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森の中の永遠

作者: 黒紅紅赤

 朝靄に立ちこめる森。朝日が、木々の中を一方向に照らし始める。

 「今朝は、騒々しい」

 ニーナは大木の上に横たわりながら、地上と森の木々を眺め回した。

 幻想的に見えるが、彼女にとって、当たり前の光景。

 人影のような陰が光を遮りながら動いている見つけると、影を追う支度を始めた。

 「不審者。それとも迷い人。方向的に川に向かっているみたい」

 ニーナは木々から木々へと渡りながら人影を追跡する。

 「移動がかなり速い、まるで森に慣れているみたい」

 ニーナは人影を追って川岸の大木の上で立ち止ままるとちょうど川岸に追いかけている人影と川下から複数の人影と馬が見えた。

 「村の方向に近づいている、侵入防止結界があるので一応問題は無いか」

 ニーナはそう思うと、人影同士の行動に注目した。

 人影は森の奥を抜け川岸にたどり着くと川下の方から複数の武装した兵士と馬上の騎士が現れた。

 前方の兵士達が弓を構えると、馬上の騎士が指示を出した。

 兵士から人影の足下に向けて矢が射られた。

 「あっ」

 人影はバランスを崩して川に倒れたが、騎士と兵士からでは、まるで川面に吸い込まれるように見え、兵士達があたりを見渡した。

 「消えた」

 兵士達が騒めいたが、馬上の騎士が号令を掛ける。

 「川に落ちたかも知れない、川下の方を探せ」

 そう言うと騎士と兵士達はもと来た川下の方へ向かう。

 木々の上でいきさつを見ていたニーナ。

 「不審者というより身なりがいいから盗賊ではない。近くの貴族の不法侵入でもなさそう。さっきの迷い人を追っていると考えた方がいいかも」

 ニーナは騎士達が見えなくなることを確認すると木の上から地上に降り、人影が消えた川岸に向かった。

 「騎士達から消えたように見えたのは結界の内側に入ったためか」

 ニーナは川面に映る木々をみながら人一人隠れる大きさの岩の方に向かう。

 「結界の内側に入ったと言うことは結界除けの護符でも持っているのか」

 岩陰の裏側に向かうと上半身裸で川に入ろうとしていた女性がいた。

 「助かったのに、何をやっているの、この子は」

 声が後ろから聞こえたので振り向くと、最初は驚いた顔をしたが、ニーナの身なりを見ると安心して笑みを浮かべた。

 「森の民でしょう、あなた」

 「私達のこと知っている。何者なの」

 ニーナは思わず、女に弓を向けた。

 「ちょっと。え。まってまって、何もしないから」

 「それで、私を知っている理由は」

 「私は、アンナ。くっしゅん。ねえ、川から出ていいかな」

 アンナの冷えた体を温めるためにニーナは迷いの森の中でで焚き火起しながら昼食の準備を始めた。

 焚き火囲いながら食事をする二人。

 「それで、話してくれるのでしょうね、私達を知っている理由を」

 アンナはニーナが用意して昼食を頬張っていた。

 「もりぃのしゃみとひっているのは」

 ニーナはあきれ顔しながら

 「飲み込んでから、話しなさい」

 「森の民を知っているのは、前に出会ったことがあるから」

 ニーナは怪訝な顔をした。

 「前に出会った」

 「野営訓練という名のキャンプの時に教官として出会ったんだ。あの時は男の人だったけど」

 「そうなの、アンナ、この迷いの森に来た理由は」

 「迷いの東側にある街に行くために、森を抜けて近道をしようとしたら、弓を射られた後、貴女に出会ったの」

 「そう」

 アンナは急に真面目な顔になって、

 「それでお願いがあるの、森の民。私を東側の森の出口まで連れってくれないかな」

 「どうして」

 「また、襲われると困るんだ」

 「襲われるのが前提なの」

 「私、今、駆け落ち中なの」

 「駆け落ち中って、相手は何処にいるの」

 「東側の森付近で合流予定なんだけど、川下の方から行くと、矢を射られた者と鉢合わせで。川上の方に行くと、この森の名前通りの迷ってばかりで先に進めないの。貴女なら迷わず森を抜けられると思うの」

