No.13 初配信-中
筆が乗ると楽しいです。
筆が乗らないと辛いです。
マシュマロもらったことないので質問とか考えるのちょっと大変…
『えっと最初のふわマロはー……』
コメント:
:どきどき……
:そわそわ……
:わくわく……
『これだー!えっとー…どうしよう、読み上げソフトとか用意してるんだけど私が読み上げた方がいいー?』
コメント:
:読んでー!
:読んでほしい!
『じゃあ読むよー?“ななみちゃんは個人勢ということですが、デビューのきっかけや大変だったことなどあれば教えてください”、だってー。』
コメント:
:王道の質問やなぁ
:でも確かに気になる
『んーと……デビューのきっかけかぁ。……んー……私もちょっとよく分かんない話になるんだけどねー?』
コメント:
:おん?
:ん?
『私ねー?P○O2してたんだよー。しばらく戦い続けてたから疲れちゃって、マイルーム…分かんない人はいないと思うけど、色々カスタマイズできる自室で休憩してたんだよねー…』
コメント:
:P○O2!
:てことはななみちゃんアー○スか!
:いやガーディ○ンの可能性も…!?
:待って、マイルームってことはまさか旧国!?
:戦闘は長く続くと疲れるからなぁ
:目的なんだったんだろ、お金かな?
:ああいうゲームって無限にゲーム内通貨足りないからなぁ…
:ななみちゃんのマイルーム…見てみたいな
:ななみたんのお部屋……
『そしたらねー?一緒にやってた嫁から唐突に“Vtuberになってみない?”って誘われたのー。』
コメント:
:え??
:は??
:???
あ、うん、困惑するよねー…
『ほんとに唐突だったんだよー?何の前触れもなく、予備動作もなくほんとに突然誘われたのー。それで詳しく話を聞いてみたらねー…既に外堀が埋められてたんだー…』
コメント:
:えぇ……
:どういうことだってばよ……
:困惑我、求説明
『もともとVtuberに限らずとも、こういう感じの活動には興味はあったんだー。だけど、まさかこういう形でなるとは思わなくてさー…1週間くらい実感湧かなかったよねー…実際、今でも夢を見てるのかなーって疑っちゃうし……』
……これ、少し誤魔化し入れてるけど嘘じゃないんだよねー…だって嫁って日奈子ママ……奈々ちゃんのことだしー…
コメント:
:まぁ確かに…
:未だに困惑してらっしゃると。
:だが現実だ。
:なら日奈子ママとの繋がりはその誘ってくれた人経由なのか…?
:神凪ママとの繋がりもそこから…?
『日奈子ママと神凪お姉ちゃんはねー、もともと知り合いだったんだよー。』
コメント:
:知り合いだったのか……
:それもそれですごいな…
『それで、大変だったことにも繋がるんだけどねー?日奈子ママと神凪お姉ちゃんが、どうしても私の姿をデザインしたかったらしくてねー…どうしてもママ達の中から外すことができなかったんだー。でも、わがままかもしれないけど、私は香月ママとゆなママの手がある状況で生まれたかったから、すっごくむりやりなんだけど香月ママとゆなママにも協力をお願いしたんだよー。』
コメント:
:知り合いかつ現代絵師二大巨頭を前に別の人がいいとは……
:二大巨頭の圧に呑まれず自己を貫いたのすごい
:ママが4人という現状はそれで生まれたのか…
姫華日奈子:どちらかというと我儘を言ったのは私達の方なのよね…
神凪:そうだね…ななみちゃんはそこまで我儘言ってないよ。
:はぇ…
『日奈子ママと神凪お姉ちゃんは特に問題なかったんだけど、香月ママとゆなママが日奈子ママに怯えちゃってねー…説得するの大変だったよー……』
コメント:
:そらなぁ…
:超有名な2人が目の前にいたら緊張するに決まってるわ…
花咲香月:憧れの存在が目の前にいて緊張しないわけないです……
夢咲ゆな:今でこそ落ち着いたけど最初は本当に怖かった……
:そういや日奈子ママって結構怖い人だっけ?
:あの声色で指導されるとか考えると怖いだろうなぁ…
:見た目幼女なのに凄く威圧感あるよなぁ…
姫華日奈子:リスナーさん?あなた達は私をなんだと思ってるの…?
:ひっ
:ヒエッ
夢咲ゆな:実は話してみるとそんなに怖くない…話し方のせいか少し威圧感あるけど凄く優しい人…
花咲香月:最初のうちは怖くてななみちゃんに泣きついちゃいました…少し恥ずかしかったです…
:涙目の香月ママ……?閃いた
:それを受け止めるママ味のあるななみちゃん……?閃いた
『日奈子ママも元はただの女の子なんだけどなー…』
コメント:
姫華日奈子:
:…日奈子ママ死んでね?
:日奈子ママをただの女の子扱いできるななみちゃんがすげぇ
『え、私声に出てたー?』
コメント:
神凪:出てたよ?
