基礎
「(煌)僕らの最終目標は破壊神を倒すことだ」「誰なんですか?その人は?」「ブレイカーは簡単に言えば『破壊』の能力を酷使して地球を滅ぼそうとしてるやばいやつ。特異体質として、人の能力が奪える。ちなみに僕もその特異体質を持ってるけど、僕は盗むというより借りる的な感じで時間や使用限度が決まっててそれを越えれば持ち主に能力が戻る。持ち主が死んでたら保有か削除か選べる。」「(煌)???って顔してるね」
「(水冴)今からは基礎トレをする。やることは単純能力の使用なしで俺らをこの縄で捕まえる。ただそれだけだ。ただし、俺には制限時間は設けない。もちろん休憩時間もだ。煌さんは体力がないから小休憩を挟ませる。流石に限度はあるが基本は止めないさあ来い!!」ホイッスルと同時に先生?は逃げていった。「(煌)流石に無能力者には荷が重いかもだけど。無能力=弱いってわけじゃないんだよ。」そう囁き煌さんも逃げていった。誰か1人でも捕まえればいいなら。水冴さんが手っ取り早そうだ。
早速2階に上がると煌さんの影が見えた。ただ追いつけなさそうな様子だ。「(煌)水冴さすがに難易度が高すぎるんじゃないか?」「(水冴)そんなことないですよ。それに、彼だけに特別対応はよくないでしょう。龍さんのようなケースもありますしとりあえず様子見です。」