 「それは」

 口ごもるニーナをみてアンナは懇願した。

 「お願い、助けて。ええと、森の民、私はどうしても行かないと駄目なの、だからお願い」

 「私は、ニーナ」

 「ニーナちゃん。お願い」

 「分かった、分かったからちゃん付けはやめて」

 「ありがとう、ニーナちゃん」

 森の中を進む二人。

 「何かすごいね。目的地まで進んでいるみたい」

 「そう思う」

 「違うの、迷いなく歩いているみたいだから」

 「少し迂回してから向かっているの。追跡者と鉢合わせしないために」

 「追跡者なの。盗賊か何かの間違いでは」

 「駆け落ち中の人が何をいっているの」

 「そうでした」

 アンナの屈託なく笑ったのを見て、ニーナは呆れ顔した。

 「アンナ。私と会った時、川に入っていたよね。どうして」

 「ホッとしたらお腹が空いちゃって、川面みたら魚が泳いでいたから」

 「捕って食べるつもりだったんだ」

 「そうなんだよ、珍しい魚も泳いでいたんだよ」

 「そう」

 二人はたわいのない話をしながら、森の中を進んでいく。

 「私が結界を解除しなくても侵入防止結界が解除された。アンナが行っているのか」

 「ニーナちゃん、何難しい顔をしているの」

 アンナがニーナの顔をのぞき込む。

 「アンナ、森の民の護符か御守りみたいなもの持っていない」

 「あるよ。これのこと」

 アンナは腰袋から木の札を取り出してニーナに手渡した。

 「これを何処で」

 「彼から手渡されたの。この森の御守りといわれて」

 「彼?」

 「これを持っていると迷わないと言われたけど、迷いまくりました」

 「方向音痴なんでしょう」

 「そんなぁ」

 「それと、私から離れないで。近くに罠があるから」

 「罠、罠ってこれのこと」

 木の陰にある、罠を指さした。

 「なにやっているの」

 ニーナはアンナの側に駆け寄るが、罠が作動してニーナの左手に当たる。

 「大丈夫。アンナ」

 「私は大丈夫。ニーナちゃんは、血でている。こっち来てニーナちゃん」

 アンナはニーナの手を引いて日差しが差し込む場所に行き、傷ついた部位に手をかざして、歌を歌い始めた。

 アンナ顔見ると、きつく纏めていた髪の毛がほどけると、ニーナは思わず見惚れた。彼女の歌に反応するかのように髪の色が一部輝きだすと、痛みが引いていくのが感じると傷口がみるみると治ってゆく。

