特別訓練
僕は3時間ほどお叱りを受けた。しばらくの間敷地外に出られないことになった。歩き回っていると襲撃されて死ぬかららしい。僕はしばらく部屋で筋トレしかできなくなった。
「(煌)だから!頼む!!あいつは今のままじゃ破壊者どころか天空にも勝てない!お前の力を貸してくれ…!」「(???)頭上げてくださいよ!先輩!元より俺があいつに色々教え込んだのが原因で立ち向かってしまったんで!俺が頑張ればいいんすよね?」「(煌)頼んだぞ…。雷敏!!」
ノックの音が聞こえた「(雷敏)入りまーす!筋トレ頑張ってるかい??」「はい!今このサポートアイテムの使い方にも慣れてきt...(雷敏)ところで!能力ほしい?」唐突な謎の勧誘に理解が追いつかなかった。「…も…もらえるならほしいですけど無理じゃないんですか?僕は煌さんや破壊者みたいな特異体質とかないですし……」「(雷敏)違う違う!自分の力で掴むんだよ!」「でも…龍さんのような恵まれてる体格でもなんでもないですし…」「(雷敏)火事場の馬鹿力だよ」そう言い笑った。
「……マジで言ってます??死にますってこれぇぇ!」次の日。目が覚めると溶鉱炉の真上に吊るされていた。「(雷敏)ゆっくり下ろしていくよーでも、この縄は緩いし身動きは取りやすい。ただ暴れるとどうなるかもわかってるよね」そう言い不敵な笑みを浮かべた。