【あとがき】
毎回恒例、あとがきです。
今回も『あとがき代わりに20の質問(http://akitaro.moo.jp/atogaki.htm)』をお借りいたしました。
1.この小説を書き終えた、今現在の心境を一言で簡潔に言い表してください。
⇒こんな長くなるとは思わなかったので、めちゃめちゃホッとしてますね。ちょっと終わらないかと思いましたもん…。
2.この小説を書く上で、一番書きやすかったところはどこですか?
⇒瑞希が腐について語るところ(笑)
3.この小説を書く上で、一番苦労したところはどこですか?
⇒告白シーンっていうか、直生が瑞希に真実を打ち明けるところ。いろいろ案はあって、どういう風にしようかなってかなり悩んだんですけど、結局あんな感じになりました。
4.ボツにしたタイトル、仮タイトル、執筆中のコードネームなどありましたら教えてください。
⇒具体的にはよく憶えていないんですが、『腐的☆恋のレッスン』的な感じのふざけた題名にしようかなとは一瞬考えましたね(笑)
5.タイトルの由来(意味)は何ですか?
⇒まぁ、読んで字の如くとしか…。
6.この小説を書き始めるきっかけはなんでしたか?
⇒ツイッターで『腐女子の生態』や『本当にあったホモな話』などのツイートをバーッて読んでた時に今回のお話をちょっと思いついて、それを何気なくツイートしてみたところ「読みたいです!」って言ってくださった方がいらっしゃいまして。それで、書いてみようかなと。あと、私自身も瑞希と同じ性癖を持っていたからっていうのもあったりしますね(笑)
7.この小説を書く上で、何か影響を受けたもの(他の作品や、他媒体の創作物など)はありますか?
⇒上記のとおり、ツイッターですね。
8.これがあったから、この話がかけました!(これがなかったら、かけませんでした!)というものはありますか。
⇒例のごとくワード様ですよ。それから、ツイッター。
9.ボツにしたストーリー展開を教えてください。
⇒直生が瑞希に真実を全部語ってから一回別れさせて、それから恋心を自覚した瑞希が後日改めて直生に告白するって流れにしようかなと最初は考えていました。また、その時には直生に土下座ではなく、ハグをさせようと思っていたんですよ。でもそうするとギャグ要素が極端に減るので、二度目の土下座をさせるに落ち着きました。
10.プロット(思惑)どおりに進みましたか?
⇒んー、そもそもプロットなしで書いたので。最初(瑞希が直生から暁のことが好きだという相談事を受ける)と途中(三澄さんに呼び出しを受ける)、そして最後(直生が暁を好きというのは嘘で、本当は瑞希に近づきたかっただけだった)だけはざっくり決めていたんですが、細かい流れは話を進めるにつれだんだん決まってきたという感じです。
11.これが書きたくてこの話を書きました、という部分はどういうものですか?
⇒んー……特にない、ですかね。強いて言うならこのお話自体が、サクッと笑えるラブコメディが書きたかったために書いたものです。
12.一番こだわったところはどこですか?
⇒瑞希の腐女子っぷりを前面に出すため、結構いろいろこだわりました。たとえば、家族全員がそういうの大好きっていう設定にしてみたりとか。
13.一番好きなキャラクターと、一番嫌いなキャラクターを、理由つきで教えてください。
⇒好きなキャラは、結鶴と三澄さん。一番って言ってるのに二人いますが、どっちも同じくらい好きなんですよ。
嫌いなキャラは…もちろん、言わずもがなですよね。
14.実際にいたら嬉しいキャラクターと、実際にいたら厭なキャラクターを教えてください。
⇒いたら嬉しいのは、結鶴かなぁ。黒幕系キャラが一人友達にいたら、それだけでなんか心強いですよね(笑)
厭なのは…うーん、特にいないかなぁ。
15.この人にはこの言葉を言わせたかった!という台詞をキャラ別にどうぞ(実際に言わせていなくてもOK)。
⇒瑞希:「でも、怒っているのは本当です」
直生:『直生、って呼んで』
結鶴:「あんたが真正の腐女子ってことは、まぎれもない事実なんだから」
暁:「あはは。ナオって本当可愛いよなぁ」
三澄さん:「ファイナルアンサー?」
柚希:「姉さまぁ」
16.この小説の登場人物たちを使って、別の話を書く予定はありますか?
⇒番外編の構想はいくつかあるんですけどね。うーん…柚希か三澄さんを中心に何か書いてもいいかなぁとか思ったりはしてます。まぁ、ノープランですけどね。
17.この小説の中でこの部分が一番会心の出来なのです! というシーン(か台詞)を抜粋してください。
⇒短いんですけど、ここですかね。
「単刀直入に言うわね。……あなたは、佐倉くんと一体どういう関係なの?」
「直生くんと、ですか? クラスメイトで、同じ図書委員で」
「それ以外には?」
なんだか、三澄さんの視線が険しくなっています。……どうしましょう、ちょっと怖いです。
「そ、それから……えぇと、最近ちょっとした相談に乗って差し上げているので、よくお話はしますね。でも、それだけですよ?」
「……本当に?」
「えぇ、本当に」
「ファイナルアンサー?」
どうして某クイズ番組のような尋ね方になっているのかは甚だ疑問ですが、わたしにとっても――きっと直生くんにとっても――答えはもはや一つしかないため、自信満々に答えます。
「ファイナルアンサーです」
「……」
だから、どうして某クイズ番組のような雰囲気になっているのですか。それはもしかして、あなたにとって最近のマイブームだったりするのですか、三澄さん。
我ながらこのノリが好きなんですよねぇ(笑)
18.この小説で取り上げたテーマやアイデアに、もう一度別の形で挑戦してみたいですか?
⇒腐女子はもういいです(笑)
でも、同級生同士の恋愛とか学校を舞台にしたやつとか…そういうラブコメ系っていうのは、また書いてみたいですね。私、基本年の差(男の人の方が年上)恋愛が好きなので、普段そういうのしかほぼ書いてないんですよ。しかも毎回学校以外が舞台だったり、妙にシリアスだったりっていう。だから、ここはもう少し幅を広げるという感じでね。
19.何か、これだけはしておきたい言い訳というのはありますか?(笑)
⇒一応コメディ風味を目指して書いてみましたが、もしスベっててもそっとしといてやってくださいorz
20.最後に一言どうぞ
⇒ほんの思い付き程度で始まった本作ではありますが、このようなラブコメ系は初めて書いたのでとても楽しかったです。至らない点も多かったかとは思いますが、とにかくここまでお付き合い頂きありがとうございました。番外の構想もございますので、お暇ならそちらの方も引き続きお付き合いいただけると嬉しく思います。
ここで一旦、完結済み表示といたします。
後々、番外編といいますかアフターストーリー的なモノをもう少し書いていく予定ですので、その時はどうぞ御贔屓に。