 「傷が治っていく。魔法なの」

 アンナは意識を集中しているのだろう、ニーナの問いかけも反応せず歌い続けていた。

 アンナの髪の色は太陽の光と混じった光景は朝方みる光景よりも幻想的であった。

 「これで、大丈夫だよニーナちゃん」

 よく見るとアンナの虹彩も太陽の光が入ったように光っていた

 「アンナその髪の色と目はどうしたの」

 ニーナがそう言うと、アンナ顔色がみるみる変わると同時に髪の毛を押さえながら森の中に駈けだした。

 「今の私を見ないで」

 「アンナ、待って」

 森の中にある湖に足首をつけて蹲っているアンナをようやく見つけた。

 ニーナは静かに近づくとアンナはオナモミの実に似た植物を服や髪の毛くっつけいた。

 「私の言う事を聞かないから。いっぱいくっつけて」

 声をかけると、アンナは振り向いた。髪の色と目の色は元に戻っていた。

 「ニーナちゃん」

 「じっとしていて。くっついている実を取ってあげるから」

 ニーナは背中からアンナの髪をとかしながら服と髪の毛に付いた実を丁寧にとってゆく。

 ニーナの優しい手つきで髪の毛を触られるとアンナは安心したのか笑顔をみせる。

 「ニーナちゃんは、お姉さんみたいだね」

 不意に言われ、ニーナは思わず答えた。

 「嫌よ貴女みたいな妹なんて」

 「そうかな、可愛いい妹だと思うよ」

 「可愛いいとか自分で言わない」

 「えへへ」

 「髪を結い直したら、目的地に向かうわ、アンナ」

 「はーい」

 アンナの髪をきつく結い直し直後、森の中から複数の森の民が現れた。

 複数の屈強そうな身なりをみてニーナは単なる哨戒でないと感じた。

 アンナは不穏感じ取ったのかニーナの背中に身を潜めた。

 ニーナ達が囲まれると、村の哨戒している隊長が現れた。

 「隊長、みずから見回りですか」

 「ニーナ、その娘は」

 「森で、迷子になっていたので保護しました」

 「その割には、村に近づいているが」

 「東側の森の出口に向かっていますので、これ以上先には進みません」

 「そうか、それならいいのだが」

 口ごもる隊長。

 「ねえ、ニーナちゃん」

 「今は、静かにして」

 隊長が辺りを見回す。

 「ニーナちゃん、囲まれたみたいだね」

 アンナがそう言うと、森の奥から矢が射られ、複数の森の民が倒れた。

 「敵襲、応戦しろ」

 隊長がそう叫ぶと森の中に弓を引いた。

 「アンナ、なんで判ったの」

 ニーナはアンナの手を引っ張りながら木の陰に隠れる。

 「聞こえなかったの、何かが近づいている音と声が」

 ニーナは辺りを見回すが、矢が四方八方から射られる。

 「この森の中で、我ら森の民が、一方的に翻弄されるのは何か変では。何処が手薄なのアンナ」

 「あっち」

 「隊長、私達が囮になります」

 「囮になるだと」

 「攻撃をしているのは、彼女を追っている者だと思います。彼女が移動すれば、追ってくると思いますので、反撃をお願いします」

 ニーナはそう告げると、ニーナの手を引きながらアンナが手薄だ行った場所に向けて走り出した。

 二人は東側の森の出口の方向に向かっていたが、追っ手が来る気配がなかった。

 どのくらい走ったのだろうか、追っ手も戦闘の音も聞こえない。

 「逃げ切れたのかな」

 「判らない」

 二人は東側の森の出口付近まで来ていた。

 「アンナ、私に隠していることはない」

 「どうして」

 「何もかもが不自然すぎるから」

 「そうなんだ、私は不自然かな」

 「そうね。アンナの駆け落ち相手はどこにいるの」

 「まだ、来ていないみたい」

 「私の勘では、嘘でしょう」

 アンナは苦笑いをしながら答えた。

 「ニーナちゃんにはかなわないな」

 「本当の目的は」

 「森の民の隠れ里を探しているんだ。森の民に接触できればよかったんだけど、最初に出会ったのがニーナちゃんだったから」

 「私?何をするつもりだったの」

 「何もしないよ、だってニーナちゃんは、ハーフでしょう」

 「知っていたの」

 「ハーフは村の中には入れないでしょう。彼の目的としては困るから、少し森の奥に入ってアンナちゃん以外の森の民に会って村の場所が確認できれば約束が果たせると彼が言っていたから」

