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365個の物語  作者: ひなた
卯月 嘘と本当
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卯月七日

  良かったよ 早めの予定 開花前

      心配したけど とても適切


 少し早くて、まだ花が咲いていないんじゃないかと思ったけれど、満開を迎えてくれたようで、とても適切な判断だったと言える。さすがは僕、なんてね。

 しかし開花前じゃなくて、こんな綺麗に咲いているときで、本当に良かった。

 花というのは言葉が通じないものだから、思いがけず、思っていたよりも早く、または思っていたよりも遅く、咲いてしまうかもしれない。雨風によって、散らされてしまうかもしれない。

 だからもう本当に、こんなにも完璧な姿を見られることは滅多にないと思う。

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