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そして、終わりの部屋。
その大広間には人が数人集まっていた。
スポーツ万能・成績優秀ながら顔もかっこいいという高橋君(俺とかけ離れすぎたやつだ。こんな奴もいるのに俺のようなしょぼい奴もいるなんて…)やあこがれともとれる感情を持っている鈴木さん等がいる。
皆から人気のある彼らはそれ以上の何を求めるというのだ。
高みにある人はさらに高みを求めてるという事か…。
まぁ、さておきついに「ジャンケン」が始まった。
取りあえずみんなで「ジャンケン」をしてみようじゃあないかという事で、
「じゃんけんぽい」
すると俺は一人勝ち。
他の奴らは悲鳴を上げ闇に消えた。
すると向こうから矢が飛んできた。
うわっなんだ?と、思ったがそこには100万円の札束がひもでくっついてあり、
「好きに仕え」
と書いてあったので使うことにするが、願いを叶えてくれるわけではなく100万だなんて…。
命と不釣合いだなぁ。
しかし、彼はその後大金持ちになったという。




