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狐と少女

日本のとある県のとある市、丁度県と県との境目辺りに位置する町。


本当に地図に載っているのか、と心配になりそうなくらいに存在感の薄い町。


田畑ばかりの田舎でもなければ、高層ビルばかりの都会というわけでもない町。


町の商店街の方へ行けば、八百屋や薬局に本屋、そして駅の近くには本屋兼CDショップ、ゲームセンター、カラオケボックスなどの娯楽施設が密集した場所があり、住宅街から外れた場所にはちょっとした森林を切り開かれて作られた神社、そしてその周りに田んぼや畑もちらほらあったりする。


海や山へ遊びに行くには2,3駅ほど移動しなければならないし、近くに遊園地や動物園などなければ、何か有名な名所があるわけでもない。


"特徴が無いのが特徴" そんなどこにでもありそうな町で起こった話。





ズルズルズル…


冬も終わりに近づき始めた肌寒いとある晴れた日の朝。


町の商店街にあるコンビニエンスストアの前、丁度店の扉から出て数歩進んだ所で、一人の少女が呆然と立ち尽くしていた。


黒く長い艶々とした髪の毛、その後ろ髪を後頭部のあたりで一つに纏めて縛っている、所謂ポニーテルという髪型である。

整った顔立ちにすっとした細い眉、その下に釣りがちな大きな目があるが、中にある黒い瞳は驚いているのか瞳孔が開ききって今は小さくなっている。

彼女の学校の物であろう冬服の紺一色の長袖のブレザーとスカートを細めの体にきちんと着ており、ブレザーの胸元には校章のワッペンが縫い付けられている。


細い脚は紺色の長い靴下に包まれている、首にはネクタイをしているが、少女が首に巻いている白いマフラーに隠れて見ることができない。


右肩には黒い掛け鞄を掛けていて、細い右腕の先端、その右手にはコンビニのビニール袋が今にも落ちそうにぶら下がっている。


年の頃は16,7歳ほどの少女である。


ズルズルズル…



肌寒いからなのだろうか、時折少女の口から白い煙が短く吐き出され消えてゆく、そんな寒い中で彼女が立ち尽くしている理由は他でもない、目の前を歩いているものだ。






ズルズルズルズル…




人間が一人、少女の前を横切るように歩いている。


しかし、ただの通行人でないのは一目瞭然であった。


ただの通行人ならば彼女が一々立ち止まる筈がない。


その人間は狐のお面を被っているのだ。


釣りあがった金色の目


小さな黒い瞳、真っ白な顔と黒い縁取りで塗られた紅色のへの字口


てっぺんに二つ、ときんと尖った耳がついている


そんなお面であった。


その人間は所々虫食いの様な穴のあるボロボロの皮製の茶色いマントを羽織っている、白いロングTシャツに身を包み、薄汚れたジーンズ穿いている、足には黒い鼻緒の木製の下駄を履いているという格好だった、髪型は、手入れの怠った黒髪に後ろ首が隠れるほどの後ろ髪のばさばさとしたざんばら頭をしている、性別はわからないが背丈は中々に高いうえにがたいが良い所から男性かと思われる。


