第12話 昔話
「カイ達の昔話…ね」
国王がちょっと迷う、ネルや皇子に迫られている。カイ君達の昔の話をしろと。
「でも、これはカイ達の話しなわけで、他人が勝手に言っていいような話じゃ…」
「先代は話しても良いんじゃないかと言ってましたよ!カイさんもあなた方に聞けと言ってました。それに私はカイさん達の仲間です」
「お祖父様やお父様のカイ達との出会い、そして昔何があったのか知りたいです!それに私も一応カイ達の友達です!」
と迫られて国王は困っている様子、ここに助け舟を出すとしましょうか。
「ど~も~、カイ君達に力をあげた男ですよ」
「「「!!!???」」」とまあかなり驚いていらっしゃる。
「あ、ちなみにカイ君達とはもう和解済みなので、さっき」
「…い、いや、それはともかくおまえ……」
「……大丈夫なんですか?」
「大丈夫か?治療班呼ぶか?」
皇子、ネルさん、国王様の順番ですね。
カイ君達が僕をボッコボコにすることをさっきまで忘れていたのでボコボコにされました、ボコボコされたて?語呂が良くありませんね。たぶんボッコボコにされた僕の顔に驚いているんだと思います、沸いて出たことよりも。
「ええ、大丈夫ですよ。カイ君達みたく不老不死みたいなもんなので、そいでもって昔のお話少しだけなら知ってますよ~?」
「「ホントに!?」」
「ええ、ホントです。でも話しませんよ、カイ君達にとってもね、あまり良くありませんし。誰しも話されたくない秘密とかってあるでしょう?そんな感じです」
実際はそんなに重くないですけど、一番重い内容なのはカイ君達が絶望したあたりだけなので。
「それに……友達や仲間だっていうなら何も聞かず、本人が話すのを待つのも必要なんじゃないですか?」
なーんか空気重くなっちゃいましたけど、実際大して重い内容じゃないんですよねぇ。
まあこの人達のためにもなるでしょう、たぶん……きっと!
「そういうわけで、後はご想像にお任せしますよ!それでは失礼しました!」
シュバッと立ち去る僕、さあこれからどうなっちゃうんでしょうかねぇ?
僕が知っているのは此処までです、カイ君達のその後は知りません、何処でも会いませんでしたから。
あれから大して年月も経ってませんし、意外とそこらへんをひょこひょこ歩いてたりするかもしれませんねぇ?
「食い逃げだぁぁぁ!!!捕まえろ!」
「ケイのバカヤロー、この時代なってもまだ食い意地はってんじゃねぇぇぇぇぇ!!!」
「だってぇぇー、お腹すくんだもんーーーー!!」
意外と居たりするもんですねぇ、カイ君達を探すには料理のおいしいお店とか大食いに挑戦出来るお店とか探すといいかもしれません、カイ君は結局ケイ君の食い意地に引っ張られてますからね。
それではこのお話は此処まで。
やけに中途半端なのはお気にせず、作者の気まぐれらしいですよ。
ぐっだぐだに完結!
のり「すいませんすいませんすいませんすいません。なんか早く完結させたいなぁとか思っちゃって気まぐれでこうなりました、すいませんすいません」
カイ「適当過ぎだな」
ケイ「呆れてものも言えないね」
のり「此処だとカイ達って毒舌になるよなぁ、それはともかくまた違う時代でのお話も出すかもしれません、その時をお楽しみに?」
カイ「なんで疑問系なんだ?」
ケイ「出すなんて言って出さないかもしれないからだよ、有言実行から程遠いね」
のり「……………………ごもっともデス」
一同「今回でお話は完結ですが、まあ作者の気まぐれで完結したお話。何れは続きを出すかもしれません。無理やり完結させたのは新作書きたい!という願望が心の底から湧き出たためです、永遠の追求者の続編では永遠の追求者の時のことがちらっと出ることもあるかと思いますがとりあえず今は完結です!適当すぎてごめんなさい」
カイ「ホントだめだめな作者だなぁ」
ケイ「というか計画性がないって言えば良いのかな?こういうのは」
のり「………ボロクソ言い過ぎだよ…………」