大福を 焼いて 食べる
突然ですが 僕は 時代小説が好きで
本屋さんに行って 時代小説を買って
同じ本を 繰り返し読む くらい 時代小説が好きです
特に 江戸時代のやつ
そして その 江戸時代の時代小説に
まあ 当然なんです けど
江戸時代の料理とか 和菓子とか 沢山 出てくるんです
たまごふわふわ とか 雷豆腐とか 胡椒飯とか
団子とか 饅頭とか カステラとか ビスキットとか
いろいろ出てくるんですけど
本当によく出てくるのが 火鉢で焼く大福 なのです
そして 火鉢で大福が焼かれる度
大福を買ってきて 焼いて食べよう と 思うんですが
大福を買うのを 忘れます
帰ってきてから あー と 思っています
小説には ただ 大福を火鉢で焼い熱いうちに食べる
という表現でしか 載ってなくて
味がどうだ とか 食感がどうだ とか 何もないんですけど
小説で 大福が 火鉢の網の上に乗せられる度に
大福を買ってきて 焼いて食べよう と 思うのです
家には火鉢は無いので フライパンなんですけど
大福を買ってきて フライパンで焼く
しかし これが 難しいのです
何が難しいかと言うと 素材の見極め です
もち米で出来た大福は ちゃんと
時代小説の 大福の様に 焼けます
しかし 白玉粉の大福は 焼くと 溶けるのです 餅が
なので ちゃんと見極めなければ ならぬのです 素材を
もち米だけの大福を探さねば ならぬのです
それを ちょっと油をひいた フライパンで焼きます
同じ米なので 米油が相性良い と 思ってますが
ごま油も ゴマ団子っぽくて 好きです
バターで焼くのも 餡バタ感が出て 好きです
ちょっと 色が濃く付くまで焼いたら
焼き目が さくっと ぱりっと なって
中身が あっちあちで ちょっと危ない
でも 中身が あっちあち なのが おいしい
特に こしあんだと あっちあち で トロトロ
餅生地は もっちもち で ちょっとのびるくらいが良い
焼いた表面が 香ばしくて 強く焼いたお焦げの香り
焼けてない側面の部分は ふんわり もち米の香り
お豆の香りの甘いあんこ と お餅の優しい味
あんこ入りのよもぎ餅を焼くのも おいしい
今度こそは 忘れずに 大福を買ってきて
フライパンで焼いて いただきます




