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評価やブックマーク付けてくれてありがとうございます!

この小説が皆さんの時間潰し出切れば幸いです( ^ω^ )

Dランクになっても特に依頼に変化は無い。しかし、遠出する内容や商隊の護衛等の街等の内容が増えた感じだ。後はノルマが月に変わり多少余裕が出来た事だろう。


俺はそろそろ他の街に行こうと思う。だが、先ずは銃を新調しようと思う。なので今日は武器屋巡りになる。


所持金は金貨は37枚と銀貨80枚だ。


結構な額を持ってる訳だからショットガンかスナイパーライフルが欲しい所である。

アサルトライフルがあれば最高だが、中々出回ら無いのが実情だ。


……


先ずは1店目。大通りに面してる店に行く。この店はギルドに加入してるし安心出来る店だろう。

俺は店員に言って銃を見せて貰う事にした。しかし、殆ど状態は良くない物ばかりだ。一応PDAから壊れた、もしくは壊れかけの銃や盾、防具等をニコイチ出来る。だが問題もある。


「…高い」


そう、状態がよろしく無い銃でも高い為ニコイチ出来ないのだ。仕方なく次の店に行く。


次の2店目。この店は大通りから外れてはいるが治安が良い場所に位置してる。序でにギルドに加入してる。

この店にはショットガンで状態がそこそこ良かったのがあった。ただし、2連装式だったけどね。ポンプアクション式もあったが非常に悪かった。スナイパーライフルはレミントンM700の良い状態のがあったが値段は金貨50枚で断念した。

3店目。この辺りから怪しくなってくる。少し裏通りになるが武器は売ってる。ただしギルドに加入して無い。それでも商売は出来るが情報交換等は出来ない。自分で開拓するなら問題無いらしいがな。怪しい店なだけあって値段は若干高め。そして高い割に良い銃が無いのが癪だ。

4店目。大抵の街には治安が悪い場所がある。そんな場所に位置する店だ。そしてギルドに加入して無い。

怪しい店なだけあってよく分からん物まで売ってるから意味が分からない。そもそも商売する気無いんじゃ無いかな?銃は売ってた。但し法外な値段だった為即断念した。

5店目。此処が最後になる。武器屋と言うより魔道具をメインで売ってる店だ。ただ、銃も一応売ってるらしい。この店はギルドに加入してる。

半分諦めて気味で店に入る。銃は確かに売っていた。しかし、拳銃しか無かった。


「はあ…諦めるか。ん?アレは…」


店の店長に奥に飾ってある狙撃銃がある。しかもオプションパーツも揃ってる感じだ。だから狙撃銃について聞く。すると中身が壊れて使えないらしい。それ以外は状態は良い。一応壊れた部品もある。


(待てよ…PDAからその壊れた部品だけ直せないかな?)


試した事も無いので賭けになるだろう。それに、このまま引き下がるのも嫌だ!


「あの狙撃銃、壊れた部品も合わせて幾らになります?」


「え?うーむそうだなぁ。金貨15枚でどうだ?」


15枚か…悪く無いな。


「結構妥当な値段ですね」


「まあ、このまま埃被ってるより売った方がマシだからな」


成る程ね。良し、買うか。


「なら買います。あの狙撃銃を下さい」


「毎度あり!あ、スコープは別料金が発生するが…まあ、サービスしてやるよ。値切りもしなかったし」


ラッキー!嬉しい誤算だね。


こうして俺は高性能スコープと狙撃銃SR-25を手に入れたのだった。


……


俺は宿に戻りSR-25の壊れてる部品を見る。ボルトキャリアと複座バネが壊れていた。そして、その部品をPDAに仕舞い修理出来るか確認する。

すると、俺がシェルターで適当に拾った部品に同じ素材で作られた部品があり修理可能だった。しかし、その部品は残り少なく慎重に使う必要性があるだろう。因みにその部品を見てみると別の銃の部品だった。規格が違うからSR-25には取り付けは出来ないようだ。

俺はボルトキャリアと複座バネを直しSR-25に取り付ける。SR-25本体は問題無く油を差して簡易整備するだけで完璧な状態に仕上がった。序でに壊れたシールドを破損したシールドとニコイチして新品にした。


「コレは…素晴らしい」


SR-25を眺めて言う。マガジンも20発で無骨なデザインだが、頼もしいのもまた事実だ。


「これから長い付き合いになりそうだ。宜しく頼むぜ」


SR-25をひと撫でしながら呟いたのだった。



……


………


次の日、朝早くに起きた俺はクロを頭に乗せて宿を出てそのままギルドに向かう。相変わらず人は多いが仕方無い。そこに突っ込み護衛依頼が無いか探す。すると次の都市に向かう護衛依頼がまだ数枚残ってた。俺は1枚だけ取り何とか受注する事が出来た。

次の都市まで少し遠出になるだろうから準備はしっかりし無いとダメだろう。ギルドで必要な物を聞いておこう。ついでに7.62㎜弾の弾薬も金貨1枚分の買おう。

次の目的地である工業都市メイフィスに向かう為に。

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