寿司日記
俺は、寿司の大好きな少年「たかし」。普段は、「東京食文化大学」に通っている。今日も、日課の寿司屋巡りをしている。今日行く寿司屋は、寿司の杜だ。ここの店は、寿司ファンなら誰しもが知っている超一流店だ。予約するのも一苦労だった。なので凄く楽しみだ
30分後.........
寿司の杜に着いた。俺が入店すると、和服姿のスタッフさんが笑顔で「いらっしゃいませぇ」と元気に挨拶し、そして荷物を預かり席に案内してくれた。さすが超一流店、出迎えからして核が違う。案内に従いながら建物を見ていこう。壁には、上質な木材が使われていて、伝統的な和風建築を思わせる形状になっている。エントランスには、入り口までの道に石畳が敷いてあり自然の美しさと歴史的な趣がある。
外観にばかり見とれていないで中に入っていこう。
内装も、外観に劣らずとても素晴らしい。寿司職人さんが作業する姿を間近で見られるカウンター席は、高品質の木材が使われていて職人さんの技をよりも引き立てている。壁には和紙を使った壁紙を使用してあり伝統的な和の雰囲気を演出している。和紙は自然の模様をデザインを取り入れている。
こんな素晴らしい店で寿司を食べるなんて光栄だ。本当に予約出来てよかった。
さっそく寿司を食べていこう。
カウンターに着き注文をする。寿司職人さんと直接会話しながら注文をした。その場でお勧めのネタや季節の特別メニューを紹介してくれた。そして俺は、職人さんが、おすすめしていた今日の人気ネタ10貫を注文した。そして追加でタコ、ウナギ、マグロの3貫を注文した。
15分後.........
ついに待望の寿司が届いた。そして「こちらは、本日の人気ネタ最高級のマグロです。青森県の大間から直送されたもので、特にこの時期の大間のマグロは脂の乗りが素晴らしく、最高の品質です.......」と説明してくれた。より一層、美味しさが増すような気がした。見た目も凄くよく鮮やかなネタの色とシャリの白のコントラストを活かし、視覚的に美しい配置になっている。そして俺は、寿司もつ、とても洗練された形だ、その寿司を口の中に入れるその瞬間、一瞬にして伝わるひとつひとつのネタの風味と食感、口の中でとろけるような食感と深い旨味が一瞬で至福の時間に引きずり込んでいく職人さんの技術とこだわりが感じられるこれは、心から美味しいと思える味だ。今俺は、この寿司のいや、この寿司屋のもつ全ての魅力を全身で感じている。そんな気持ちで一心に食べた。そして全てなくなった。そしていまここにあるのは、寿司の置いてあった皿だけだ。全てが終わってしまった。そして席を立ち会計に進む。少し値段は、高かったがそれなりの訳があった。そして心からまた来ようと思った。
寿司の杜で美味しい寿司を食べたたかし、しかしまだたかしの知らない寿司屋は、ある。たかしの旅は、続く。