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置かれた箱

 泰斗さんと内緒話が終わり、旅館に戻った俺達は、目を覚ました来栖さんと一緒に夕飯を済ませた。

 夕飯を済ませると、部屋に戻ってテレビでも見てノンビリするっていう話になったはずだったんだけど――。


「ごめん、僕はちょっと近所に飲みに行ってくるよ」

「え? で、でも、泰斗さんがいなかったら俺と来栖さんの二人きりじゃ!?」


 良いの!? 色々な意味で良いんですか!?

 というか、旅館の一室で二人きりになるって言われてるのに、何で来栖さんは、そっかいってらっしゃい。で済ませられるの!?


「高瀬君、僕はね、彼女と一緒に来るために予約をしたのに、急遽キャンセルされた友人と飲まないとやってられないんだよ。分かって欲しい」

「あ、はい。いってらっしゃいませ」


 泰斗さん、ちょっと泣いてた……。これは引き留められない……。

 となると、部屋に残されるのは俺と来栖さんの二人になる訳で……。


「二人きりだね?」

「そ、そうだね」


 横に並んで座る浴衣姿の来栖さんが眩しすぎて、真っ直ぐ見られない。

 部屋で二人きりはもう体験しているはずなのに、外だからっていう理由でこんなにも緊張するなんて。これが夏の魔物……。


「泰斗兄さんは多分夜遅くまで戻ってこないよ」

「そ、そうなんだ」


「だから、ユウと私が何をしても、誰にも聞かれないよ」

「そ、それは一体どういう……」


「……私に言わせる気?」


 え? 来栖さん!?

 俺はいきなり来栖さんに横から押し倒されて、仰向けになってしまった。

 そんな俺の上に来栖さんが覆い被さってくる。

 鼻が触れあいそうな距離で来栖さんがジッと俺の眼を見つめてくる。

 このまま手を伸ばさなくても、来栖さんはきっと俺を抱くと思う。


 そう思った時、ぴちゃっと生暖かい水が頬に落ちてきた。


「……ダメだよ来栖さん」

「何で? 私のこと嫌い?」


「そうじゃないけど……」

「だったら、良いじゃん……私の見た目ってどうせチャラいんだし、気にせず手を出しちゃえば……」


「だったら、余計出せないよ」

「なんで……ユウに嫌われたくないのに。私じゃもうドキドキしないの?」


「だって、来栖さん、泣いてるから……。今手を出しちゃうのはずるいって……」

「え? あれ? そんなことないはず……あれ? 本当だ……」


 やっぱり自分自身でも気付いていなかったんだ。

 そもそもご飯の時から静かだったんだから、いつもからかわれている俺がおかしいって思うのは当然だよ。

 それに、その理由も俺はもう知っている。


「来栖さんのその髪、俺はとっても綺麗だと思う」


 仰向けになったまま、来栖さんの髪に手を触れる。

 さらさらと指の隙間から金色の髪がこぼれ、指をくすぐってくる。


「……ごめんね。もっと早く話すべきだったね」

「……何でユウが謝るの?」


「泰斗さんから聞いちゃったから。昼間の中学校の人達のこと」

「……そっか。聞いちゃったんだ。後で泰斗兄さんを弄り倒してやる……」


「それはかわいそうだから止めてあげて」


 ただでさえもう辛そうなんだからさ……。


「……どこまで聞いたの?」

「来栖さんが金髪ってだけで財布を盗んだ犯人にされて、中学の間ずっと虐められていたってとこまで」


「はは……ほぼ全部だし……ガッカリした?」

「全然、来栖さんはそんなことしないって知ってるから」


「……よかった。ユウは分かってくれて……」


 来栖さんはホッとしたように微笑むと、身体を俺の横に投げ出して、うつぶせになりながら俺の腕を枕代わりにしてしまう。

 おかげで顔は全く見えなかった。そして、数秒間続く沈黙に耐えきれずに俺から口を開いた。


「かき氷と同じだよ」

「え? かき氷?」


「シロップの味付けは全部同じなのに、見た目の色で脳が誤解するって話。来栖さんは何だかんだで一生懸命な人なのに、見た目で誤解を受けちゃうことが多いんだなって」

「あはは、その例え、何かすっごい残念感漂ってるよ」


 あ、来栖さんが笑ってくれた。良かった。苦笑いでも笑いは笑いだ。


「からかわれるのは大変だけど、来栖さんの中身は素敵だと思ってるし。あ、もちろん、外見もだよ。髪の毛すげー綺麗だし」

「あはは……もうホント、どうしよ。正直に話すしかなくなっちゃうじゃん」


 来栖さんは呆れたように笑うと、こっちを向いて小さく頭を下げてきた。


「ごめんね。もう大丈夫だって分かってるのに、やっぱり思い出すとちょっと辛くて」

「謝る必要なんて無いよ。俺の方こそ気付かなくてごめん」


「……ユウのくせに生意気。かなり恥ずかしいこと言ってるくせに照れてない」

「あはは、だから脇腹は弱いんだって!?」


 何でこれでくすぐられるのさ!? 理不尽だよ!?


