2151-Nina-②
ニナ「今日も、あの変なイノシシ居るかな?気になるけど先に普通のイノシシを狩りに行かなきゃ」
【ニナは普段通りイノシシを狩りに行くが、イノシシが見当たらない】
ニナ「今日は全くって言ってもいいくらいイノシシが居ないなぁ...こんなこと初めてだわ。」
ニナ「仕方ない、村の人に相談しに行こう。」
【家から下って10分くらいの村人の家に到着】
ニナ「あの~、今日全然イノシシが見つからなくて...どうしたらいいですか?」
村人「本当に居ないのか?」
村人「うーん、悩んでも仕方ないな、森林の奥へ進んで探そう。」
【こうして、森林の奥へ進むことを許された】
【しかし、昨日沢山地面に書いた文字が残っていて奥へ進んだ事がバレてしまう】
村人「おい、これはどういう事だ?」
ニナ「...ごめんなさい。なんか変なイノシシが居たから、言葉を教えていたの」
村人「そんなことは聞いていない、なんで森林の奥にこんなのがあるんだ?」
ニナ「これは...変なイノシシに言葉を教える為に...」
村人「いくら言葉を教えるからって、こんな物作ってどうするんだよ!」
ニナ「ごめんなさい...」
村人「はぁ。わかったよ、疲れてるんだろ、家でゆっくり休め。明日から代わりに俺が狩ってやる。」
ニナ「いいの?これからイノシシ狩らないで済むの?」
村人「あぁ、その代わりイノシシは抜きだ。この事をしっかり反省してから俺の所にもう一度来い。」
ニナ「そんなことされたら本当に死んでしまうよ!」
村人「だったら、今すぐにでも反省するんだな。」
ニナ「...。」
【ニナは相当落ち込み、家に帰って反省していた】
ニナ「いくら弓が使えたって生きていけなきゃ意味ないじゃん...」
ニナ「人類も少ないんだし、なんでそこまで私に厳しくするんだろう。」
ニナ「そもそもイノシシも無いのに家でゆっくり休めないって!」
ニナ「あぁ、お腹空いたなぁ~」
【数時間後、夜中にこっそり窓から精霊が現れた】
ニナ「あぁ、君か。君のおかげでこっちは死ぬかもしれないのよ。」
ニナ「というか、書かないと君には伝わらないんだったね。」
【精霊は何もない空中に文字を浮かばせて見せた】
精霊「こんにちは」
ニナ「あぁ、教えた言葉覚えてくれてたんだね、嬉しいけど今はそれどころじゃないんだ。」
【精霊は一緒に来てほしそうに見つめながら、再び空中に書き込んだ】
精霊「いっしょ きて」
ニナ「あーもう、仕方がない。行ってあげようか。」
ニナは「わかった」と書いて家を出た。
精霊は、どんどん森林の奥へ進んだが、ニナが途中で異変に気がついた。
ニナ「なにこの変な鉄の塊...生き物みたいだね...」
「でも、この前来た道と同じはずなのに、なんでこんな前から置いてあった感じなんだろう?」
【歩き続けて数分後、広場に出た】
そこには、大量の木の実があった。
しかしニナは、木の実を食べれるということも教わってないので、木の実が何か分からなかった
ニナ「なに?このへんなもの」
【精霊はニナに教えるかのように木の実を食べた】
精霊「これ いのしし」
ニナ「いのししじゃないよ、なにそれ?」
精霊「いのしし」
ニナ「イノシシじゃないって書いてるんだけどなぁ...まあ食べてみよう。」
ニナ「ん?こんな感じ初めて...むちゃくちゃ良い!」
ニナ「このイノシシがあれば、生きていけるかもしれない!もうあんな所で生活しなくてもいいかもしれない!」
精霊「あげる ニナ おしえる」
ニナ「いいよ、ことば、おしえてあげる!」
ニナ「あ、でもこのままだと絶対にバレちゃうから文字の形を変えて教えなきゃ。」
ニナ「また最初から教えないといけないのが大変だけど、見つかるよりかは全然良い。」
そしてニナは、朝明けるまで暗号化させた日本語のひらがなを教え続けた。
ニナはその後バレないように家に帰って寝た。