 「約束って」

 「彼からは『いつまでも側にいる』としか、それに、ニーナちゃん私の能力を見て驚かなかったよね、どうして」

 「能力、治癒の魔法のこと、森の民の間では珍しくない」

 「ここでは使える人が沢山いるの」

 「そんなに多くはないけど見慣れている」

 「そうなんだ。私は変じゃなかったんだ。歌で傷とか癒やしたりできるんだ、よかった」

 「歌で。魔法じゃなくて」

 「私が歌うと、若返ったと話まであるの、それが嫌になって逃げ出したんだ」

 「アンナ、私に言った、駆け落ちは嘘なの」

 「半分は当たっている。駆け落ちの相手は、彼ではなく本当は私の兄さんなの」

 「お兄さんなの」

 「私の境遇を見かねて『見たことの無い世界を見に行こう』と言って、館から逃げ出したんだ、ただ安全に逃げるたために迷いの森の民が住んでいる場所を探すの条件だったの」

 「森の民と戦っているは、あなた達の差し金なの」

 「私は判らないけど、多分そうじゃないかな。ごめんなさいニーナちゃん」

 「アンナ、このまま真っ直ぐ行くと森の出口に出るから、そこで待っていて」

 「戻るのニーナちゃん」

 「私行ってくる」

 「待って、ニーナちゃんこれを持って行って」

 袋の中からネックレスをを渡した。

 「アンナ、これは」

 「御守りだよ、ニーナちゃん」

 「御守りなの」

 「兄さんから貰った物なんだけど、どうしても大切なものに出会ったり、守りたいと思った場合に渡せと言われているの」

 「そんな大事なものを私に渡してもいいの」

 「ニーナちゃんに持っていてほしいの。ニーナちゃんには無事でいてほしいのだから受け取って」

 「わかった。そんな顔をしないで、無事に戻ってくるから」

 ニーナは森の中に戻って行った。

 戦闘は終わっていて、多くの森の民とアンナが言っていた多数の兵士の屍があった。

 「両方とも全滅なの」

 どことなく馬の嘶き聞こえたので、ニーナは向かう途中人影が見えた。

 リュオンは脇腹から血が滲み出しながらどこかに向かっているをみつけ、ニーナが後ろから声をかけた。

 「あなたはアンナのお兄さんなですよね」

 不意に声をかけられ、剣を構える。

 「アンナから聞いたのか」

 「今、アンナは迷いの森の出口付近にいます」

 リュオンは複雑そうな顔をした。

 「これをアンナから預かりました」

 ニーナはリュオンにネックレスを見せた。

 「そうか、そのネックレスををアンナから受け取ったのか」

 少し咳き込むリュオン。

 「大丈夫ですか」

 「ああ、君の名を聞いていいかな森の民よ」

 「ニーナ。ニーナ・アルガスト・リーフ」

 「ニーナか。私を馬の場所まで連れて行ってくれないか」

 「荷袋を背負った馬ですか」

 「その馬の辺りまでいい」

 ネックレス着けているニーナの姿みてリュオンはホッとした顔で呟いた。

 「そうか、妹は君を選んだんだな。そうか」

 そして何か納得するかように頷いた。

 「なにか言いました。お兄さん」

 「君はすてきな人だねニーナ」

 「お兄さんの目的は何ですか。アンナからでは『いつまでも側にいる』としか聞いていません」

 「私が不死王になることだ」

 ニーナは戸惑った。不死王、リッチになると宣言したからだ。

 「本当に馬鹿みたいな人」

 「私は馬鹿なのか。それも悪くないな」

 「馬鹿と、はっきり言えば語弊になるから言わないけど」

 「そうか、俺は馬鹿か」

 「そうみたいです」

 馬が草を食むでいる近くに赤い花咲き誇っている場所でた。

 「その荷物は何ですか」

 「西の入り口付近で手に入れた若い女性の遺体だ」

 リュオンは痛みに耐えながら馬から遺体の入った袋を木陰に下ろし、遺体を取り出した。

 遺体の少女は、赤いドレスをきており、長い髪の色以外はアンナに似てなかった。

 「その遺体をどうすのですか、アンナの身代わりするつもりですか」

 リュオンは遺体の状態を確認しながらアクセサリー類を着け、髪を梳かし赤いドレスと着付けし直し遺体を整えていく。

 「お兄さんがリッチになったとして何が得があるのですか」

 「悠久の時の間、存在し続ける事と、約束が果たせる。妹の安全も確保できる。それに、君の問題も私がリッチになれば解決する。この森の守護者、違うな森の境界を徘徊するする化け物として君臨できる」

 「その女性と共にですか」

 「彼女には申し訳ないが、妹の身代わ・・・。違うな、私の永遠の時と共に側にいてくれる伴侶になるんだな。ニーナ、彼女に名前をつけてくれないか」

 「私がですか」

 「伴侶となる者の名もないのは少し寂しいからな」

 ニーナは少女の遺体を見ると側に花が咲き誇っていた。

 「リコリス」

 「リコリスなら彼女も納得してくれるだろう。ニーナ。妹から手渡されたネックレスを貰えないか」

 「これをですか」

 「妹もリッチになったと完全に偽装するために必要なんだ。リコリスとっては迷惑かも知れないが」

 ニーナから受け取ったネックレスをリュオンはリコリスに着けた。

 「ニーナ、これを渡しておく」

 リュオンはニーナにペンダントを渡すと、ニーナは困惑した。

 「大丈夫だ。それを妹に渡せばすべて分かってくれる」

 「アンナは分かってくれるの」

 「もう、行くといい。妹が待っているだろう。私は、今から、リコリスと共に不死王になる。その後はこの森に入ってくる侵入者はいなくなり、迷いの森の民は外界と遮断できるようになる。ニーナ、妹をよろしく」

 ニーナが二人の元から離れると、森の中で魔方陣らしき閃光が走ったあと、森の鳥や獣が騒めいたあと、人とは思えない声が響いていた。

 アンナは木の陰に座りニーナの帰りを待っていた。

 日が陰始めた頃ニーナが森から出てきた

 「アンナ、おとなしく待っていた」

 アンナは少しホッとした笑みを浮かべ、ニーナの後ろ方を見てすぐ寂しい顔した。

 「待っていたよ。怪我はないニーナちゃん」

 「大丈夫。怪我はないよ。これを渡してくれと頼まれた」

 リュオンから手渡されたペンダントをアンナに渡した。

 「これは、兄様の、これを何処で」

 「援護に戻っている最中に出会ったの」

 「そう。兄様はここには来てくれないのですね。ニーナちゃん」

 アンナはペンダントを強く握りしめ。決意したかようにニーナ言った。

 「私と共にいてくれますか」

 ニーナは素っ気なく答える。

 「貴女が一人でも大丈夫と言うまでは」

 「いつまでも、側にいると言わないんだ」

 「アンナが私を必要としている限りはいるよ」

 「それでは、駄目なの私は・・・」

 アンナの声が小さくなっていった。

 「その代わり、私がアンナのことを必要とする限り離れないから、貴女が嫌と言っても、付きまとうから、そこのところは覚悟していてアンナ」

 ニーナの発言にしろどもどろになりがら答えた。

 「あ、うん、はい」

 「行こうか、見たことの無い世界を二人で見に行こう」

 「はい、ニーナちゃん」


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