絵本『エリクシオールのおうさまと4にんのえいゆう』
これは エリクシオール というくにが できるまえの おはなし。
あるところに こころやさしい りょうしゅさまが いました。
りょうしゅさまは みんなのことが だいすきです。
みんなも りょうしゅさまが だいすきです。
あるとき となりにいる わるいくにのおうさまが たくさんの へいしをつれて りょうしゅさまのところに せめてきました。
りょうしゅさまは みんなをまもるために わるいくにのおうさまと ひとりで たたかうことにしました。
りょうしゅさまは みんなに にげるよう いいました。
しかし みんなは りょうしゅさまを おいてにげるのは いやだ といいました。
りょうしゅさまは こまりました。
そのとき てんから 4つのひかりが ふってきました。
ひかりは ひとのすがたになり じぶんたちは りょうしゅさまのちからになるために てんから やってきたのだと いいました。
りょうしゅさまは その4にんといっしょに わるいくにのおうさまと たたかいました。
てんからきたひとたちは とてもつよく あっというまに わるいくにのおうさまたちを たおしてしまいました。
そして 4にんは ふたたび てんへと かえっていきました。
りょうしゅさまは みんなが あんしんしてくらせるくにを つくることにしました。
みんなが いつも けんこうでいられるように というねがいをこめて エリクシオール というなまえをつけました。
りょうしゅさまは おうさまになり みんなと しあわせにくらしました。
めでたしめでたし。
さく:アイリーン=ジオメトリア