No.42 2人のママとオフコラボ!④
目覚めるななみちゃん。
「う、ぅん…」
不意に意識が浮上する。朝の目覚めとはまたちょっと違う、少し不快な感覚。
瞼を開けると目の前に奈々の顔があった。……いや、これは奈々じゃなくてヒナ?髪型とかが配信者としての姿のだもんね。
コメント:
:おはようななみちゃん
:おはよう
:おはよう
:おはよう
:おはよう、よく眠れた?
璃々
にゃー?
\20000
「目覚めた、ななみちゃん?」
「…へ…?え、あ…うん…?」
「…記憶は戻ってないみたいね……ゆっくりでいいから思い出せる?」
その言葉でなんとなく察したけど、私は意識を失ってたみたい。それなら目覚めの時の不快な感覚も納得できる。
「……………」
えっと……集中。記憶を探って………
「………ぁ」
記憶を思い出してうなだれる。
「……何、してんの私…」
コメント:
:はっや
:思い出すのはっや
:どこまで行き着いたのかわかんないけど目覚めてからうなだれるまでが早すぎてワロタ
「ほんと……何してんの、私……他の女の子に大好きって言うなんて……これでもヒナの旦那なのに……」
コメント:
:はっ?
:ひっ?
:ふっ?
:へっ?
:ほっ?
:ほぇ?
:旦那?
静歩カナ:え?
:はい?
:ぽぇ?
:唐突にヒナママのこと呼び捨てしてて俺びっくり
:それは確かに
「ちょっ、落ち着いて!!今配信中!今配信中だよ、お兄ちゃん!?」
「え……?…ぁ」
コメント:
:へ?
:ふぁ?
:お
:に
:い
:ち
:ゃ
:ん
:?
:はぇぁ??
MilkyRain神代純:だから君達統率力……
「……ミコちゃん、あなたのほうが落ち着きなさいよ。今なんて言ったか思い出してみなさい?」
「…えっ?………あ゛っ」
「はぁ……これ、取り返し……つかなそうね?」
そう言ったヒナは小さくため息をついて私に顔を寄せた。
「……とりあえず。軽くでいいから“花園ななみであれ”の暗示をかけておくといいわ。」
「……わかった。」
軽く目を閉じて、自己暗示。定義───私の名前は花園七海。
『……戻ったよ、みんなー。…で、えっとー……』
コメント:
:声がななみちゃんに戻った!?
:え、すご!?
:一瞬で!?
:すごい……ってそうじゃなくて!!
:ななみちゃん男性なの!?
:しかも“ヒナの旦那”ってことはヒナママの旦那さん!?
:神凪ママがお兄ちゃんって言ったってことは神凪ママのお兄さん!?
:神凪ママって成人してるはずだからそのお兄さんなら成人なはず、なのに男の娘なの!?
『えっと、ごめんちょっとー…1つ1つ答えていくから少しずつ整理させてー?』
「もしかして多すぎるとまた……」
『うん、香月ママが危惧してる通りだと思うなー…』
「ま、また意識が…!?」
『うん、だから少しずつ整理させてー?意識戻った直後はちょっと処理能力落ちてるんだー…』
ホント、パソコンみたいだよねー…
コメント:
:また意識飛んじゃう……!?
:やばいそれだけはダメだ!!
:それだけはダメっ!!
:そんな事したら今度こそ死人が出る!!
:蘇生班過労死しちゃう!!
『うん、だからちょっとー……うーん、処理が…』
「ななみちゃん、ジャスミンティーあるわよ。のむ?」
『もらうー…』
ヒナママからジャスミンティーの入ったグラスを受け取ってお茶を飲む。
『ぷぁ……ちょっと落ち着いたー…ありがと、ヒナママー。』
「用意してくれたのはミコちゃんよ。」
『あ、そっか…そうだよね、私が意識失ってた時に用意してくれてたもんねー…ありがと、神凪お姉ちゃん。』
コメント:
:えっ!?
