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魔法世界の剣術士 上  作者: 相會応
魔法生たちの憂鬱
8/211

1

 呑気だと感じる小鳥のさえずりが聴こえる朝。夜が明け、太陽の日差しが寮室の窓から差し込んでいた。

 誠次せいじは、寮室の二段ベッドの上で目を覚ました。


「……」


 ずんと重たく感じる身体の上半身だけを起こし、誠次はしばし呆然とする。

 昨夜。少女――香月詩音こうづきしおんと出会い、゛捕食者イーター゛と初めて戦って、勝った。それは夢ではない、はずだ。

 ベットの横に置いてある剣をぼんやりと眺めていると、近くの電子時計が目に入った。 

 現在時刻は午前七時四九分。

 ヴィザリウス魔法学園のHRは八時からだ。


「や、やばいっ」


 二段ベッドから飛び降り、誠次は急いで魔法学園の制服を着る。他のルームメイト三人は、一足先に教室に向かったみたいだ。

 昨夜は寮室に帰って来たあと、すぐさまベッドに飛び込んだので、授業を受ける準備も何もしていなかった。ぱぱっと顔だけを洗い、誠次は急いで寮室を飛び出そうとした――が。


「持ってかなくちゃ、駄目だよな……?」


 立ち止まり、二段ベットの上から剣を取って、誠次は背中にかけていた。


「広いし、やっぱり部屋が多いな。うかうかしてると迷子になりそうだ」


 寝泊まる寮室がある寮棟から、教室のある学科棟へと、誠次は通路を駆けて急ぐ。遅刻で目立つなんて真似はしたくないのだ。

 八ノ夜はちのやのおかげか、夜の外に人は出ないと言うことが当たり前となっていることが幸いとしてか、誠次と香月こうづきの夜間外出は大して知れ渡っていないはずである。 

 クラスは1-A。教室まで走ってたどり着き、閉まっていたドアを開ける。


「……」

「……」


 そして誠次は、総勢五〇ほどの盛大な視線を味わう。


「遅れてすみません」


 無言の視線には無言の視線で返す、とまではいかず、誠次は頭を下げていた。遅刻は絶対にするものではないと、内心でしみじみ感じながら。 


「ギリギリだなー剣術士」 


 気の抜けるような声で誠次を迎えたのは、1-Aクラス担任であり、魔法科担当教師である林政俊はやしまさとしだった。

 魔法学園の魔法科教師は全員三〇歳以下であるはずだが、ぼさぼさの髪に顔は一見整ってはいるがぼうぼうに生えた無精髭。そしてだらけたネクタイシャツ姿で、オヤジの様相を醸し出している。


「おはようございます林先生。あと、出来れば天瀬あませでお願いしたいのですが」

「いいから座れや、剣術士」


 誠次にすれば全くもってよくなかったが、林は取り合わずにあごをくしゃっていた。

 名簿順では誠次はア行であるが、席は大学のようにクラスに入室した者から好きな所に座って良いことになっている。――ちなみに、後ろの方の席はやはり人気だ。教室自体は全体的に白を基調としたよくある内装である。

 一学年生の一クラスはだいたい五十人ほどで、A~Gまでの七クラスがあった。最初こそクラス数が多いとは思ったが、ここは東日本の魔術師のひな鳥たちを一斉に閉じ込める城だ。妥当な数なのだろう。


「……無念」


 そして当然ながら、誠次は一番前の席となっていた。所謂いわゆる、特等席である。


「一〇日目にして里帰りかと思ったぜ?」


 誠次が着席するなり、林が言ってくる。その顔はしめしめと、いつかの時代の悪役のようににやけている。


「帰る里が、俺はここだけですので……」


 誠次は冴えない表情で髪をかいていた。

 

「そう言う昔の魔術師の話、今も人気だな――」


 などと林は得意げに言ってくる。

 本で読んだ誠次も、昔は淡い幻想を抱いて真似をしたりして、自分で杖を作ったりしてみたっけかと思い出していた。当然、なにも出来ないが。


「昔ながらのみんなが思う魔法使い像ってやつだなあれは。まあ、今の世の中とてもあんなファンタジックな世界じゃないのが現状だ。人を優先して狙う怪物は夜にいるし、全く夢も希望もねぇぜ」


