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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ぬいぐるみ

作者: 海月

ぬいぐるみ作りが趣味の彼女のお話。

私の趣味は裁縫だ。


大好きな人形たちを縫って縫って縫い合わせて。


出来上がる作品が大好きだ。


小さい時から裁縫をしていて。


ぬいぐるみを作ったこともある。


犬を作ったこともある。


両親を作ったこともある。


今は大好きな彼氏を作ってる最中だ。


でもどうしても上手くいかない。


1番目の彼氏は手が綺麗だから手をもらって。


2番目の彼氏は足が綺麗で。


そんな感じで完璧な私だけの彼氏を作っている。


だが足りない。何かが足りない。


目だ。私への愛の篭もった目が足りない。


今の彼に電話をかける。


今からうちに来てくれないか。


一晩中愛を囁いてくれないか。


そう言って誘う。 この彼は目が綺麗なんだ。


彼がつく。 部屋に入れる。


ひとまず彼に料理を振る舞う。


今までの人の残骸の処理と睡眠薬を混ぜて。


特性のシチューを食べさせる。


そして彼の喉を潰す。


彼の声は嫌いだ。 要らない。


逃げられないようにアキレス腱を切る。


彼の足は要らない。


そして目に手をかける。


綺麗な瞳。 吸い込まれそうな瞳。


そして目のない彼はもう要らない。


今までの人と同じように食用にする。


最後にぬいぐるみに瞳を入れる。


あぁ最高。素敵。濡れちゃう。


愛してるよマイダーリン。





周囲の人から異臭の苦情で警察が入る。


彼女はツギハギな男性と思わしきものを抱きしめたまま死んでいた。


眠るように。まるで子供がぬいぐるみを抱いて寝るように。幸せそうに死んでいた。


10分くらいの思いつきなのでおかしな所が多々あると思います。ご指摘&感想いただけると今後に生かせるのでよろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[一言] これは・・・こういうこと考えてる人.…好きかも。
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