国友 鉄砲買います。
鉄砲を購入します。
少しづつ、準備は整ってきた。
京を出たところ、
「勝三よ、よく加戸とかいう画家を褒め称えた。あれはよかったぞ。」
「まぁ、半分は本気です。」
「本気だと?」
「山科様が良いとおっしゃるのです。きっと凄いことになるのではと思いまして。」
「ふむ。たしかに。風流人だからのぉ、お屋形様も喜ぶかのぉ。」
「かの者の絵、きっと欲しがる気がします。今度、山科様にお会いした時に加戸さんの絵を買わせていただければ。あれだけ気をよくなされたのです。大丈夫でしょう。」
「そうだな、細川もバカだな。張った奴が全員あれじゃぁのぉ。」
「ええ、特に明智はあんなもんでしょうか?ただ、油断は禁物です。」
「うむ、敵対しただけに何かするかもしれん。」
そうこうしているうちに、何度目かの宿場に着く。
例のごとく、慶次という警備の人は夜の闇に消える。
傾奇くのもほどほどが良い。
そして翌日、
国友についた。
銃の買い付けだ。
実はたんまり金がある。尾張に。しかもお市様のお嫁ぎが決まり、浅井と同盟が決まったのたのだ。
まぁ、浅井家に関しては、あのバカの件があるから問題はあるけどね。
だから金はもう、尾張より運んであるとのこと。しかも大量に。だから買い付けてこいと。
ゆっくり見ていこう。
国友さん家の銃はすごいわ。前世のものに匹敵するとはいかないけど。かなりいい。
堺よりはるかにいい。
よくこんな冶金ができる。織田にも欲しい。
多くのものを買い付けたよ。
そういえばまた会った。あの堺で話した坊主のような格好のロン毛イケメンにいちゃん。
やっぱり、津田監物様だった。
「この前は堺で、ありがとうございました」と伝えた。
それに対して、今度は名乗ってくれた。
「うん?津田監物の子、津田算正だ。はじめまして武家のお坊ちゃん」
だってさ。なんで、はじめましてかはよくわからん。
なんだろう。
でも傭兵として手を貸す時の条件等を教えていただいた。
まぁ根来衆との縁はよかよか。
ではいざ、美濃にそして尾張へ。
美濃の稲葉山城、今は岐阜城と改名したこの地に勝三は来た。
信長に会い、京や堺のことなどを報告するため。
林秀貞と勝三は信長に此度の件を簡単に報告をした。内容は概ねよく。信長は上機嫌だ。
織田家の方もいい状況だ。京に勝三たちが上がるとすぐに美濃を倒し、伊勢の北畠は潰れ、信長の子が養子に。長野家にも同じく。
そして長島包囲は完成した。長島は史実より早く、壊滅戦の予想だ。もう既に干からび始めている。最高の出来。美濃も塩により陥落。
浅井と織田の婚姻は成立。武田は塩と同盟により織田には攻めれず。徳川は国内問題解決により今川攻めへ行くはず。
織田の隆盛は盤石である。
しかし、時流の読めない馬鹿が挽回のチャンスを伺っていた。
根来再登場。津田算正こと監物が登場しました。
あの人はやっぱり?
どうかご期待を。
少し短いお話です。次はいつもの…。