「……本当に昔からユウは変わらないよ。いつだって私を助けてくれるね」

「え」


「中学の時に……ユウがいてくれたら、きっとあんなことにならなかったのに……。私、犯人はあの香坂さんだって分かってたからさ……。盗むの見てたし、ユウに相談出来たと思う」

「……ごめん」


 うん、きっと一緒にいたら俺は来栖さんを庇っていたと思う。それに証拠まであるんだったら、飯野さんの時みたいに香坂さんを犯人だって突き止めることも出来たと思う。

 でも、そんなことは今更出来ないし、そんな中学時代のことを何度も聞こうとしてしまった。

 謝ることしか出来ないけど、これで少しでも来栖さんが安心してくれれば――。


「ううん、謝らなくて良いよ。だって、もっと前に出会ってたから耐えられたし。ユウが小さい頃に私の髪を褒めてくれたから……中学卒業するまでずっと頑張れた」

「え? あれ? 高校に入ってからじゃなくて?」


「何か勘違いしてない? ――って、そうだったなぁ。ユウって超鈍感だもんなぁ」

「あ、あれぇ……なんかいつもの文句が聞こえてきたぞ……」


「仕方無いから、昔話をしてあげる。あるところに金髪のハーフの女の子がいました。その女の子は小さい頃、日本の田舎に住んでいたんだけど、田舎の人達は金髪の私を見て、不良の子とか、育ちが悪い子ってだけじゃなくて、嫁さんが不倫して出来たアバズレの子だって言ってました」

「何でそんなことを……」


「単純なハーフじゃ、金髪の子は生まれないからだよ。でも、その子のひいお爺さんは日本に来ていたイギリス人で、その血がお爺さんに、お父さんに残ってて、アメリカ人のお母さんと出会って金髪の子が生まれたの。すごい確率だよね」


 来栖さんの話だよな。でも、あれ? 何か聞いた事がある気がする話なのはなんでだろう?


「でも、その話を誰も信じてくれなかった。おかげでその女の子は友達が一人もいませんでした。大人が子供を女の子と遊ばせてくれなかったからです。でも、ある日、そんな女の子に手を差し伸べる男の子が現れました」


 確か、あいつも――ケイトも友達がいなくて、一緒にいると大人に怒られるよって言われて、何でって聞いたら、ケイトの髪の色が金色だからって言ったっけ。

 確か、ケイトもお爺さんが外国の人とかって言っていたような?

 あれ? 一致……し過ぎじゃないか?


「その男の子に、女の子は、自分と遊ぶと大人に怒られるし、子供には仲間はずれにされるよって伝えたけれど、男の子はしつこく追いかけて来て、その理由を尋ねます。そして、女の子は金髪だからと答えると、男の子はすごく不思議そうな顔をしてこう言いました。俺はその髪の色、すっげー格好良いって思うよ。友達になってよって」


 あ、あれ? 全く同じ事をケイトっていう男の子に言ったぞ……あれ? まさか……本当に?


「その時から、女の子の中で、その男の子はヒーローになったのでした。めでたしめでたしにはならないのが、この物語の悲しいところだけどね、二人とも違う所に引っ越しちゃって、音信不通になっちゃうから。そして、女の子は格好良いって言って貰った髪を目印にして、男の子と再会しようと夢を見るのでしたっていうので終わりだからさ」

「……もしかして、来栖さんって……ケイトなの?」


「ほんっっっと、鈍感だよね? もっと早く気付いて欲しかったよ」


 来栖さんが顔をあげて、すっごく呆れた顔で笑いながら、俺の頬をつねる。

 いや、確かにずっと一緒にいて全然気付かなかったけどさ!?


