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第2話 再会

カイだ、どうしてこうもトラブルに巻き込まれるのか誰か教えて欲しいものですね。

「そいつを捕まえろーー!!!」

何か人がたくさん走ってくる。

「そこの兄ちゃんそいつ止めてくれーー!!」

その中の一人のおっちゃんが叫ぶ。

え、俺?

「ケイ、どうにかしてやれ」

ケイに押し付ける。

「あれってカイのこと言ってるよね?」

違う断じて違うと信じたい。

「そうだ!!そっちの兄ちゃんだ!!」

俺かよ、まあいい転ばせりゃ良いだろ。

走ってきた引ったくりっぽい奴を足で引っ掛ける。

「ぶげらっ!!??」

若干疑問系?そんな声を上げながらおもいっきり地面と仲良くなっていた。

「おう!兄ちゃんありがとよ」

おっちゃんが礼を言ってくる。

「こいつが果物奪い去っていくから、追っかけてずっと走ってきた」

そりゃご苦労さん。

「さぁて、果物返してもらおうか」

おっちゃんが転んだそいつの頭を持ち上げる。

ん?誰かに似ているような?

ん〜、とりあえず保留だ。

「おっちゃん、とりあえずこいつが盗んだ果物の代金俺が払うよ」

え!?とケイが驚いたような顔をした。

「カイ、どうしたのさ!?いつもはリンゴの皮までケチってまるかじりにしてるってのに、こんなところでお金使うの?」

え〜、マジかよ?といった目つきで見るのはやめてくれおっちゃん&万引き犯。

「それは、お前が食料やたらと食うからだろうが。俺とネルは普通の量なのにお前がやたらと食うせいで俺達が餓死しそうになったんだろ?」

う……、とケイが黙り込む。

「まあ、とにかく俺が金払うからそいつは見逃してやってくんないか?」

むぅ〜、と唸りこむおっちゃん。眉間にしわがよって怖い感じだ。

「よし、分かった。兄ちゃんが何で金払うのかは知らねえが、こっちは損はないんだそれで手を打とう」

話が早いおっちゃんで助かった。

「サンキュッ!果物の代金、このくらいあれば足りるだろ?」

おっちゃんに金を渡す。

「あい、毎度!」

おっちゃんはそのまま市場に歩いていった。

「んで、カイ。何で見ず知らずの万引き犯を助けるのさ」


「いや、こいつの顔どっかで見たことないか?」


「ん?こいつの顔?ん?ん〜?む!」


「どうした、何か分かったか?」


「王子じゃね?」


「「はぁ!?」」という顔をする俺と万引き犯。


「だって、先代国王とか王子とかに似てない?」

そう言われてみると、そんな気が?

「ん?ん〜?ん〜〜?」

お!

「似てるな」


「でしょ?」


「おいちょっと待てそこ」

万引き犯がついに話始めた。

「何で知ってる?」

あ?

「何が?」


「俺が王子だってことを」


「いや〜、そんなことはどうでもいいから王城行こうよ?」

とケイ

「ネルは?」

と俺

「確か、ギルドに旅人申請してくるって言ってた」

なるほど

「そっか、そうしなきゃ俺達の仕事手伝えないもんな?」


「だから、なぜ知っている?」


「あ〜、メンドイな〜。大体王子の顔くらい、お披露目とかあるでしょ?それで見たってことにしておいて」


「それより、何で万引きなんかを?」

王子なら基本なんでも手に入るだろ?

「スリルが楽しみたかった、後悔はしていない」

どこの通り魔発言だコラ、見た目に似合わずやんちゃなお年頃なのかね?

「まあ、とにかく王城連れてってよ、なんなら門の前で待ってるから、先代と現国王にカイとケイとその他が来たって伝えて」

王子が訝しげな顔をする。

「お前らは知り合いなのか?」


「ん、一応ね?」


「まあ、一応は」


「分かった、助けてくれた恩もあるし伝えてみるだけ伝えてみる、……が!取り合ってくれないと思うぞ?」


「ん、とりあえず伝えてみて」


「分かった、王子の名にかけて伝えることを約束しよう」

むぅ、この王子は礼儀正しいのかどうなのかいまいち分からん。

「とりあえず、ケイ」


「何?」


「ネル来るまで待ってろ、ネルと合流しだい門に来れば良いから」


「え〜?」


「え〜?じゃない、お前が昨日食べてしまった俺の食料の分の罰だ」


「うぅ」


「良く分からないが行くぞ?」


「ああ」


そんなこんなで王城に入ることが出来るようになった。

まあ、門のところで待ってるけどな。

先代と現国王に伝えてくれりゃ確実だ。

ネルが気絶するぞ?こりゃ。


ラズ「どうも〜、こんにちはの人も居ればこんばんはの人もラズリィです。

今回「再会」どうでしたか?王子様との再会です。どうしようか?」

カイ「とりあえず、今までのケイが大食いという設定を無くしてくれ」

ケイ「それじゃ、僕のキャラが成り立たないじゃない?」

ラズ「面倒なのでパス、とりあえず次回予告でタイトルは予告しないことにします」

カイ&ケイ「何で?」

ラズ「ん、それは書きづらいからですかね?」

カイ「つまり作者本意の書き方じゃねーか」

ラズ「しかたないじゃないですか、まだまだ初心者なんですから」

ケイ「実はたまにスランプに陥ってしばらく書いていない時があるだけなんだけどね」

ラズ「そう言うの暴露すんな!!え?あ、すいません。取り乱しまして、とりあえず次回は王城突入すると思います」

カイ&ケイ「できたらいいね(な)」

ラズ「うぐぅ、まあ気を取り直して、評価感想もお待ちしております」

カイ&ケイ「では、また次回で」

一同「評価感想お待ちしております、では次回もお楽しみに〜」






ラズ「新作書きてぇ〜」


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