これだけでも十分異様な格好だが、その人間にはさらに怪しい特徴があった。



巨大な皮袋を背負っているのだ。

皮袋は少しだけ彼の背丈よりも大きく、持ち上げ切れないのか地面についてしまっている。


その人間がのそのそと歩くたび、皮袋がそれに答えるようにズルズルズル…と音を立てる。



朝も早いからなのだろうか、人通りはまるで無く彼女以外に人は見当たらない。


人通りの多い時間帯ならば確実に通報され、町中の噂になっていただろう。


そんな人間がが少女の目の前から5メートルほど離れたあたりを横切るようにのそのそと歩いている、持っている袋の重さのせいなのか歩く速度はとても遅かった。


まるでナメクジみたいだ、と彼女は思った。




ズルズルズル…


好奇心のせいなのだろうか、彼女はその人間から目が離せないでいた。


既に少女の前を通りすぎ、少女との距離は大分離れているはずなのだが未だに皮袋を引きずる音が聞こえるような気がしてならない。


その人間の歩く速度は遅いのだがもう随分と少女から離れていて、後姿が見えるほどだった。


巨大な袋を背負い引きずり歩いている後姿が朝焼けに輝きどこか哀愁を漂わせている。


ズルズルズルズ…


人間が突然ぴたりと立ち止まり、袋を背負ったまま少女の方へ振り向いた。



ぞくり、と



狐のお面が振り向き、こちらに顔を向けた直後に背筋に冷ややかな電流が走る、意味の解らない恐怖のせいか、とたんに肌が粟立ち始める。


お面を被っていてこちらの姿が見えるのかどうかはまではわからないが、少女はその人間の視線を確かに感じとっていた。



少女はびくりと驚き、大急ぎで振り返り、慌ててその場を走り去った。




全速力で少女は走る。



必死に脚を上げ、腕を我武者羅に振り、息をはぁはぁと切らせながら走る、心臓が太鼓のようにどくどくと大きな音で早い鼓動を刻み、血液を送り出す。


頭の中が真っ白だ。


今は何も考えたくない、ただこの場所よりも出来るだけ遠くへ離れたい、そう思い彼女は走り続ける。


いきなり走り出したのが悪かったのか、アキレス腱の辺りから少しだけ痛みを感じる、彼女の恐怖感がよほどのものだったのか、10分程度は夢中に走り続けたのだった。


そして、疲れきった所で彼女は足を止めた。


「なに、あれ …」


 商店街を出てだいぶ離れた住宅地のゴミ捨て場から少し離れた場所にある自販機の前、少女はそこで逃げる足を止め、立ち止まった彼女は荒げた息を整えつつそう呟いたのだった。







公立森が丘高校


学業、部活動、創立年数などとどれをとっても特にこれといったものは無く、建物の特徴も、くたびれた茶色一色の四角形に窓や扉を付けたものが3,4つ並んでいるようなシンプルなデザインだ。

中央の建物の上部には丸い時計が付いており、その下に三日月の上に細い縦十字を重ねたような校章の金属製のプレートが付いている、制服についているワッペンは皆この校章のワッペンである。


その上"みんな明るく、のびのびと"という平凡な校訓というのもあり、まさに"特徴が無いのが特徴"な高校であった。


そんな感じで特に変わったものもなく、目立つものも特にない学校である。


そんな高校の二階、階段の踊り場から右へ3番目の教室、札には1-Bと書かれている教室だ。


その教室に少女はいた。


前方には教卓、後ろには生徒用のロッカーに挟まれた学習机の群れ、その一番奥、窓際の列の後ろから三番目の席に少女、神流かんな 秋羅あきらはいた、彼女はこの学校の生徒だったのだ。



秋羅がなにも考えずに逃げた道


それは彼女のいつも通っている通学路とはまるで反対の方向であり、急いで学校に向かったが間に合わなかった、彼女は遅刻をしてしまい、その上緊急の全校集会がある事を人が皆出払ってしまっていて誰もいない自分の教室の黒板に書いてありで知ったのだが、結局途中で参加しづらいと思った秋羅は、その全校集会を自主欠席したのであった。


その後、欠席した事についてのお小言と集会の内容を担任の教師から戴き、それを聞き流した後自分の席に戻り、一息つく秋羅であった。



一息つく秋羅だが、頭の中は今朝目撃した不審人物の事で埋め尽くされていた。



前の教卓では授業中なのだろう、白髪の老いた教師が熱心にしゃがれた声で授業内容を説明し、黒板に文字を書いている。

まるで親の仇のように黒板に殴りつけるようにチョークで文字を書くので、チョークがその筆圧に耐え切れずにボキボキと折れてゆく。


いつもは、それを眺め黙々とノートを取る秋羅だったが、今はそんな気がまるで起こらない、


頬杖をつき、黒板を遠い目で眺めながら今朝の事ばかり考えていた。

あの狐面の皮袋を背負った人間、正確にはそのお面に描かれていた目だ。



あの狐のお面の目が脳裏に焼きついて離れない。



釣りあがった金色の三日月のような目の中心にちょこんとある小さな瞳、そのお面のまなざしがまるで秋羅に何かを知らせようとしているようにも見えた。


―あれは、結局なんだったんだろう


そんな事を考えているうちに気がつけば、その日の授業は全て終わっていた。


秋羅が気づいたころには既に窓の外には赤々と燃える夕焼けが出ている、この教室にもその光が差し込まれ、所々に窓枠の形をした濃い橙色の四角い光が床や机を染めている。



彼女が教室の時計を見てはっと驚き我に返る。


いつの間にこんなにも早く時間が過ぎ去ったのだろうか、少昼食をとった記憶すら定かではない。


まるで、タイムスリップでもしたかのような感覚に襲われる秋羅、周りには既に生徒たちの姿は消えており、教室には秋羅が一人椅子に座っているだけだった。


―家に帰らないと


秋羅は、そう思うと椅子から立ち上がり手早く荷物を鞄にまとめると、自分だけが残った教室に鍵をかけ、職員室に鍵を返し、急いで家路についたのであった。






コーポ アルツハイマー


そこが秋羅の住んでいるアパートだ。


住宅街にひっそりとたたずむ白を基調とした建物、入り口には古びた鉄のプレートがかけられている、建物の周りは赤茶けたレンガ垣に囲まれているアパートだ、右隣には住人と来客者用の小さなアスファルトの駐車場がある、小洒落たようで古臭い、どこにでもありそうな地味な普通のアパートだ。