:ななみちゃんマジで覚えてる!?
:意識失ってたよね!?
:てかさっきの話からするとななみちゃんが神凪ママをお姉ちゃんって呼んでるのおかしくない?
:言われてみれば確かに
:お兄ちゃんで妹……妹なのにお姉ちゃん…?ん…??
『えっとー……どこから話せばいいのかなー……』
ほんとにどこから話せばいいのー?
『まず、最初に1つ…あ、いや2つかな?私がヒナママの夫で、神凪お姉ちゃんの兄なのは間違いないことだよー。』
コメント:
:そうなの!?
:そうなの!?
:っていうことはリアル男の娘!?
:マジですか!?
:え、っていうことは前回の配信で言ってた“心に決めた人”って…
『あ、うん。ヒナママのことだよー?心に決めた人……恋人っていうか実際“妻”だよねー。』
「そういえばななみちゃん、あの時妻って言わなかったわね……」
『だってみんな信用してくれるかわかんなかったしー…』
そう言いながら左手の手袋を外す。
『いつも見せてる3Dモデルの方にはコレ、なかったから信じるかって言われるとでしょー?』
「うっ……その件は本当に…」
コメント:
:指輪……
:左手の薬指に指輪…!?
:ヒナママの左手にも同じような指輪が…
:それってもしかして結婚指輪!?
:でも確かにいつものななみちゃんにはなかった…
:今の香月ママの反応からしてもしかして忘れてたのって指輪だったの!?
:なんで男って隠してたん?
……む。
『……今の“男であることを隠してた”って発言をした人……多分前回までに来てくれた妖精さん精霊さんじゃないよねー?今日初めて来てくれたヒナ鳥さん…それも男性、大体20代後半かなー?』
コメント:
:えっ
:は?
:まさか…
:え、今の俺やけど…なんでわかるん?怖……
:合ってんの!?
:マジで!?
「…ななみちゃんの前だと発言には気をつけたほうがいいわよ…匿名で文字だけだとしてもこの子平気で特定してくるわよ。その気になれば相手がどこにいるかもわかるんじゃないかしら、ななみちゃん?」
『ヒナママ、それはさすがに無理だよー。ハッキングでもしない限り特定できないよー?』
「文字だけで男性か女性か、そして年齢まで当てる時点でなのよ…」
コメント:
:こっわ
:こっわ!?
:えぇ……
:凄いけど怖い
:つまり常に監視されてるって思ったほうがいい…ってこと…?
『変に利用はしないから気にしないでほしいなー…とりあえず、今の質問に答えるねー?』
……というか、答えると言ってもー…
『……そもそも私さー…初配信のときに明確に“嫁”って言っちゃってるんだよねー。あと、前回の配信でねー?私、男の娘かっていうふわマロ読んだときに“30歳過ぎたおじさんだよ”ってちゃんと答えたんだよー?』
コメント:
:嘘だッ!!
:嘘だっ!!
:嘘だっ!?
:こんな可愛いおじさんがいるか!!
:こんな可愛い男の娘がおじさんなわけがないっ!!
:こんな可愛い男の娘が30歳越えてるとか嘘だっ!!