「ええええ!? だ、だって、名前だって違うし、すごい女の子っぽくなってるし!?」

「だから、ちゃんと秘密を言ったでしょ? 今はこんなんだけど、小さい頃はまな板だったって。男の子みたいだったって」


「それ、全然ヒントになんてなってないよ!? というか、それなら名前は!? 何でケイトじゃなくて京なのさ!?」

「私の英語の名前、キャサリンって言うんだよ。キャサリンのニックネームってケイトって言うの。小さい頃はお母さんにそう呼ばれていたから、ユウにもケイトって名乗ったんだよ。京って名前はそのままケイトだと男の子っぽいから、ケイトに響きを似せた京にしたんだって」


 あぁ、からくりを知ってしまえば、来栖さんはずっと俺に自分がケイトだってことをアピールしていた。

 英語が得意だって言っていたのも、父親が日本人で母親がアメリカ人のハーフだからだ。

 確かに小さい頃、来栖さんが両親と話している言葉が何か分からない時があった。思い返してみれば、あれは英語だったんだ。

 それに、ユウという俺の呼び方も、来栖さんがケイト時代の俺に対する呼び方だった。

 何で最初に気がつかなかったんだろう。

 あぁ……、本当に俺は鈍感だ。


「って、それじゃあ、俺のことに気付いたのならもっと早く教えてくれても!?」

「いやー……ほら、それは……あれだよ。ユウを本当に見つけちゃったけど、料理も何も出来ないし、色々出来るようになってから付き合った方が幻滅されないかなーって……」


 来栖さんが急に顔を反らしてそんないじらしいことを言う。

 いやいや、別にそんなことで嫌ったりはしないのに。

 でも、そう言われると、頑張り屋な来栖さんらしくて、何となく納得してしまった。


「ううん、さっきのはただの言い訳。本当は……怖かったんだよ? ユウが昔のまんまなのかどうか分からないしさ……。だから、遠くから見ていて、あんまり変わって無いって分かってからも、ちょっとずつ近づいて本当かどうか確かめる時間が欲しかったの」

「それであの告白の日に繋がったんだ……」


「……うん。結局ユウは私の好きなユウのままだったから。確かめるのに2ヶ月もかけちゃった」


 うん、おかげで全てが繋がったよ。

 スーパービッチギャル子さんは、とんでもない純情娘だった。

 まさか十年以上前から俺のことをずっと好きでいてくれて、音信不通になってもまた会えるなんて夢を抱き続けてくれいていたなんて……。

 そして、恋を抱いていた俺が変わっていないか分かるまで、夢を壊さないようにゆっくり動いていたんだ。

 あぁ、どうしよう。何でそんなことしたんだよって呆れちゃうけど、どうしようもなく愛おしい。


「ありがとう。来栖さん、ううん、ケイト」

「もう、やっとその名前で呼んでくれた。いつケイトが私だってことに気付くかなーって待ってたんだけど、結局私からばらしちゃったし。ユウとまた会えた時にすぐ気付いて貰えるよう、髪も染めずに伸ばしてたのにさー」


「ご、ごめん、時間かかっちゃって……。あの時は髪の毛が短くて、完全に男の子だと思い込んでたし」

「悪いって思ってるなら、これからは京って呼んで欲しいな? 彼女なんだし」


 確かに、それぐらいしないと、気付かなかった埋め合わせにはならないな。

 それに、今はちゃんと名前で呼びたい。

 というのも、声の調子からすると、背けた顔はきっと口を尖らせているだろうし、これで機嫌が直るのなら安いものだ。


「ご、ごめん、京」

「そこで謝るなんて、やっぱりユウはへたれだなぁ!」


「えええ!?」


 しまった!? 余計怒らせた!?


「ご、ごめん」

「違うよ。そこは好きだよの一言くらいつけるの。実はまだ私、ユウに好きって言われたことないからね?」


 そう言った来栖さんが頭をこっちに向けると、そこには怒った顔が――と思いきや、来栖さんはまるで悪戯が大成功したようにニマニマと笑っていた。


「あっ!? まさか、からかってた!?」

「うん、好きって言葉すら言えないへたれな所がすっごくかわいくて。だから、こんなことしちゃうのもユウのせいなんだからね?」


 来栖さんはそのままニマニマ顔を俺に近づけて来て、唇を重ね合わせてきた。

 十年近く積もった色々な想いが溶けて俺の中に流れてくるみたいな、そんな不思議なキス。

 かすれて消えかけていた幼い日の記憶も一緒に溶けて、甘くて、苦くて、色々な味がしたけど、永久に味わいたくなる快感があった。


 そんな時を埋めるようなキスが終わり、唇が離れた俺はある一つの疑問が浮かんだ。

 まるで時間が巻戻ったかのように思い出が溢れたら、どうしても聞きたいことが出来たんだ。


「京って……昔はこんなに俺をからかわなかったよね。むしろ俺が京を連れ回していたのに、どうしてこんな風になったんだろ」

「そんなの決まってるよ?」


「え? 何?」

「ユウが好きだからだよ。好きな人には自分のことでドキドキして欲しいでしょ?」


「~~っ!?」


 ここで直球は卑怯だ。何も言えないって! 嬉しすぎて声が出ないって!


