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超能力(異能)作品

良心の呵責を覚えた殺し屋の嘆き。


俺は長年殺し屋として日々の糧を得ていた。


だが最近良心の呵責を覚えて最寄りの警察署に出頭する。


取り調べの刑事に今まで殺した者たちの名前を言う。


「あの政治家、こっちの右翼の大物活動家、去年突然死したギャングのボス、皆んな皆んな俺が殺しました」


「嘘をつくんじゃ無い! 


あの政治家やギャングのボスは心筋梗塞で死んだのだし、右翼の大物は脳梗塞で死んだんだ!


冗談も程々にしろ」


「だからそれは俺の能力で、心筋梗塞や脳梗塞に見せかけて殺したからそういう診断になっただけなんだってばー!」


俺は超能力者、狙いを定めた相手の心臓を鷲掴みにして心筋梗塞を起こさせたり、脳に血液を送る動脈を指で摘むように摘まんだりして脳梗塞を起こさせ殺して来た。


でも、目の前の刑事さんだけで無く誰も俺の言う事を信じてくれないんだ。


「俺は本当の事を言っているんだ、誰か! 俺の言う事を信じてくれよー!」




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― 新着の感想 ―
信じろといって信じられるものではないからなあ。 モルモットで実践して、それでも信じてくれなくて、刑事さんの心臓をギュッとしてパッと離してギュッとしてパッと離して~を繰り返して、ようやく信じて貰えるかも…
[良い点] 漫画の『DEATH NOTE』を思い出しました。特殊な能力を人に信じてもらうの、確かに難しいですよね。人での実験は現実的ではないから、最終的にはラットでも連れて来るのでしょうか。主人公の能…
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