集まり
結果僕は約半日走り回り倒れてしまった。目が覚めると休憩室で煌さんと知らない男の人がいた。「(煌)おっ、やっと目ぇ覚めたか。一応心配してたんだぞ。」「(??)俺疲れたんで寝たいんですけど」「(煌)とりあえずは良いよー。」「あの人は誰なんですか?」「(煌)あの人はね癒希っていう人で、能力は『再生』だよ。基本あの人がいないと僕らの活動は成り立たないからね。言っちゃ悪いけど裏方役だね。だから英雄として言われなかったんだ。可哀想だよね。」聞いたところによると英雄に選ばれなくともまだ仲間がいるそうだ。
「明日から本格的なことをしていくからね。寮と言って良いかわからないけど、外に宿あるから泊まってってね。僕らもその宿に泊まるしなんかあったら呼んでね。」そうして僕の大変な初日が終わった。
次の日。「(??)先輩!新しい子はどこすか?」「(煌)きっとまだ部屋だね。昨日張り切りすぎて気絶させちゃって…」「(??)え!?また辞められたら困りますよ!まったく…相変わらず先輩たちは力加減下手くそなんすから…」
「(煌)おはよう。不人。改めてよろしく。僕らの活動内容は単純。異能犯罪者を捕まえるもしくは殺すこと。殺していいかは指示が入る都度気をつけるように。そして、不人は無能力。僕はサポートアイテムをオススメするよ。ただ、サポートアイテムをもらえる場所との交友関係がなく、不人も実践経験がないから何が適してるかわからない。今後に期待だな。」