色々されたからな」


小学生とは思えない言葉だった。


「恭平、僕達は今からどうなると思う?」


「下手したら殺されるな」


「…ころされる?」


「あぁそうだ。

殺される。

俺たちの親がヘマをしたらな」


「そうならないでほしい。

僕のお母さんお腹に子供がいるんだ。

その子に会いたい」


「なら____________誰か来た!」


そう言って優太に視線を送ると恭平はじっとしていた。

優太もそれにならいそのままいた。


カツーン、カツーンという足跡が近くなってくるごとに優太の心臓の鼓動は激しくなった。


そしてその足跡の主が優太たちの牢屋の前で止まると鍵を開けた。

そして一言発した。


「二人ともついてこい。

変なことしようなんて考えるなよ。

そしたら」


二人はその言葉に固唾を飲んで震えていた。


「…殺す」


「二人とも?」


優太が聞くとイラついた表情をされた。


「さっさとこい」


そして優太と恭平が歩いていると突然ガスが噴射され意識が遠のいていった。


次に優太が目覚めたのは暗い部屋の中だった。


ここはどこだ?

暗いしよく分からないな…

叫んだら殺さらそうだしとりあえず大人しくしておこう。

…!?

動けない。

えっどうなっているんだ。


とうとう抑えきれずに声を出した。


「動けない!

誰か助けて!!」


すると灯りがついて目の前に男が現れた。


「やっと起きたようだな」


「ここはどこ?」


「ここはお前を苦しめるための部屋だ。

安心しろ。

殺しはしない」


「やめて!!

殺さないで!!

助けて!

これを外して!!」


「黙れ」


低い声で優太は睨まれた。

それにビクッとして何もいうことができなかった。


「親のやったことの責任取るのが子供の責任だろうが!

ガキがふざけんなよ!!」


「お父さんがなんかしたの?」


「お前の父親は俺の全てを奪った!

…だからお前を苦しめる」


「お父さんがそんなことするわけない!!」


「うるさい!

俺がしたと言ったらしたんだ。

いいか!」


優太は嘘だ、嘘だと連呼していた。


「わかったら返事はどうした!?」


優太は小さく首を振った。

しかしそれでも男は満足しなかった。


「ほー俺のいうことにそんなに反応したくないか。


悪い子供だな。

そんなに子供にはお仕置きしなくちゃいけないな!」


そう言って男が取り出したのは、電極とバッテリーだった。

それを持ち出すと抵抗しようとするが動けない優太に電極を貼り付けた。

そして狂気の笑顔をしながら言った。


「さてとこれはまだ序章に過ぎないぞ。

いくぞ!!」


バチ、バチ、バチと音を立てて電気が優太の体に流れ始めた。


「うぁぁぁ!!!

はぁぁあ!

うぐぐぐぐ!!!!」


「ほらどうした!

もっと叫べよ!!

もう一人のガキはもっと叫んでたぞ!!」


「はぁぁあ!!!!!

や…め……ろ…」


「なんだって?

俺に対してやめろか…舐められたもんだな!

そんな奴にはもっと良いものがある」


そう言って取り出したのは、鞭だった。

そして電極を取り外すと言った。


「発狂するなよ…したらたくさん打つぞ。

今日は20回で勘弁しておいてやる」


パシッ!パシッ!


たった2回でも優太は悲鳴をあげた。


男はそれを見ると楽しそうに言った。


「痛いか?

そうだろう?

大人でも痛いような痛みだからな!

フハハハハハ!!!」


まさに常軌を逸した行動だった。


パシッ!パシッ!

その後も続き優太は打たれ続けた。

20回を終える頃には血だらけになっていた。


さらに優太の目からは精気が失われ廃人の目とかしていた。




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