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200文字小説集

胸騒ぎ(200文字小説)

作者: 日下部良介

節電の影響で路地の外灯は殆どついていない。


正面から1台の車が近づいてくる。

そして、車は僕の前で止まった。

見覚えのある車…。


ドアが開いた。

胸騒ぎがする。

運転席から女性が降りて来た。

僕の方を見ている。

「君は…」

1年前に交通事故で亡くなった恋人。


「覚えてない?」

と彼女。

もちろん覚えてる。

「でも、君は死んだんじゃ…」

彼女は僕の肩に手を置いた。

冷たい手の感触。


彼女は僕の耳元で呟いた。

「死んだのは双子の姉よ」




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― 新着の感想 ―
[一言]  双子シリーズ!  あれ? 今度は入れ替わりですか?   もしかして、あの女が彼の彼女を妬んで殺したんじゃあ――?   
2012/01/13 22:57 退会済み
管理
[一言] 何故恋人さんは一年間も生きている事を黙っていたのか…? ちょっと、この先が気になってしまいますね。 ほんと胸騒ぎがします。
2011/08/18 16:02 退会済み
管理
[一言] しばらくぶりの双子だ! 日下部先生、夏ホラーバージョンですね。
2011/08/01 16:27 退会済み
管理
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