そのアパートの3階の303号室、そこが秋羅の住んでいる部屋だ、インターホンの少し上に神流と書かれた表札がぶら下がっている。


上から父、母、秋羅の名前が表記された白く、少しだけ大きな表札だった。


彼女はここに一人で住んでいる。


正確には一人で住んでいる訳ではないのだが、両親が共働きの上に仕事の都合上で海外を飛び回っているのでほとんど帰ってこない、そんな訳でほぼ一人暮らし状態だ。


秋羅が家の前に着いたころには、既にあたりは夜の帳が下り真っ暗だった。


アパートの廊下の天井についている蛍光灯の明かりが切れかけているのか時折ちかちかと点滅する。


秋羅は家の扉をあけるべく鞄から鍵を取り出す、そしてドアの取っ手のちょうど真下にある鍵穴に鍵を差し込み、回すとカチャンと音がした、この家のドアの鍵穴が動いた音である。


取っ手を掴み下げると力こめて引く。


いつもならばそれで開くはずの扉が開こうとしない、ガタッという音とともに手のひらに引っ掛かる感触を残し扉は動こうとはしなかった。


鍵がかかっているのだ。


秋羅は少しだけ焦る、少し慌てて再度鍵を差し込み今度は逆方向に鍵を回す、カチャリと再び錠の動く音が廊下に響く。


再び秋羅は慌てて取っ手をつかみ扉を開ける。


ガチャリと今度は扉が開く、と言うことはここに来た時から鍵はすでに開いていたということになる、秋羅は黙ったままゆっくりと家の中へと入った。




玄関口から短い一本の廊下が続く、左側にはトイレと洗面所付きの風呂場の扉、右側には両親の寝室と秋羅の部屋の扉が見える、前方の扉はリビングに続いている。


寝室や風呂場は引き戸の扉だが、リビングの扉は取っ手の付いた外側が木製と中心部分に細長い窓ガラスのような部分があるものだ、ガラスは透明で覗き込めば部屋の中が見れる程だ。



その扉の窓ガラスからうっすらと光が漏れている、真っ暗な場所で懐中電灯を付けたかのような白く薄い柔和な光だ。

小さなガラス窓から漏れた光が真っ黒な廊下の床に細長い長方形の跡をつけている。


秋羅は思わず玄関口でたじろいだ、学校に向かうとき部屋の電気はすべて消している、テレビも同様に、玄関の鍵も出て行くときに閉めたはずだった、二度も確認したのだ間違いは無いはずだ。


秋羅はなるべく足音を立てずに短い廊下からリビングまで向かう、そして扉のガラス部分から中を覗いた。


リビングのテレビが付いている、ドアからもれていた光はテレビのものであった、微かにカチカチという音が聞こえる、しかしそれよりも問題なのは。




「誰か、いる…」


秋羅は小声で呟く、はぁはぁと少し呼吸が乱れ、心臓が早鐘を打ち始めた。


動揺しているせいか思考が霞がかり頭がうまく回らない秋羅、必死に落ち着こうと静かに息をすぅと吸い込み吐き出す。




少しだけ落ち着いた秋羅は再びリビングを覗き込む、電源の付いたテレビの前に薄暗くよく見えないが、胡坐をかいて座っている"誰か"がいるのだ。




父や母ならば玄関に靴が置いているはずだ


親戚や祖父母に合鍵を渡した記憶も彼女には無い


学校の知り合いや教師もありえない


そんな事が頭の中をぐるぐると回る



もう一度、玄関に戻ろうと思った秋羅はゆっくりとまた足音を立てぬように廊下を歩く。


秋羅は玄関のドアに両手をつけ、腕を伸ばし頭をたれて屈むようにうつむいている、ドアが外の冷気を吸い込んだせいか秋羅はドアに押し当てた腕に冷たさを感じている。



―落ち着け、落ち着け、落ち着け


そう頭の中で何度も唱えながら彼女は何度も深呼吸を繰り返した、

―こういう時こそ冷静になるんだ、間違った選択だけは避けなければ


心の中で呟き続ける秋羅、そうしているうちに段々と落ち着きが戻ってくる。



ほんの少しだけ落ち着きが戻ってきたところで、これから何をするべきなのか、どうすれば良いのか、秋羅がそれを頭の中で整理しようとしたときだった。



ふと、暗闇になれた彼女の目に玄関の靴箱の上に置いてある小さな楕円形のものが秋羅の目にはいった。


護身用のスタンガンだ。



物好きな秋羅の母が買ったのは良いが、充電したままで放置してあるハンディタイプのスタンガンだ、もちろんまるで使われていない。


楕円形のボディのその後部からひょろりと尻尾のように伸びるコードを見る限りでは未だに靴箱の裏側に隠れている玄関の電源プラグに挿されたまま充電されたままのようだった。


