序章 二人の旅
僕は誓った
何時の日か必ず普通の体に戻ってやると
僕は誓った
何時か友と共に普通の体に戻ると
そう、僕らはあの日に誓いをたてた
二人一緒に必ず元に戻って曲げられた人生をやり直すと
「次は何処に行くんだっけ?」
僕は聞く
「次は確か……あれ?」
「どうしたの?まさか地図無くしたなんてベタなことは無いよね?」
「それが、その……まさかなんだ」
「またか、次に地図買ったときは僕が持ってるからね?前に言ったよね?次に地図無くした時は僕が地図を持つって」
「でも、ちゃんとカバンに入れたはずなんだよ?ちゃんとこの細かいものを入れられるところに入れたんだけど」
「まあ良いよ。もう慣れちゃったから」
「うう〜、ごめんね〜?でも確かこの道を道なりに行けば街に着くはずだから」
「じゃあ後どのくらいで街に着くのさ、迷うことが無いからって距離が長すぎたらやばいんだよ!?少なくとも今日中には着かないと」
「まあ最悪食料は僕が森で何か採ってくるよ、森の知識だけは誰にも負けないしさ」
「んじゃ気を取り直してさっさと進もうか?」
「そうだね〜」
僕らは気を取り直してその道を進んでいく………。
新作書きました。
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