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365個の物語  作者: ひなた
師走 これが最後だというのなら、規則性なんて、いっそ壊してしまいたい。変わらないまま終わるのは、なんだか……空しいから。
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師走十九日

  宗教も 交ざれ師走の 忙しさ

   全て混ぜても 纏めるは責


 もうこんなに忙しいんだから、細かいことなんて気にしていられない。

 クリスマスパーティーしたら、年明けで、お正月の準備もしておかないといけないかしら。

 え? なに?

 はっきり言ってちょうだいよ、意味がわからないわ。

 全く、こんなに忙しくなるくらいなら、十一月のうちになにか用意しておくべきだったわね。

 あぁ忙しい忙しい。

 師走って名前を持つだけあるわよね。

 だけど、せっかく今回を掛けて師走を纏める回を得られているというのに、生かせていない感がどうしても拭えないわ。

 そういえば、十二月の前半って、忙しすぎて季節を感じていられなかったわ。

 なにかあったかしら……?

 振り返っているだけだったけれど、それが十二月らしさってことで、誤魔化して流しちゃって大丈夫な感じかしらね。

 うん、それでこそ師走の不憫さってものかもしれないわ。

 それに後半にはたっぷりのイベントが待っているんだもの。

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