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森勝蔵長可 転生者は家族を守りたいが為、狂い笑う。  作者: 確かな嘘
第2章 出会いと内政チートと敵対
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内政チート

内政チート

やっとやります。内政チート。

まぁ、この作品は内政チートを極力使わない方向でしたいと考えてはいます。うまくいけばいいですが。

そんな会議を知らない問題児である勝三は。


竹中さんと父上、叔父上と話し合いになった。


はぁ、京へ行くのが延期だって。

しかも塩の量産をやれってさ。それに大橋殿らを使えって。彼らに堺に流通させるようだ。


うーん。

塩の量産かぁ。まぁ俺が提案したけど取り入れるのが早い。お屋形様だな。

まぁ、これはよく知ってる。祖父が塩の生産職人とでもいうのか、前世の母方が昔、塩田の管理をしていたらしい。祖父が何度も自慢げに説明してくれた。


だから、入浜式をよく知っているから、難しくはない。

順序としては、

田を浜に作る。

そのサイドに海水を流す溝(堤防を作り、そこに穴を開け、堤防から繋いで、溝の底を干潮時の海水面より高く、満潮時より低くし、満潮時に海水が入って来るようにする。そして干潮時に出て行くようにする。)を作る。

砂を全面に均一に撒く。

マンガと言われる細かい畝のような凸凹を作る。枯山水みたいな。

そこに海水をなるべく均一に、満遍なく撒く。この時海水が乾くと塩が砂の表面に結晶化する。そのため乾きやすく、砂の表面積を増やすために、塩田にマンガを刻む。

そして砂が乾いたら、集め、ザルのような構造で、水のみが落ちるようなもの(これを沼井という)に入れる。

そこに、木の灰を少し混ぜ、海水をかける。

砂から落ちてきた海水(かんすいといい、砂についた塩の結晶を取り込んだ濃い塩水)を、鉄鍋で煮る。

水が蒸発した後に残った塩をわらの上で乾かす。これは塩の苦味である、にがりを飛ばすため。

これをまとめて箱などに詰めて、塩が出来上がりだ。


ちなみにこの時期は、揚げ浜と藻塩焼き(海藻から塩を取る方法ね)だから効率が悪い。


かんすいやにがりに関する知識も薄いから品質でも勝てる。


流水式にしたいけどポンプとか色々とこの時代にありえんものを作るから現状はなし。

入浜式の道具もない。これは大橋殿らに作ってもらう。


必要な道具はマンガを引く野球場にあるトンボのようなものと鉄鍋、長い柄杓と小さな堀と小屋だ。


大橋殿と堀田殿がきた。

最近は、船の件でぼろ儲けらしく、織田家に優しい。

まぁ、尾張の統一期に、先代らが残した借財をお屋形様が返してくれたので、もともと織田家についてきている。

そこに船でぼろ儲けだ。幸せそうだ。


さらに塩の増産だ。小屋や道具などで結構な木が必要になる。尾張内の木が値上がりしそうだ。まぁ美濃や伊勢、大和や伊賀あたりを取れば問題ないけど。そのうち林業が必要になりそうだ。


それでも、織田も大橋殿らも塩でボロ儲け。

まぁこっちも、商人を利用することで、生産施設の管理の面倒や堺への流通も簡単だからなぁ。

俺の上申を聞いて、堺への流通を任せるために大橋殿らを選んだのだろう。

その上で、佐々様らを管理としたんだ。


3週間で、場所および道具はできた。

そこから、塩の量産を何度も指導して作る。

大体の1日の増産量を確認した。

後の管理や方法は佐々様らに任せよう。色々と使うための税の取り決めも。

俺の仕事はここまで。


なお、商人側にはある程度の利益が出るように配分は決まった。大橋殿らはホクホクだ。彼らの利益があまりに低いと、大橋殿らが文句を言う。商人だから、全てを制御はできない。

かといって、織田家に塩を毎日管理して、人夫の確保などの細かい調整を行える人は少ない。そんなことに回せる人材は余ってない。もちろん俺がやるとなっても困る。

だから生産の管理も任せたけど、これでいいのだ。美濃攻略が近いから。


それでも年にかなりの塩とお金が織田家に入り、俺の元にも大橋殿らの利益からそれなりの金と塩を少し(塩を結構くれるというから、そんなにいらんと答えたら金を多めにした)を分けてくれるらしい。(なお、もっと渡したいらしいが、塩は安く父の領地に売ってもらうことにした。あんまり貰っても色々と問題だし。後で利益の着服といった問題にされても嫌だから。織田家はそういった問題に厳しいのよ。)



そんなことを、ニコニコとした大橋殿が「勝三様」と教主のように上げ奉り、説明してくれた。

まぁ、ボロ儲けだもんね。顔に出てるよ。堺への流通も上手くいっているようだ。ヨーゼもひと噛みしているとか。


織田側も塩の件はこれで満足だ。織田家に入った塩は色々と使用法があるから、使いようを上手くすればこの後も良い。ただ管理は上手くやる必要あるが。佐々様ならそれなりにやるだろう。


よしこれで京に行ける。5週間もかかった予定より1ヶ月半遅れで出発だよ。



できる限り、戦略と歴史マニアの知識で乗り切るのがベストにしたい。

転生者の醍醐味は、チートとは思うのですが、私の知識的に描きにくいので。


後1話で2章が完結です。

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