「あはは、それと、今もだけど、ユウのドキドキしてる時の顔がすごくかわいいから、もっと見たくなるんだよね」


 来栖さんが笑いながら俺の鼻をつんつんと突っつく。

 あぁ、もう、どうしてくれようか!?


「泰斗兄さんは当分帰って来ないよ? ねぇ、ユウ、どうする?」

「……その言い方はすごくずるいよ。断れる訳ないじゃん……」


「うん、分かって言ってる」


 今ならきっと手を出しても大丈夫。

 ムードだってとっても良い。きっと人生でずっと忘れられない思い出が出来る。

 こ、こういう時はどうすればいいんだっけ!?

 ま、まずはキスからかな!?

 い、いや、ちょっと待て。そう言えば、俺はちゃんと自分の気持ちを言っていなかったする。まずはそれからか!?


「京、俺は……君のことが……」


 やべぇ!? 何で今更好きっていうのがこんなに恥ずかしいの!?

 もっと恥ずかしいことしたし、今からするはずなのに、言葉の一つが出てこない!?


「俺はっ……京のことがっ!」


 ガラっと襖が開く音で、好きだ! という言葉が喉の奥に引っ込んだ。

 ちょっと待て、今俺は座布団の上で横になって、来栖さんが俺の上に乗っていて、お互いに抱き合いながら、キス出来る距離まで顔を近づけている訳で。


「いやー、僕としたことが財布を忘れ――。おや? おやおやおやぁ?」


 よりにもよって泰斗さんだあああああ!?

 うわぁぁぁ!? すごい顔でこっち見てる!?

 最高の玩具を見つけたみたいな顔でこっち見てる!?


「お、お、おかえり泰斗兄さんっ!?」

「おかえりなさい! ず、随分早かったですね!?」


 泰斗さんの視線に気付いた俺と来栖さんは慌てて飛び起きて、その場に正座した。

 何で正座してしまったのかは分からない!


「べ、別に何かやろうとしていた訳じゃないよ!? ただ、キスしてたら倒れちゃっただけで!」

「そ、そうです。ちょっと不注意で転けただけだです!」


 俺達の苦しい言い訳に泰斗さんはうんうんと優しく微笑みながら頷いた。


「いやぁ、財布を忘れて取りに戻ってきただけだよ。安心して。決して覗いていた訳じゃ無いし、何も見ていないし、君達がこれから何をしようとしていたのかはさーっぱり分からないし、予想もつかないな!」

「そ、そうでしたか……」


 覗かれていたんだろうか……。

 いや、でも、確かに財布を忘れていたのは本当のようで、部屋の隅に泰斗さんのスマホと財布が置いてある。泰斗さんは俺達を素通りして、財布へと一直線だ。

 何とか誤魔化せた……のか?


「うん、それとスマホともう一つ忘れ物をしたことに気付いてね。ちょうど良かったよ。安心してくれ。忘れ物を済ませたら、すぐ居酒屋に行ってくるから」


 泰斗さんはそういうと棚の中にしまった鞄から何かを取り出すと、満面の笑みで俺達の目の前にその箱を置いた。


「初体験でも避妊はちゃんとしとくこと。足りなくなったら買ってくるから連絡してね」


 しかも、わざと箱を開けて中身まで取り出してやがる!?

 そうして、やることやって満足したのか、泰斗さんはスキップをしながら部屋を出て行った。

 ははは、ですよね。避妊は大事ですよね。

 いやー、泰斗さんマジ大人、超気が利く。


 って、んな訳あるかああああ!


「「うわああああ!?」」


 泰斗さんが出て行った後、俺と来栖さんはお互いに恥ずかしさのあまり畳を二人して転がり回っていた。

 そうして、泰斗さんが酔っ払って戻ってきた頃には、俺と来栖さんは転がりすぎて気持ち悪くなってぐったりして、動けなくなっていた……。


「何してるの君達……」

「何してるんでしょうね……」


 こうして、その日は幕を閉じるけど、結局全然眠れなかった……。



 泰斗は車を運転している泰斗はルームミラーで後ろの二人を見ながら、思わずプッと噴き出した。


「二人とも寝付けなかったせいで、いまさら寝たんだなぁ」


 シートベルトを締めながらも、互いに肩を貸しあって、高瀬と京は寝ている。


「昨日は本当に何もなかったのか。んー、気を利かせたのは失敗だったかな」


 中身が減っていない箱を思い出しながら、二人の顔をもう一度ちらっと見る。


「どっちも純情だよね。似た者同士でとってもお似合いだよ」


 そう呟いて、カーステレオの音声を絞った。


この話で海編終わりです。

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