 ため息混じりのネガティブすぎる林の言葉に、クラスメイト内が失笑に包まれる。

 そうだ。

 周囲の視線がひとまず落ち着いたところで、誠次はクラスの中を見渡してみる。


「――あ、いた」


 誠次は思わず呟いていた。


「……」


 本当に同じクラスだった香月詩音こうづきしおんは、窓際の席に座っていた。

 胸元まではある銀色の髪に、紫色の瞳。やはり、香月は充分に目立つと思う容姿だった。

 今まであまりクラスの人と視線を合わせないようにしていたので、未だに顔と名前が一致していないのもあるが、それだとしても、よくも今まで気付かずにいられたと思う。


「……」


 頬に手を添え、香月は呑気そうに外の風景を眺めていた。存在を隠す《インビジブル》はどうやら使用していないらしいが、周りの生徒たちと話すことも無く、自らの存在を示すこともせずに、ただただ静かに佇んでいる。


「よし、じゃあHRを始める。知ってる奴もいるとは思うが、一週間後にテストがある。……いや、ありやがる……」


 最初はきりっとした口調の林が、後半には至って面倒臭そうな声を出していた。

 結局香月とは目も合わすことが出来ず、誠次はクラス正面方向に姿勢を正す。


「早……」


 四月は早いと思ったが、学園紹介のHPでさらっと見たところによると、魔法学園のテスト自体が四月と十一月に二回だけと言うことで前年度の復習を兼ねているらしい。一年生は小中学までの範囲復習だそうだ。

 教卓に手を乗せる林は何故なぜかにやりと笑っていた。


「お前たち魔術師にとって初めてとなるのが、゛魔法学まほうがく゛と゛魔法実技試験まほうじつぎしけん゛だ」


 林の言葉に、クラス中が一気にしんとした空気に包まれた。

 魔法学は魔法に関した座学だが、魔法実技試験とは一体? おそらくそんな考えが、クラスメイトたちの脳内で広がっているのだろう。


「魔法実技試験?」


 誠次も、そうであった。


「魔法実技試験だが、お前らには魔法を使ってこの学園の先輩と戦ってもらう。模擬戦ってやつだ」


 如何いかにもうきうきと、楽しそうな林の言葉。


「え、無理じゃね?」

「前に授業参観で先輩の魔法実技模擬戦見たけど、レベルが違ってたよな……」 

「やだ、なんか怖くない?」


 先輩と戦う。その言葉に、クラス中が重たい空気と小さな悲鳴に包まれていた。


「一週間、眠れない日が続くな。魔法で怪我させられないように気をつけろよ」 


 満足そうに笑った林は、不安に包まれる生徒たちの様子を見届けると、「煙草吸ってくる。HR終わり」と有無を言わさずクラスから出て行ってしまった。

 ヴィザリウス魔法学園魔法学担当、林政俊。あくまで学園教師であり、一流の魔術師であるはずだ。……おそらく。


 一時限目いちじげんめの英語授業が終わり、一〇分間の休み時間。

 魔法学園ではあるが、魔法が関わる以外はやはり、普通科の高校と目立った違いはないようだ。むしろ普通科に加えて、魔法科と言う授業を余分に受ける分、そこらの高校よりはタイトでハードなスケジュールのはずであった。


「そこの記念すべき1-A初の遅刻者くん。学園の中見てまわんね? 面白いところとかありそーじゃん?」


 後ろの方より志藤が笑いを堪えながら、やって来る。


「遠慮する……」


 志藤のアグレッシブな提案に、誠次はつまらなそうな表情で即答し、両腕を組んで机に突っ伏す。休み時間でも、誠次はあまり教室から出ないことにしている。

 それに対し志藤は、わざとらしく大きなため息をついて、


「いじけるなよ悪かったって。この学園デカいのに、つまんねぇヤツだな」

「単純に考えてみろ。凶器持ってる男が室内うろついてたら怖いだろ?」


 誠次は正面を向きながら困った顔で言う。昔から志藤には、心情面でいつもからかわれるなと舌を巻きつつ。

 ここは日本。剣と言う名の凶器を背負っている男子生徒など、気味悪がられて当たり前なので、教室に引きこもるのが鉄則だと思っている。事実、最初の一、二日で意気揚々と廊下に出た際、結構な勢いで引かれていた。もう二度と味わいたくない視線の山だ。だからと言って教室にこもっているのも、不便と言えば不便である。


