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薬草少女は今日も世界を廻す  作者: るなどる
第1節
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2.薬草は苦い

「薬草のイメージを一新したい」


 昼下がりの静かな食堂に私の声が響く。

 冒険者たちは皆、村の周辺に狩りに出かけている時間帯で誰もいない。

 ここにいるのは、私とミラ、それに食堂で片付けをしているミラの両親くらいだ。


「唐突にどうしたのー?」

 少し困ったような顔でミラが訊ねる。


「ミラは薬草のことってどう思う?」


 私の急な問いにミラは少しうーんと考え、

「安い、苦いーかな?」


「はぁ、だよねぇ」

 思っていた通りの答えだ。

 いや、誰に聞いても同じ答えしか返ってこないだろう。


「何かあったー?」

「このままでいいのかなーって思ってね」

「薬屋がイヤなの?」

「そういうことじゃなくて、薬草ってミラに聞いた通りのものじゃない?」

「私はちょーっと苦い感じは割と好きだけどなぁ?『効いてる』って感じするじゃない」

「効いている感は同意するけど、私はあんまり苦いの好きじゃないなー」

「そっかー、じゃあとりあえず味をどうにかしてみるー?」

「とりあえず味かなぁ・・・」

「となると、うちで考えられそうなのは薬草を使った料理とかー?」

「シロップ漬けとかも良さそうだよね」

「だったらジャムにして、パンにつけてみるとかはどうかなー?」

「いっそ、パンに練り込んでみる?」


 ミラと話しているのは本当に楽しい。

 どんどんアイディアが出てくる。

 私たちはそれらをまとめ、試行錯誤することになった。


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