『そんなこと言われてもねー…』
「私と同い年だから32歳よね…」
『ねー。誕生日も1日違いだしー…知ってる人いると思うけど私とヒナママの間に11歳の娘いるからねー?』
コメント:
:あっ……
:そういえばそうだ
:ヒナママって確かそうだった
:ヒナママ確か娘さんいるわ
:旦那さんがコミケに何度か連れてきてるの何度か見たことある
:すっごく静かでいい子だったの覚えてる
:その娘さんとなんとなく似てるからそのお姉ちゃんか本人かと思ったんだけど…
「あなた達が言ってる子は今日は別室で待機してるわよ?」
『うん、今日は家に誰もいなくなるから一緒にMilkyRainまで連れてきてるんだよねー。あの子、1人でお留守番できないわけじゃないけどやっぱり気になってさー…』
正直火の扱いとかすっごく怖いんだよねー。だから基本的に私が家にいない時は一緒に連れていくか誰かに面倒を見てもらうかしてるんだけどー…
「そういえばななみちゃん、あの子もトランス状態のななみちゃんの言葉で尊死してたらしいわよ?」
『あー…私の初配信の時も尊死してたから、あの子……ちょっと悪いことしちゃったかな…』
「初配信の時もだったのね……」
『少し離れてたけど同じ部屋にずっといたからか配信が終わったときには尊死してたよー。』
「セルフ立体音響は死ぬわよ…」
コメント:
:ひぇぇ
:実の娘を尊死させる父親とは
:それは確かに
:それを言うなら実の妹を尊死させる兄とは……
:それも確かに
:つまりななみちゃんは親族にすら通用する尊死兵器……?
:なにそれ怖…
『……あ、それとさっきから何度か出てる私が男の娘って話。実はちょっと違うんだよねー…』
コメント:
:へ?
:はい?
:え?
:違う?
:どゆこと?
:??
『確かに昔はそうだったんだけどねー……今はちょっと違うんだよー?だって、今は本当に女の子なわけだから……』
コメント:
:昔は…?
:昔…?
:…?
:ん…?
:???
:え、どゆこと?
静歩カナ:まさか……
:え、まさか?
:ななみちゃんってもしかして…?
『名前だけなら聞いたことある人も多いんじゃないかなー?…突発性性転換症候群。初配信で言ったみたいに嫁……つまりヒナママにVtuber界へと誘われた頃に発症してねー。それから大体……3ヶ月くらいかな?』
ええっと……
『ちょっとごちゃごちゃになってるから言葉にしながら時間整理するけどー……まず、今日が7月31日で……デビュー…チャンネル開設したのが7月8日でしょー?その3ヶ月くらい前に発症だから発症したのは大体4月10日……ちがう、あの子のお誕生日過ぎてて初配信の3ヶ月前じゃないから20日くらい、診断されたのがその次の日…それで誘われた日は5月7日だったから…』
「……こう見るとかなりの速度で色々物事が動いてるのね…」
『気づいてなかったのー?』
「ななみちゃんの身体作り始めてたのは誘うよりも前からではあったけれど……あまり時間とか気にしてなかったわ…」
『……あー、なんかそんな事言ってたねー…』
コメント:
:3ヶ月でこんなに慣れてるのか……
:たった3ヶ月で女の子の身体に慣れてるの……?
静歩カナ:…その、すみません。ななみちゃんの発言を疑ってるわけではないのですが……症状を証明できるようなものってありますか…?
:聖母様…?
:カナさん…?
静歩カナ:なんというか、女の子らしすぎる気がして……
:言われてみれば
:確かに
:でもどうやって?
:今この場で男性に戻るとか…?
:それはそれで放送事故でしょ
『あー……今この場で戻るのは無理があるかなー……実は、私が男性に戻る方法がトリガーを一切踏まずに一定時間待つこと…それだけなんだよねー。トリガーを踏まないようにしたとして……今から30分。…待てるー?黙想した時みたいな状態になるけどー…』
コメント:
:無理
:無理だろ
:無理だっ
:無理で
:無理に
:無理だ
:無理な
:無理なら
静歩カナ:無理ですね
『なんで形容動詞活用してるのー?』
しかもなんか中途半端だしー…
「さっきもみたわねこの光景…」
コメント:
:デジャヴ…
:既視感が……
:即バレするのはふたりとも変わらず……
:でもじゃあどうやって証明すればいいんだろ
:さっきのに加えて主役が30分黙るのは放送事故だもんな…
『うーんと…一応証明はできるよー?神凪お姉ちゃん、私のバッグ取ってー。』
「あ、うん。これだよね?」
そう言って神凪お姉ちゃんが私にバッグを手渡してくる。
「ありがとー。えっとねー…………これだね。」
バッグの中を探って1枚の紙と1枚のカードを取り出す。
コメント:
:紙?