:気づいてなかったのか…
:実際“元は”って言ってるから日奈子ママが日奈子ママになる前のことを知ってたりするのか…?
:でもそうなるとななみちゃんの年齢って……
神凪:みんな?女の子に年齢を聞くのはご法度だよ?
:う…そうでした
『…えーと…次のふわマロ行くけどいいー?』
コメント:
:ええで
:おっけー!
『じゃあ次はー……これー!“歌やゲームが好きだという話でしたが、どんなジャンルの歌を歌いますか?また、どんなジャンルのゲームをしますか?”だってー。』
コメント:
:歌とゲームかぁ
:実際未知数だよなぁ…
姫華日奈子:気を付けなさい、この子の歌は死人が出るわよ……
:え……?
:どういうことだってばよ……?
:復活直後に警告…?
『日奈子ママー!?私ってそんなに歌下手だっけー!?』
死人が出るってどういうことー!?
コメント:
:カー○ィみたいな音響兵器なのかね
:ぺんぺん草も生えなくなるのか…?
姫華日奈子:いずれ分かると思うわ……恐怖で怯えなさい…
:怖っ!!
:怖いな!?でも聞くために待機するぜ!!
『よ、よく分かんないけどー……それで、ジャンルだっけー。んー……そうだねー……』
コメント:
:何が歌えるんだろ?
:割と高い曲歌えそう
ジャンル……ジャンル…………あれ?
『……大体なんでも歌えるかなー?ボカロ、J-POP、アニソンに……演歌と童謡、基本的に歌えないものはない気がするー。』
コメント:
:え……
:大体なんでも歌える…?
:洋楽も行けるのか……?
:男性曲も…?
:いったいどれだけ音域あるんだ…?
『んー……音域かぁ。……あまり正確に測ったことないから確実なことは言えないけどー……5おくたーぶ?あるって言われたことあるかなー?』
言われたのなんて10年以上前のことだから記憶曖昧だけどー…
コメント:
:はぁ……い??
:5オクターヴ!?
:音域広っ!?
:すまん、音楽詳しくないんだがどれくらい広いの?
姫華日奈子:オクターヴっていうのは簡単に言えばドから一つ高いドまでの纏まりの事よ。より正確なことを言えばある音から周波数が2倍になる音までのことになるの。
姫華日奈子:だからななみちゃんの声は2の5乗で最低音の周波数から32倍の周波数までの音が出ることになるわ。
:先生…!?
:これはママじゃなくて先生
:32倍ってヤバくね…?
『ちょっと覚えが曖昧だから正しいか分かんないからねー?あと、日奈子ママ説明ありがとー!』
コメント:
姫華日奈子:
:早
:即落ち
:やはり日奈子ママは日奈子ママだった…
『とりあえず日奈子ママは生き返れ~、生き返れ~♪』
コメント:
:あっ
:うっ
:
:
:ぐっ
姫華日奈子:リスキr
神凪:まっ
夢咲ゆな:
花咲香月:ピェッ
『……あぇ?』
何が起こったか分からなくて首をかしげる。
コメント:
:困惑しててくs
:惨状に理解s
:
:
姫華日奈子:ミ°
:
:た、耐え……ダメ、絶えr
:
:
:キェェェェッッ!!
:
:
:
:
神凪:わっ、何この死屍累々!?
『あ、神凪お姉ちゃんだー……戻ってきたー?』
コメント:
神凪:な、なんとか……多分全員尊死しただけだと思うけど、とりあえずみんなに蘇生かけておくよ。
『……なんでだろ…』
コメント:
神凪:私には何となく分かるけど…とりあえず、日奈子さんは確実に時間かかるよ?だって2回もリスキルしてるんだし…でもななみちゃん、時間大丈夫?眠くない?
『だいじょうぶだよー。まだねむくないからー。』
コメント:
神凪:分かった。でも急いで蘇生措置しちゃうね。
『神凪お姉ちゃんありがとー!』
とりあえずみんな戻ってくるまでにふわまろ探しておこー…
『♪~』
コメント:
:アッ、鼻唄…
:蘇生してきたら可愛い鼻唄で絶命寸前……
:よく聞いたらこれグル○レース…?原曲よりちょっと高いけど。
:鼻唄で原キー越えるのか…
神凪お姉ちゃんこと愛海さんは七海ちゃんこと彼方さんの実妹なのもあるのか七海ちゃん由来の尊死からの復帰力が非常に高いです。
日奈子ママこと奈々さんは七海ちゃんの存在そのものが奈々さんの弱点(=夫・可愛いもの)に精確に刺さっているのでダメージが大きすぎて復帰力が追い付いてません。
香月ママは尊死耐性が低いですが実は復帰力がそれなりに高いです。
ゆなママはそもそもの尊死耐性が0です。復帰力もないので今後もよく尊死する筆頭です。
……あ、そういえば香月ママとゆなママの本名まだ公開してないっけ…




