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日常は簡単には崩れない

クリスマスに向けてリア充が大量発生してきましたがこのうちのいったい何組が年明けにリア充として残っているのでしょうか。彼氏彼女に振られていまにも泣きそうな人々を見るのはとてもとても爽快なのでこれからもリア充の皆さんメシウマ話をよろしくお願いします。ちなみに彼氏彼女がいるだけでリア充とはいいません。覚えといてね

あれから特に何かあるわけでもなく、適当に授業を聞き流し、ただただ時間がすぎるのを待つそんな普段通りの学校。

1限、2限、3限と過ぎていき、いつしか6限が終わろうとしていた。

また何も起きなかった…やっぱり今朝の違和感は気の所為か。

「〜〜って感じで〜〜だから、っと、もうこ んな時間か。んー、もう終わりでいっか。」

なんだかダルそうな声と口調で高橋教員が時計を眺める。

こんなだらけた教員だが、実は広く人気がある。俺よりもこんな怠慢教員のほうが男子からも女子からも人気があるのは大いに気に食わない。俺と奴の何が違うというのか。神様は全くもって不平等だ。

こんなやつ…こんなやつ……不祥事起こして皆に嫌われればいいんだ!!

「そんじゃ授業終わったついでにHR始めるけど」

お、珍しい。いつもなら挨拶だけして終わるHRを始めようとしてる。何か話があるようだ。

「知ってるやつもいると思うけど、最近通り魔やら露出狂なんかの不審者の類が多発しているそうなんで、集団下校とはいかないが数人で帰るように。一人で帰って何かあってもあれだしな。以上、解散ー。」

なんか結構大事な事言ってるはずなのに緩い。緩すぎる。こいつ本当に教員か?まぁいいや、HRも終わったことだし帰ろ。

「おいサトシ〜、帰ろうぜ〜」

…またあいつかよ……。

俺の名前を呼んで近寄ってくる奴の名前はタケシ。タケシとは中学の頃行ってた塾からの仲で、俺の数少ない友人の一人だ。決して嫌なやつではないしむしろ良いやつなんだけど…何故か俺の所にばかり来る。顔も体型もかなり整ってて、俺なんかが釣り合うような相手じゃない。嫌いなわけではないんだ。ただ、一緒に歩いてると周りからの視線が痛くて、ちょっと嫌なだけだ。嫉妬とかじゃないぞ!妬んだり羨ましく思ったりなんかしてないからな!してないから!!な!!!

「おう、帰るか」

素っ気ない返事だと思うか?俺らはこれでいいんだよ。あ、言葉がいらないほど仲が良いわけじゃないからな。何故かあいつが俺の家族でも知らないような秘密を知ってるんだから俺の性格くらい熟知されてるだろってことだからな。これは信頼って生易しいもんじゃない。諦めだ。

さぁさぁ、後書きの時間がやってまいりましたよ。まぁ、書く気力もないので挨拶だけ。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

次の更新もよろしくお願いしますね。-たろ

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