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森勝蔵長可 転生者は家族を守りたいが為、狂い笑う。  作者: 確かな嘘
第2章 出会いと内政チートと敵対
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南蛮人と出会う。

南蛮人航海士登場


夢のような日の2日後、私は津島の港から南に少し行った入江のところに居ます。

そうです。南蛮船です。

NANBANSENです。


見えてきました。

ひえーデカイ。前世の時代の船と比べれば小さいけれど。

それでもこれが帆船とか。どうすんのこれ?

風のみで進むんだよね?この船で大西洋やインド洋、東シナ海を越えてくるとか。南蛮の人は正気ですか?


湾内や危険な時は奴隷が漕ぐ?

いやそんなのどうでもいい。そんなんでどうこうなるもんじゃない。

そんな小さな規模の帆船じゃない。大海を渡る大きな船さ。

危ない時は人力で漕ぐとかは無理だよ。奴隷だから大丈夫ですとはならん。

もちろん風だけとか不安すぎる。

よっぽど良い航海士がいないと難しいよ。


そりゃ、秀吉様も中国への進出はできないよ。これじゃあ。朝鮮半島を攻略しないとダメだよ。中国進出は。内燃機関でもあれば違うけど。そうしなきゃ軍がいつ全滅するかわかんないよ。


南蛮船の乗組員はほぼ全滅だそうです。沖で嵐にかなり煽られて、伊勢湾の先に来て、湾内に逃げ込み、最終的に崖とぶつかって止まったようです。その嵐でほぼ乗組員は亡くなられたそうです。確かにこの前は大荒れだった。風がすごいもん。台風かわからん。あの規模だからそうだと思うが。天気予報もないこの時代には分からん。


残されたのは奴隷と航海士が1人。

奴隷は下の船をこぐところで投げ出されないように固まり、セーフだったようだ。

航海士は空を見て、危ないって気づいて船長らに進言したらしいけど、

誰も信じず、他の船員はドボン。奴隷には指示を出して、自分は何とか用意して助かったって。

航海士さん優秀だな。

航海士さんを雇えないかな。

お屋形様に上申してみようか?

父上か叔父上からがいいよな。


まず、奴隷と航海士さんの確認だ。

織田家の指示で、浜の方へと津島の商人に庇護させたらしい。

みんな疲れた顔している。

まぁ、知らん土地にいるんだもんな。

奴隷の皆様はポルトガル語のようです。

この船はポルトガル船なのでしょうかね?

黒人の奴隷さんとインド系の奴隷さん数人でしたので、ポルトガル発インド着で、さらにインドから明で商売をした。その際にインド系の奴隷を買ったと言うところだろう。


黄金の国日本で銅銭買って、金を得て、ヨーロッパで売りさばく。

そのために日本についでに来ました。

という船でしょう。


「勝三、この船は南蛮船だ。そして、この黒い肌のものが奴隷だ。」

「奴隷ですか?」

「そうだ、この者たちは金で買われ、船を漕いだり、雑務を仕事とする。

南蛮人は奴隷をものとして扱う。

こやつらが尾張を攻めて来たら、えいも、傅兵衞も乱も坊もお前も奴隷にしようとする。

南蛮から家族を守ることも重要だ。」


「ですが、父上、それは他国も同じでは?美濃が尾張を攻め滅ぼせば同じことが起きます。

南蛮とかではなく、どこが相手でも負ければ同じ。

また相手もそう思うのでは?」

「うむ、そうだな。だが、そうでないものもいる。南蛮や僧兵は違う。自分たちは治外法権など宣い、人を殺す。そういう輩には気をつけろということだ」

「勉強になりました。やはり宗教は死すべしです。」

「まぁ、そこまで考えなくても良い。

そういうこともあるということだ。」


どうやら、父上も宗教嫌いの僧嫌いらしい。

よかった。

まぁ、そうなんだよ。織田家で宗教は嫌い多いよ。


長島は圧倒的にウザい。

いつも戦に出しゃばってくる。関係ないのに。

さらに耳障りのいいことばっか言って、なんもしないくせに。

祈祷なんかで病気が治るなら、いくらでも祈祷してやらあ。

織田家は信秀様の時に、無駄に祈祷代を長島に払って、その時の借財で大変だった。

お屋形様でなければ、潰れてたよ。

もしくは徳政令で、商人に弱みを握られるかだ。


叔父上がいらっしゃった。


「叔父上」「林様」

「森殿に、勝三」


「どうなされたのですか?叔父上」

「うむ、こやつらの言葉を話せる者を連れてきた。こやつは堺で商人の元にでっちし、その後に堺などで通訳とかいうのをしてた者だ。保という。」

「保でございます。何卒よろしくお願いします。」


なんか胡散臭いのが出て来た。この時代に南蛮の言葉を喋れるって?

転生者だろうな。


「では、保、話して見よ」

「はっ。Can you speak English?」

「Yes」

「What is your name? Where are you from?」

「I’m yoze. Come from Malta island」

「I’m Tamotsu.」

「You tell me his saying?」

「Yes,I do.」

「なんと言っている」

「ヨーぜという名前らしいです。私が訳してくれるかと言うので、はいと答えました。」

「続けよ。帰る方法はあるか、どこから来たか?当家にどうしてほしいかを聞け?」

あれ?出身地の話は?しかも英語?

