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365個の物語  作者: ひなた
卯月 嘘と本当
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卯月一日

  「大嫌い」 僕から君へ 出た言葉

      エイプリルフール 変わらない僕


「大嫌い」

 本当は大好きなくせして、どうしても僕は、君にそう言ってしまう。

 大好きと言おうとするたびに、そんなふうに言って、君を傷付けてしまうんだ。

 それでも君は、いつも笑顔を向けてくれる。

「えー、私は好きだけどなぁ」

 なんて馬鹿みたいだ。

 こんな僕なのだから、嫌いになってしまって当然だと思うのに、どうして好きでいてくれるの?

 今日はエイプリルフールみたいだね。

 嘘吐きな僕には、いつもがそんなようなものだけれどね。

 普段から本当のことなんて一つも言えないんだから。

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