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365個の物語  作者: ひなた
弥生 ホワイトデーの涙
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弥生二十日

  あれ以来 連絡取れない 君いずこ


 やはり僕は間違えてしまったのだろうか。

 君はどこに消えてしまったのだろう。

 自分の情けなさに涙が滲んできて、涙を滲ませる自分の情けなさに、自己嫌悪が襲うんだ。

 この調子だと、君のせいだなどと、言い出してしまいそうだった。

 僕が苦しんでいるのは、たしかに君のことでだけれども、君は悪いことなど少しもしていない。

 男らしくない僕で申しわけないよ。

 お願い。僕がおかしくなってしまう前に、はっきりと僕を振ってくれ。

 好きになってしまったことも間違えで、僕の恋なんて、幻なのだと言っておくれ。

 きっと今は、辛い現実の方が受け入れられると思うんだ。

 それくらいに苦しくて、僕の性格を悪くするんだ……。

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