英語で聞いたよ。ポルトガル語じゃないの?ポルトガル語しか話せなかったら、どうしたんだろう。


「Where did you come from? What products do you have in the ship.」

「We come from Portugal . We transport many spices and potteries」

なんで、何を運んでるか聞いてんだ。

そしてすげえいい物を運んでるな。


「Do you have the way you go back to your country?」

「No we don’t.」

「OK. Can we help you to go back to your country?」

「Really?」

「Yes.」

「Thank you.One request,we are hungry.Please give us something to eat.」



手伝って欲しいみたい。腹も減っているよ。

「帰る方法はないみたいです。来たのは南蛮からで明を経由してだそうだです。織田様が助けていただけることは嬉しいみたいです。腹が減っているようです。」

「そうか。では、食べ物の手配はしてやる。そして、堺の船に乗れるようにしてやるが、その代わりに船の荷物はもらうがと、南蛮についての情報を教えてもらうと伝えろ。」

ところどころ、嘘というか伝えないところがあるなぁ。


「they take you the ship which came from foreign countries to Sakai. Instead of it,you must give up about the products in the ship and must speak about your country and another.」

「Slaved? If it is so, we can’t.」

「堺に船に乗る際は奴隷かと聞いています。」

「条件を飲むなら、奴隷にはしない。乗る乗賃ぐらいは払ってやろう。」

「Not slaved.if you do it.」

「really?」

「Yes,but you can tell the lie.」

俺も、航海士さんも顔をしかめる。航海士は周りを見る。


「What?」

「You tell the lie, we take the money from Oda. Now, if you understand,say the “ari.ga.to. “」

「ari.ga.to.」

この通訳は織田を舐めているのか?

演技しておくか?


「大丈夫みたいだね。」

「坊ちゃん、英語がわかるのですか?」

「いや、最後にありがとうって言ったよね?」

「確かに。そう言われれば、そう聞こえたのお。」


「いやはや、確かに彼はそう言いましたが、英語と思われるでしょう普通。」

「というか、英語って何?」

「南蛮語の一種です。エゲレスという国の言葉です。」

「ふーん」

演技か。バカだな。確定。


保は転生者で確定だろう。英語という言葉は明治にできた言葉だ。

よくて、イングリッシュだ。

はぁ、彼を雇う必要ないな。


「保よ、当分は当家にいろ。こやつの面倒もある。」

「はぁ、いいですが、あっちにはいいんですかね?」

「お前が言葉を教えたやつが数人いるんだろう?」

「知ってましたか?さすが林様」

「おだてる前に情報を出せ。」

「へい」


彼を連れて行く。

荷物については後日人足を連れて持ち出す。

船もうまくいけば、当家のものだ。

船の所有者が文句いうかもしれないけどね。その時は、船は助けたのだ。

それだけでも良いとしろ。

さもなければ、当家の地を勝手に占拠し、港に迷惑をかけたとして、その首切るぞと脅す。

まぁ、言っていることは、間違ってない。

契約もない。金も払っていない船が勝手に当家の港に近い入り江の土地を占拠し、船の行き来に影響を与えたんだから、所有者も乗組員も処刑だ。

なお、奴隷は大橋殿らを経由して売却した。


最後に保が

「if you take a lie, can tick them you have products few.

And we can take them to Sakai,and sell them」

と言った。

彼はホントに信用できない。


ヨーゼはこっちを見た。

そして笑顔でニコっと。

首を振った。

英語わかるのがバレたな。ヨーゼは信用できるかも。


保は処刑だ。


翌日から、ちょこちょことヨーゼの元を訪れた。

保のいない時に。そして話を聞くと、彼はなかなか日本語が喋れるようだ。

そしてマルタを拠点にするポルトガル人だが、インドとイングランドの仕事が多く英語を喋れるようだ。ちなみにマルタは地中海の拠点で最近、聖騎士団がイスラム系の国から守りきったようで、今は独立国のようだ。ポルトガルやスペインのようなヨーロッパの国が支援しているようだ。

なので、ポルトガル語を教えてもらった。もともと、ポルトガル語は前世時代に興味もあり、少し勉強もしたこともある。そのかわり日本語を教えた。

彼には、俺が英語が喋れることは内緒にしてもらった。

彼が持つ英語の本をもらった。そのかわり、日本料理を食べさせた。

まぁ、彼の待遇はそれなりにいい待遇だが、保がピンハネしている。

すぐに彼と共に保を告発した。


2週間後に、積荷のおろしも終わり、面白いものが多い。

ヨーゼが言っていたように、特に胡椒や陶器が多かった。

両方ともかなりの値段で堀田と大橋に売りさばかせた。

奴隷の料金も合わせてぼろ儲けだ。


保は、もちろんお屋形様を騙したのだ。死刑である。

ヨーゼは良い待遇になる。日本語をそれなりに駆使できるようになった。

教えたら、まだ変だが日常の言葉を喋れるようにはなりそうだ。

もともとだいぶ喋れるので、今でも聞けるレベルだ。

そして、当家の船の操縦及び外国船との商売の交渉の指南役になるとのこと。国に帰ってもきっと罰せられる。家族もろとも。でも死んだ事にすれば、家族に金が払われる。ならば帰らないとのこと。


織田はいい家来を持てた。保も誠実に生きれば良かったのに。転生チートとか思う奴は大抵自分のことしか考えてない。だから失敗する。アホだ。


保を処刑した後は、竹中さんの説得と京への準備、ヨーゼとの会話、奇妙様との勉強だ。

ヨーゼから英語を教えてもらったとして、英語を少し喋れるとした。

やっと持っている能力を発揮できるよ。今までは勝三君に能力に頼ってたもん。ポルトガル語も少しはマスターしたよ。


南蛮人はかなり無理な設定かな?

色々と南蛮の方を逃げ道に使いたいのでお許しを。


初の他の転生者と出会う。他にも転生者が。

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