:カード?
:なにか書いてある……?
静歩カナ:…それは
:カナさん?
:カナさん?
静歩カナ:性転換症候群診断証明書と患者証明パスカード……ですか?
:えっ
:え
:え?
:待ってそれって個人情報の塊じゃない?
:それ配信で映していいものなの!?
静歩カナ:病院に正規の手続きで問い合わせなければ個人情報は引き出せませんから大丈夫ですけど…
『カナさんの言う通りで、個人情報そのものは載ってないから大丈夫だよー。』
診断によってどんな結果が出たか書いてあるだけだからねー。それに個人情報に繋がりそうなところは手で隠してあるし。
コメント:
:そうなんか
:そうなんだ……
:でも偽造となって可能性は?こういう文書っていくらでも偽造できると思うんだけど…
静歩カナ:…いえ、偽造でもなんでもなく医療機関発行の正式な書面ですね。私が知っているものと完璧に一致します。画面越しなので判別は少し難しいのですが……偽造痕もないようです。
:おぉ
:流石
:さすが医療従事者……
:さすが研究者…
:すごい……
静歩カナ:ただ……“TSF1SP”…これ、本当ですか…?
カナさんがチャットに書いた文字。診断証明書に書かれてる文字列だねー。“上記の結果より所有者はTSF1SPだと診断し、この書面はそれを証明する”…みたいなことが書いてあるんだよねー。
実は私が隠してるところには“TSF1SP-000002”って書いてあるんだけど。…私、これの意味わからないんだよね……
『書いてあるならその通りだと思うんだけど……何か問題あったー?』
コメント:
:確かに
:なんか問題あるの?
静歩カナ:Trans Sexual Female type:1 SPECIAL
:ん?
:カナさんが壊れた!?
:なんかゲームのコマンドみたいなの打ってない!?
:もしくはプログラムのコード…?
:どっちかというとプログラムコードっぽい
静歩カナ:コマンドでもプログラムコードでもないですよ。“Trans Sexual Female type:1 SPECIAL”、これが“TSF1SP”の正式名称です。…意味はそのまま、性転換女性一型特殊。
:???
:ごめんわからん
:ごめんなさい、わかりやすく説明してほしいです!!
静歩カナ:…つまり、“突発性性転換症候群:少女化型”。これまでの記録でも発症者が2名しか存在しない、奇病とされる突発性性転換症候群の中でもさらに稀少とされる症状。ななみちゃんの持っている診断証明書は、診断証明書の所有者がその症状であるということを示してます。
:えっ
:え
:へっ!?
あ、これってそういう意味なんだー……
『…うん、カナさんの言う通り。私は“突発性性転換症候群:少女化型”の発症者だよー。』
コメント:
:嘘ぉ!?
:嘘っ!?
:ホントに!?
:女の子にしか見えなかった…!
:私も…!
:俺も!
静歩カナ:……少女化型ならその女の子らしさにも納得がいきます。少女化型は少女型よりも女の子により近くなりますから……ななみちゃんのその話し方、ほぼ素ですよね…?
『んー?素だと思ってるけどヒナママ達曰く違うっぽいんだよねー…えっと、素はねー……』
そういいつつ自己暗示を解除する。
「……こっちが素かな。私自身はあんまり変えてないと思ってるんだけど、どう思う?」
コメント:
:あ、声がちょっとはっきりしてる
:言葉が伸びてない
:なるほど、少しお姉さんっぽい
:元気な女の子というよりはしっかり者のお姉ちゃんみたいな感じ
:てか変化が凄く早い
静歩カナ:…ななみちゃんの男性時の一人称ってなんでしたか、ヒナさん。
そのチャットのあとに自己暗示を戻す。それと同じタイミングでカードと紙をバッグの中に戻しておく。
「“僕”、だったわね。でも、昔は“私”だったかしら…?どうだったかしら、ミコちゃん。」
「わたし達が小学生の頃は基本的に“私”だったよ、一人称。ヒナさんとななみちゃんが初めて会ったときくらいには女の子に見間違う容姿と話し方だったよ、ななみちゃんは。わたしのクラスの男の子がななみちゃんのことを好きになってそれをわたしが止めてたくらいには……」
『ちょっとまって神凪お姉ちゃん、それ私初耳なんだけどー!?』
え、修二くんだけじゃなかったのー!?