「いや、もっと単純に考えろ天瀬。……外せば良いんじゃねえのか?」


 志藤なりに自信を込めた一言だったようだが、誠次は首を軽く横に振っていた。

 そして、視線を落とし、身体をわざと震わせ、


「剣を渡してきた八ノ夜理事長いわく、学園内では寮室以外絶対に外すな。もし外したら俺の何かが爆発するらしい……!」 


 頭に手を添え、なにかの叫びの絵画の如く、誠次は恐ろしげに言う。


「怖!? ちょっとあの美人理事長に幻滅しちまうな……」


 志藤は志藤で、両腕で自分の身体を抱きしめるジェスチャーで身震いしていた。

 まだ休み時間中のクラスの前方ドアが勢いよく開かれたのは、その直後だった。


「おい聞いたか? 次の授業魔法実技だってよ!」

「実技っ!? やった楽しみ~!」


 どこからか帰って来たクラスメイトの一人が言った途端、教室中が色めき立ったようだった。


「魔法実技か。って事は、次の授業は演習場か」


 志藤も周りのクラスメイト同様、面白げに言っていた。

 例えるならば、始めて行う小学校の理科の実験や、家庭科の調理実習前と同じようなワクワク感が巻き起こっているのであろう。


「俺はこの先、どこへ、向かうのだろうか……」


 一方で誠次はがっくりと項垂れてから、悟りを開き始めていた。

 一〇日目の本日。実に、この学園で初めて行う魔法実技授業だ。

 つまり、初めて実際に魔法を使う実習だ。

 つまり、魔法が使えない誠次は、何もできない。


「魔法学園の魔法実技、楽しみだなっ! ……って天瀬? 魂抜けてるぞ……」


 志藤は楽しそうに苦笑しつつ、こちらを見て来た。

 誠次は頭を抑えている。

 魔法学園の先輩との戦いとなるらしい魔法実技試験。そこまでに、一学年生は魔法戦に関する基礎的な知識を学ぶと言うことだろう。

 誠次が受けた初めての魔法実技は小学校のとき。簡単な魔法の実技はこの時代、義務教育の一貫である。魔法世界で唯一魔法が使えない異常な男の子として、その時に、誠次は周りとは違うと言うことを思い知っていた。

 よって、嫌な思い出しか誠次にはなかった。


「はぁ……」


 まるで黄色いオーラでも見えて来そうなほど楽し気なクラスメイトたちを眺め、誠次は思わずため息をついてしまう。


「まあまあ。そろそろ行こうぜ」


 苦笑した志藤が組んでいた腕を離し、かけていた誠次の机から立ち上がっていた。


「ああ。持ち物は魔術師おまえらはなし、俺は剣か」

「ソードジョークってやつか?」

「面白いだろ?」

「いや、全然」


 冗談を言い合い、志藤に習って誠次も立ち上がろうとしたその時、突然目の前を白い存在感が横切っていた。


「……」


 香月詩音だ。

 香月は無言のまま、教室の前の方のドアから外へ出て行く。進行方向にいた談笑している二人のクラスメイトの女子が、香月のことを察知して無言となり、道を気まずそうに開ける。


「俺かよ……」


 誠次は思わず、そう呟いていた。


 ヴィザリウス魔法学園、第四演習場。

 1-Aの生徒達は皆、魔法実技授業まほうじつぎじゅぎょうの為に学園の地下にある演習場に集合していた。広さはおよそサッカーグラウンド一つ分ほど。

 許可さえあれば、魔法生まほうせい――魔法学園の生徒の意――は授業が無い時間は、ここで魔法を試すと言うこともできるようだ。


「広いし、これが何個もあるんだよな」 


 誠次せいじは、演習場に併設されている簡易教室にいた。


「お前たちは今まで何となくと言う感覚で魔法を使用していたはずだ。だがこれからは魔術師として、しっかりと扱い方を学んで貰う」


 担任であり、魔法科担当の林がみんなの前に立ち、魔法実技の講義を開始する。みんなは真剣にその講義を聞いていたが、魔法が使えない身にしてみれば、複雑な気分だった。


「俺達の体内にある魔素マナ。そして今も吸ってる空気中にある魔法元素エレメント。その二つの元素のバランスをとってこそ、より強力で安定した魔法が使えるんだ」


 林が口に出した二つの魔法物質まほうぶっしつ――゛魔素マナ゛と゛魔法元素エレメント゛。この世で魔法を発動する時に必要な、魔法の元となる物質だ。

 それは二〇五〇年より以前までは、この世に存在してすらなかったものらしい。


術式構築じゅつしきこうちくは何段階かのプロセスによってけられる。想像そうぞう展開てんかい操作そうさ構築こうちく発動はつどう……」


 林は慣れた手つきで、口頭で説明しながら実際に術式を組み立てていた。

 魔法発動の手順だが、まず頭の中で、起動したい魔法をイメージする。

 例えば明かりを灯す魔法を使いたければ、自分が魔法式まほうしきから光を放出すると言う大雑把なイメージをすれば良い。

 そこまでは誠次も、三〇歳以上の者も出来ることだ。

 ――問題はここからだった。

 展開と呼ばれるプロセスで、゛普通゛の者ならば自然と念じるだけで自身の目の前に魔法式が展開される。

 誠次にはそれが出来ない。どんなに念じても、魔法式が出ないし目の前に浮かんだりしない。

 (誠次を置き去りに)続いてだが、魔法式の周りに記号のような文字が浮かぶ。操作と構築のプロセス開始だ。発動したい魔法によって異なるその文字列を、パズルのピースの如く正しく円形の譜面ふめんに当てめれば、いよいよ発動だ。

