自分が誰かを思い出す。
転生先は…理解します。
記憶も思い出す。
ここもテンプレです。
そして、ふと会話を思い出すと、自分の名前が「カツゾウ」だった。
勝蔵?いや年は8歳かそこらだよ。まだあの人はそう名乗ってない。
あっでも、
ていうことは勝三?
おいおい、侍の父、自分の名前が勝三だったら。これ勝蔵の小さい時の呼び名だとしたら。
これは、森勝蔵長可か
えー
あの長可さん。Orz
おお、なんてこった。
戦国史上もっとも悲運な人生、あの鬼?鬼武蔵?
俺はこの人が好きでお墓にも行った。こうなる前にも確か、その辺を旅行していた。
実家の近くで、こうなる前は近くにも住んでたから、よく旅行と称して、墓に行ったんだ。
うーんイマイチ思い出せん。
まぁそれより今だよ。今。
森勝蔵長可の子供時代で確定なら、さっきのは頷ける。
そりゃ、丁寧な言葉遣いは驚くよ。
狐付きだ。
あの鬼武蔵が丁寧な言葉遣いをしたら。俺でも驚くもん。
猪武者で、晩年は政務にも励んだけど、
父と兄を僧に殺され、
弟たちを明智に殺され、一人残った後は戦さ狂い。
まるで、何かに取り憑かれたように敵に容赦ない。僧に、武田に、徳川。
みんなビビらせた。
とにかく特攻の人なんだ。
しかも素行は最悪で、何度も信長様に窘められる。
でも許されるのは、とかくそういう人なのと、愛される人柄だし、状況もある。
今何歳だ?
うん、何か記憶を辿ると、子供の記憶。
あぁ、あるよ。勝三としての今までの記憶が朧げながらあります。
ふむふむ、やっぱり森長可さんです。勝蔵さんです。
まぁ、まだ勝三さんですが。
えーと、今は6歳だわ。弘治2年だから。よく知っていたな。それぐらいは習うものか、この時代の武士は?まぁいいか。
うん、体は小さいね。
6歳ってこんなもんかな。
いや、デカイよな。これかなりでかいよな。日本人としてはおかしい。
この時代の人は小さいんだ、現代と比べると。だから、おかしい。
6歳上の兄と比べても、そんなに小さいとは思わないところを思うと、この時代では、かなり、いや、圧倒的に発育がいい。これは小さい頃は圧勝できる。
しかも今は織田も登り調子だ。
あぁ、どうしよう?さっきのはマズイよな。
言葉遣いがおかしかったよ。ありゃ狐付きだ。
明らかに、6歳の言葉じゃないし、勝三の喋り方じゃないよ。
そうだよ。
戻そう。記憶にある喋り方に戻そう。
まだ続きます。
物語は次からから動き出します。