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森勝蔵長可 転生者は家族を守りたいが為、狂い笑う。  作者: 確かな嘘
第3章 京とあいつとあいつと。
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京①

京①ということで、色々と林秀貞さんが活躍

京についてからは、まぁ忙しい。

なのに慶次殿は目を離すとどっかで飲んでた。

はぁ、傾奇き始めた。養父の利久殿の枷が外れたんだろう。


まずは、お世話になっている山科言継様だ。信秀様を訪問したことから、織田家と繋がりがあり、公家の窓口として頼っている。

山科様は帝のために武士を周り、武家のことを理解しているため、武士にも一定の礼を使う。他の公家はダメ。


なので、まずは山科様のところで、公家の方々のことを勉強だ。

近習の方々の習いや芸事も付き添わせてもらった。

公家とも上手くやるため。

でも面白いよね。

さすがの一言で、礼儀や芸事はすごい。勉強になった。


その後に、幕臣というお荷物、和田惟政殿との話からの、老害じじい近衛前久とのohanashiai である。話すのは叔父上。付き添いの俺はダンマリだ。

「この度はお時間をお作りいただき、誠にありがとうございます。こちらは無礼かと思いますが。近衛様や公家の皆様の好みに合うものなど、私どもに分かりかねますので、金銭と少々の品を」

「うむ。無礼だが、私は細かいことは気にしない。貰っておこう。」


近衛は本当にクズ。

山科様は

「うむ。まぁそのようなことは気にしなくて良いでごじゃる。帝に献上とは、お主らの尊い行動は、帝にも伝わっておるでごじゃる。お主たちはまことに見事じゃ。で、ご用件は何でおじゃるか?」

と金銭は失礼だが、実際には山科様も朝廷も嬉しいので、物は褒めずに、帝に献上したとして、褒め称えて用件も山科様から聞いてくださる。

それに対して、近衛とかいうクズの老害は、無礼と貶し、嬉しいくせに自分はすごいからと手をつける。そして用件を聞かずに、用件を言いたいなら、さらに寄越せと要求する。


「ありがとうございます。少しご相談がありまして、実はさらに胡椒という珍しいものが入りまして。少量ですが、こちらを。」

「ふむ。相談とは?」


さすが、叔父上である。珍しいとして本当にちょっとしか渡さない。あんなクズに渡すくらいなら山科様にである。なお、最後にお礼にと胡椒やその他の物品をまぁまぁ山科様には渡した。


近衛の老害は物に釣られて

「ええ実は、義昭様のこと」

「義昭殿か」

「義輝様が公方様でおられる時、神輿に担がれる事を嫌ったところがございます。しかしながら、将軍家という看板に固執もなされていた。」

「ふむ、そう言ったとこはあったのう。」


基本近衛は公家言葉は武士の前では使わない。なぜなら、わかるわけないとタカをくくっているから。山科様は相手に合わせて使う。叔父上は礼儀があるし、公家言葉を嫌ってないので、身内と同様に扱うため公家言葉だ。近衛はクソ。


「そこで、他の方に公方様になっていただき、各地で力を持つ大名で支えるというのはいかがでしょうか?」

「ほう、公方は神輿であるのみ、実務は大名でということか。それに大名も幕臣ならば京や畿内では暴れづらい。妙案だな。私の名で大名に伝え、帝に奏上しよう。」


あっ、手柄を横取りした。これには叔父上も一瞬怒りが。

その殺気に気づかないあたり、近衛の老害はバカ。


「私の方で山科様に、協力をしていただき、山科様より奏上していただきます。また婚姻関係や1同盟関係の大名にも協力を仰ぎましょう。近衛様の手を煩わせぬよう。」

叔父上が意趣返し。

「ふむ。まぁ、手など、この程度では煩わすこともないがのう。」

など化かしあいは双方の痛み分け。

というかこちらは面目を少し潰されかけたが、近衛のバカが気分良くこちらの案に乗って踊ってくれるのではあれば、問題ない。


こうして、近衛との無意味なやりとりは終わり。今に至るわけだ。


山科様のお屋敷

「というわけで、近衛様とは公方様には義昭様以外をと成りました。山科様にも帝様に奏上をお願いしたきことであります。」

「そうでごじゃるか。まぁ、公方がそうなり、京および畿内が落ち着くならよい。協力するでごじゃる」



秀貞さんの活躍は素晴らしい。


摂政相手にうまくやります。


まぁさすが、織田の外交担当!

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