チートは使わないでください
「(て、事はここは異世界!!すごい!!楽しい!!しかも私チート勇者なんでしょ、チートが使えるって事なんでしょ!!、、ハハハハハ)」
「フ、フハハハハハ」
愛は思わず笑ってしまった、それを不思議そうに見る魔法使い達
「じゃあ、さっそく使って見ますか!!」
「(どう使えばいいか、なんとなくで分かる、すごい!)」
窓の外に手を伸ばしてチート能力を使おうとした次の時
「チート発ーー」
「「待ってくだされ!!!」」
魔法使い達が冷や汗を流しながら慌てて大声で止めに入った
「」ビクッッッ
愛はびっくりしたが自分の持論を喋り始めた
「え?こういうのって、魔王を倒す為にチートスキルが与えられて世界を救う旅に出て無双&チヤホヤされるものじゃないの!?」
「(最後の私欲ダダ漏れじゃねーかッッッ!!)」
魔法使い達が小声で喋り始める
「おいおい、゛今回゛の勇者は大丈夫かよ、」
「゛マサル゛達はやっっぱり凄かったんだな」
次第に声が大きくなっていく
「ゴホンッ」
後ろのほうで咳払いが聞こえた、魔法使い達がいっせいに後ろを向いた
咳払いをしたのはどうやら長いひげの老人だった
老人が愛の方に歩き始めた、魔法使い全員が道をあけた
「私の名前はトップというものじゃ、まぁここのリーダー的存在じゃわい」
愛に握手を求める
「わたしは、さくらあいって言います、、、」
握手をした
「うん、大丈夫だ」
「?」
愛は何が大丈夫かわからなかった
「いいかのう?よく聞いてほしいんじゃが」
「貴女が倒すのは、勇者じゃ」
「え?、、、」
愛は困惑の表情を浮かべた
「正確に言えば、元勇者だった者゛達゛じゃ」
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物語を書くのは楽しいです。