 頭にイメージした魔法は現実の力となって、具現化するのである。


「……わけが、わからない……」

 

 林の説明が終わったところで、誠次はさらに悩んでいるのであった。


 林の教え通り生徒たちは、次々と術式を空中に浮かべては、ガラス細工のような壁の魔法を生み出していた。

 下位防御魔法かいぼうぎょまほうの一種、《プロト》の復習実技だ。――魔法には術式構築の難度によって、下位魔法と高位魔法に別けられている。

 魔法の障壁を発生させ、物理的、魔法的干渉から身を守る魔法《プロト》。

 単純でも、防御魔法の原点にして頂点、とも言われている。


「俺の凄くね!?」

「見て見て!」 


 少年少女たちが、次々とゲーム世界のような光景を繰り広げているのが、魔法が使えない身にすればどこか恐ろしかった。

 しかし、これがこの世界での少年少女の中では普通のこと。


「みんな凄いな……」


 誠次自身、こうなることの覚悟はしていたが、いざここまではぐれ者の身の気分を味わうのは、中々であった。

 誠次は、試しにと自分の手を天に向けて掲げてみた。

 そして、魔法の壁を生めと、念じるように目を閉じる。


「……無理、だよな……」


 ――出たのは魔法式ではなく、ため息だけ。

 空気を掴むように、なにも生まない右手を握り締め、誠次は冷めた表情をしていた。


「――ぎゃあぎゃあ五月蠅いぞ、若造ども」 


 誠次と対照的にはしゃいでいる周りの生徒たちの中、林がやれやれと短い髪をかいていた。


「魔法が好きに使えて楽しいのはわかるが、授業中だぞ。これからペアを組んでもらう」 


 そこでと、林は手に持っていた箱をこれみよがしに見せつけて来る。


「さすがにこの環境でペア作ってはぐれ者出すなんて嫌なことは俺はしない。老骨に鞭打って、クジ作って来てやったぜ。仲良く頼むぜ?」


 紙のクジの結果、誠次は桜庭莉緒さくらばりおと言う女子生徒とペアを組むこととなった。


「まあ、よろしく桜庭さん」

「あ、よ、よろしくー。天瀬……君?」


 天瀬誠次と桜庭莉緒。二人の距離は、おおよそ会話とは呼べないほど離れている。

 その女子、第一印象、今時の女子高生。

 極端に短いスカートからすらりと伸びる、健康的な色合いの足。髪は紫がかったダークグレーで肩まで流し、花の可愛らしい髪留めをしている。

 丸く大きな目の色は、明るく澄んだ黄緑色で、端正な顔立ちと合わせて見れば、見る者を元気にさせそうな何かがあるようだった。


「えーっと……」


 ただ、今その目は気まずそうにあっちこっちを泳いでいる。

 試しに誠次が一歩近づくと、桜庭は一歩下がる。本能的な行為か、否か。


「あの、取って食おうってわけじゃないんだから……」


 誠次は後髪をかいて、気まずそうに声を出す。

 取り敢えず、言葉でどうにかするしかない。自分は怖くないと、相手にわからせる必要がある。そんなことをしなくてはならない自分を恨むのは、今この瞬間ばかりではない。


「そ、そうだよね! ごめんごめんあははー……」


 桜庭はどうにか場を仕切り直そうとしてか、乾きに乾いた笑顔をしていた。

 

(な、なんだこの尋常じゃないほどの罪悪感……! って、なんで男子と女子混成なんでしょうか林先生!?)

 

 誠次は慌てて、周囲をきょろきょろと見渡すが、


「よーし。じゃあペア同士での《プロト》の訓練開始だ!」


 林はもう誠次のことなど眼中にないようで、よく通る大声で、演習場に広がる生徒たちに号令をかけていた。


「特別扱いされないってことでは嬉しいけど……。桜庭さん?」


 気づけば、桜庭が恐る恐ると言った感じで、こちらを見ていた。


「それじゃあ……あたしたちもやろっか?」

「お、おう。……あと、そんな警戒しなくても大丈夫だからな? 身構えてないでくれないか? あと、距離遠すぎませんか……」

「ご、ごめん……」

「い、いや……」

「……」

「……」


 かくて、魔法学園初の魔法実技、防御魔法《プロト》の習得授業が始まった。

 誠次を除いて。

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