それを見たとき、秋羅の"これからどうするか"という考えは固まった。








秋羅は再び廊下を忍び足でゆっくりと歩いていた、右手にはスタンガン、肩には玄関の靴箱の引き出しで見つけた丸められたロープがかかっている。


リビングの扉の前までたどりつき、覗き込むとまだ"そいつ"はそこにいた、相変わらず胡坐をかきテレビの前に座っている、画面を食い入るように見つめているようにも見える。


秋羅は扉の取っ手をつかむと、目を瞑り、ふぅと息を吐く。


――大丈夫だ、大丈夫だ、大丈夫だ


と心の中で呟き、頭の中で決めたこれからの段取りを何度も確認する秋羅、


そして、




秋羅はリビングへのドアの取っ手を掴んだ手のひらに力を入れ、バタン!と乱暴にリビングへの扉を開け放つ。


そして、"そいつ"めがけて体中の全ての力を振り絞り飛び掛る。


テレビの前にいる"そいつ"はびくりと驚いたように身を跳ね上げる


秋羅の瞳が振り返ろうとする"そいつ"の姿を捉えた瞬間…



―今だっ!


彼女は心の中で叫び"そいつ"にめがけてスタンガンを持った腕を伸ばす、丁度振り返った"そいつ"の脇腹をスタンガンの先端が捕らえる、ドツンと言う鈍い音とともに「ぐえっ!」と言う声が聞こえる、手に少し硬く、柔らかい感触が残る、スタンガンで脇腹を突き上げたのだ。


そして秋羅は躊躇わずにスイッチに添えた指に力を込めた。



バチリ !



髭剃り程度の大きさの楕円形のボディの先に付いた二つの尖った金属部分から小さな電流が走る、その小さな火花が"そいつ"の脇腹に吸い込まれるように消えてゆく。



「いっっでぇぇえええええええええええええええ!」


青年ほどの少し低めの男の叫び声が聞こえる、"そいつ"はフローリングの上に倒れこみ、脇腹を押さえ込み寝転びながらうずくまって転がりながら苦しんでいた。


さらに秋羅は、倒れこんだ"そいつ"を追撃すべく"そいつ"目掛けて今度は腰にスタンガンを押し当て、かちりとスタンガンのスイッチを押す。




バチリ !



「いでででででででででででで!」



と先ほど聞いた声で情けない叫び声を再びあげつつ"そいつ"は今度はうつぶせに倒れ、体をピンと伸ばし、腰を手で抑えビクビクと痙攣している、まるで釣り人に釣られ地面の上でのた打ち回る鯉のようで気持ちが悪い。



しばらく痙攣した後、"そいつ"はうつぶせになったまま次第に動かなくなった、"そいつ"はスタンガンの痛みにのた打ち回ったせいか、秋羅がスタンガンで"そいつ"と格闘した場所よりも離れたちょうどリビングの隅の薄暗いところに倒れていた。




秋羅はぜぇぜぇと息を切らせている、頭の中が真っ白で、瞳の瞳孔は開き、自分の心臓の音が五月蝿くて仕方が無いくらいに鳴っている。


殴り合いの喧嘩などしたことがなく、格闘技や武道の経験などまるでない秋羅の心中では無事に自分の計画通りに事が運んだ安堵感や不法侵入者とはいえ人を傷つけた罪悪感、初めて人を思い切り殴りつけたショックなどの沢山の感情で溢れ返っていた。





しばらくすると秋羅の高ぶりも収まり、数々の感情たちも消えて行き次第に落ち着きが戻ってくる。



落ち着いた彼女は倒れこんだ"そいつ"を凝視していたが、次第に近づきうつぶせに倒れこんだそいつの近くにしゃがみこむ。



大きなテレビの画面には中年の男性ニュースキャスターが映っている、そのニュースキャスターの下には"学校の体育館で意識不明者" という文字が表示されている、音は音量を小さくしているのか、ほとんど聞こえない。


秋羅は次の段取りに移ることにした、玄関から持ってきたロープで"そいつ"を縛り動きを封じる算段だった。


ロープを巻くために転がそうとするが、"そいつ"が見た目よりもがたいが良く、重いうえに気を失っているせいか、ぐにゃりと脱力して全体重が掛かっていて上手く転がすことができない。


そして悪戦苦闘の末についに秋羅は"そいつ"をゴロリと転がり仰向けにさせることに成功した、少し勢いが付いたせいかテレビの近くまで転がる不法侵入者。



「う…」


と、思わず口から声が漏れた、秋羅は驚きを隠せない表情で黙って"そいつ"を見ている。






テレビの光に照らされた"そいつ"は、


秋羅が今朝コンビニの前で見た狐のお面を被っていたのだ。











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