コメント:
:小学生の頃にななみちゃんのことを好きに……?
:その頃って正真正銘男の子だったんだよな……?
:あ、これは…
:もしかして性癖歪めたパターン?
:あり得る
:今みたいな振る舞いを続けてたなら男の子でも好きになってた可能性は否定できない…
「いつの間にか自己暗示戻したのかもうななみちゃんの声になってるし……さっきも言ったけど昔の一人称は“私”が主だったから女の子だと思われやすかったんだと思う。」
「そうなのね…とりあえず今は“僕”って言っていたのは間違いないわ。」
『確かに意識しないと性転換前の話し方はできないねー。声帯が微妙に違うのか標準の声もさっきの声になってるよー。』
「……実際、性転換前でも性転換後でもあまり口調は変わらない気もするけどねー…」
『そうー?私にはあまりわからないんだけどー…』
「……でも、性転換前だとその部分は“わからないが”って言ってたね。地味に変わってるところはあるんだよね。……わたしからすると昔に戻った気もするんだけど……声も……声変わり前に戻った感じ?」
とはいっても私は普通に話してるだけだからねー…
コメント:
:自己暗示はっや
:暗示かかるのはっや
静歩カナ:……一致しています。確かにそれは少女化型の特徴的な症状です。
:ほぇー…
:そうなんだ……
:…でも、ななみちゃんがヒナママの旦那さんって証明できるの?
:確かによくわかんないよな……
:…あの、じゃあ前回のコミケで旦那さんと実際に会った俺から1つ…いい?
:お?なんだなんだ?
:どうしたどうした
:俺さ、ちょうど来てた旦那さんと日奈子ママのツーショット撮らせてもらったんよ。片付け中わざわざ時間取らせてもらってさ。その時の会話って……ななみちゃん、本当に日奈子ママの旦那さんだったら覚えてたり…する?
そのチャットに少し記憶を探る。
『えっとー…それって14時37分かなー?確かにカメラを持って私と日奈子ママに話しかけてきた人がいたねー。ちょうど周囲に人がいなかった状況だったと思うんだけどー……その時に私が言ったのはねー、“別に撮るのは構わないんだが僕と日奈子でいいのかい?日奈子はともかく、僕以外にもいい人はいるだろう?”だった気がするよー?で、そのときに返された言葉が“旦那さんと日奈子先生が一緒に写っている写真を撮りたいんです、お願いします!”だったと思うんだけどー……違うー?』
コメント:
:…え
:声の変化早っ!?
:ななみちゃん、何も意識してないかのようにすらすらと声を変えたよね、今!?
:声帯どうなってんの!?
:これが両声類の本気…!?
:いやどっちかというとこれは多声類じゃ…!?
:ちなみにどう、質問者
:……合ってる。時間も、声もまるっきり同じ……いや、それどころか俺の声まで全部……!?
:ふぁっ
:質問者の声まで!?
:ってことはマジでななみちゃんってヒナママの旦那さんなの!?
『そう言ってるんだけどなー…信じてくれなさそうなのは何となくわかってたけどねー…』
ちょっと落ち込むねー…
当話スパチャ額一覧
璃々 \20000
当話総額 \20000
現時点総額 \341420
実は昔何人か男の子を落としていたということが明らかになった当時男の娘の彼方さんでした。
ていうかななみちゃんの察知能力が何気に……




