かけあしで向かった先
ある時間に間に合うように
かけあしで向かった
坂道のてっぺんと地平線が交わるところで
何度か約束したこと
最初のほうは覚えていたけど
何度目かで忘れてしまってた
あたりまえのような時間が過ぎて
あたりまえのように約束ができて
また会うことができた
そのひとつひとつを
振り返ったとき
とても感謝しないといけないこと
息を整えて
あなたの待つ場所へ
そこにまだ、あなたがいなくても
もう、いたとしても
そこにある時間と場所と思いは
たぶん、
変わらないでいるんだろう
あたりまえのことに
いつでも感謝すること
感謝できること
大切にしていかないといけない。