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フリーダム  作者: 九条
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二日目

④定期テストの場合


修斗(うわやっべ、全然わかんねえー、意味が伝達してこねー)


修斗(昨日2時まで起きてたんだけどなあ…まぁ起きてただけで勉強してないんだけど。)


先生「あと5分だからしっかり名前を記入しているか確認しなさい。」


修斗(え?!マジかよ!?まだ始まったばっかじゃねーの?!)


先生「あ、間違えた、始まって5分だった」


修斗(くそハゲ野郎、くたばれ!!)


修斗(とは言ったものの、解けないなら時間が何分あっても意味が無い)


修斗(なので、隣の人の答えを参考にしたいと思います)


チラ


修斗(ふむふむ、なるほど…)


先生「何やってんだ!!」


修斗ビクッ


先生「おい俺!!起きろ!」


修斗(どんな夢を見てるんだよ…つか寝ちゃダメだろ!!)


修斗「なぁ、先生見てねーし、答え見せ合おうぜ」


生徒「あぁ、いいよ」


ガシッ


修斗「え?」


生徒?「フッフッフ、まだまだ甘いんだよ、お前は。」


バッ


修斗「は、ハゲ野郎……。」


先生「これで貴様もオシマイだ!!地獄へ落ちろ!!」


修斗「は、ハメやがったな!許さねえ、絶対に許さねえぞ!!」


先生「ゲヒャヒャヒャ!どうとでも言え!このクズが!!」


生徒「先生。」


先生「あ?」


生徒「黙れハゲ」


先生「?!」


修斗「クックックッ」


先生「まさか?!お前!!」


修斗「あぁ、そうだよその通り。もうこのクラスは俺の支配下なんだよォ!!」


先生「クソッ!やりやがったなああ!!」


生徒「」







⑤告白の場合


修斗(いきなり体育館裏に呼び出すなんてあいつ一体何のつもりだ?)





修斗(なーんて。ハーレム漫画特有の主人公の鈍感さは私は生憎持ち合わせていないのでーす!こういう状況は告白されるっていうのが定石!期待してるよ!!)


修斗「どうした?急に呼び出して?」


修斗(だけど鈍感っぽさをアピールしていくゥ!!)


幼馴染み「あの、今日は頼人に相談したいことがあるの。」


修斗「何?」


幼馴染み「あの、その……


先輩「おォイ!!頼人ォ!何かちらとと見てみりゃすげェ光景じゃねーかァ!!良かったなァ!お前にも春が来て!!」


修斗(いや空気読めやてめぇ!!)


幼馴染み「せっ…先輩…!」


先輩「あァ、いきなり悪かったなァ、邪魔して。俺は気にせずやってくれ」


修斗(いやどう考えても無理があるだろ!)


幼馴染み「いやっ…その…先輩って彼女いるんですか?」


先輩「いるけど、何で聞く?」


幼馴染み「そう、なんだ。いるんだ。ごめん、修斗。やっぱ何でもない。」


ポロッ


先輩「あァ?何だ根性のねェやつだなァ、ったく、なァ修斗。」


修斗「……………。」


先輩「修斗?」


修斗「…あいつの想い人、あなたらしいっすよ。はいこれ」


先輩「はァ?何だこの手紙、えーと先輩へ、ずっと好きでした(以下略)…………」


先輩「ごめん、修斗」


修斗「やめて!謝らないで!!」








⑥休み時間の場合


キーンコーンカーンコーン


修斗「ふーっ、やっと3時間目終わりかー、まじキツいわ」


生徒A「帰りたいという願望しか湧かない」


生徒BCDEFGHIJKL「それな。」


修斗「いや帰りたいやつ多過ぎだろ。気持ちは十二分にわかるけども」


修斗「今日疲れたから、誰かカラオケ行かね?」


生徒会長「疲れたからカラオケ行くというのはどうなんですかねえ?」


修斗「よう、生徒会長、ここ女子校にする案通った?」


生徒会長「いや通るわけないだろ!仮に通ったら僕含め男子全員退学だわ!」


修斗「マジか通んねえのかー、授業中屁をこいていいという案は?」


生徒会長「むしろダメだったの今まで!?うわ、僕違反しちゃってたわ!」


修斗「まぁそれはともかく、授業を無くすという案が今みんなの希望なんだけど、どう?」


生徒ABCDEFGH「頼む。」


生徒会長「そんなん提案したら生徒会長辞めさせられるわ」


修斗「うーん、無理かー、他の方法は……………」


生徒会長「諦めなさい、学校とは監獄のようなものなのです。」


修斗「この人悟っちゃったよ」


キーンコーンカーンコーン


修斗「あ。」


先生「おら授業始めんぞ」


修斗「そういえば先生を倒すという方法があったな」


生徒会長「あー、それいいかも」


修斗「おい先公!デュエルしようぜ!」


ヒュン


修斗「え?」


修斗(今、チョークが通った…?)


生徒会長(全く見えなかったぞ……)


先生「私に勝つなんて。100年早いんだよ!」


修斗「今更だけどこの学校へんなの多過ぎだろ」


先生「いやお前には言われたかねーよ!」


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