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僕だけが騙されない超癒しダンジョン  作者: 東條水久
第一章 癒しが必要なあなたに
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プロローグ

「んふふふふ、ネコちゃんネコチャン、んふっ、きゃわうぃうぃねぇ~~ん❤」




 うわぁ。





 ここはとある村の外れにある洞窟…………もといダンジョンである。


 一人の男が数匹の小動物に群がられていた。


「んもう~、みんな俺のこと好きすぎだろぉ~❤」


 僕はがたいのいい男から発せられるデレデレ声に若干引きながら辺りを見回す。


 んん……? おかしいな……あの声は……。


「そぉら、みんなのためにご飯もってきたぞぉ❤」


 小動物が男の周りを取り囲み、鳴き声を上げている。それは僕がいた世界でも聞き慣れた鳴き声だ。だが、それだけじゃなかった。


「ああ、もうかわいいなあ❤ でもそんなに鳴いても、何言っているか分からないよぉ。きっと俺に愛を囁いているだろうなぁ❤」




 その動物たちの鳴き声に重なるように、罵詈雑言が聞こえてくる。




(これは……僕にしか聞こえていないのか? というか――)


「んふふっ、やっぱ愛を振りまいてくれる動物たちは、癒しだよなぁ~❤」




『黙れカス』




(騙されてない?)


ここまでお読みいただきありがとうございます!

初めての長編作品の連載となりますので、至らぬ点が多々あると思いますが、感想等でご教授いただければ幸いです。


本日はプロローグ含め1-1、1-2の三本を更新予定です。

1-2は21時に、1-1はすでに更新されていると思います。


「僕だけが騙されない超癒しダンジョン」の一章は基本毎日、17時と21時の二回更新していく予定です。

よろしくお願いいたします。

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