表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
365個の物語  作者: ひなた
師走 過ぎ去っていく日々の早さや儚ささえ、もう感じなくなってしまうほどに、忙しく忙しなく消えて行ってしまう残りの日々に。
336/365

師走二日

  過ぎ去るは 慌ただしくも あぁ早し


 なんて慌ただしいことなのだろうか。

 どたばたと過ぎ去ってしまった日々は、どこまでも慌ただしかった。いろいろなことがあったはずなのに、印象深いことの数々さえ、何も思い出すことができない。記憶に残っていると思ったのに、ここに来て、何も思い出せないのだから、意外なことである。

 終わってしまった今となっては、それも当然なのだろうかと、思う気持ちがないわけでもないけれど……。

 なんて慌ただしいことなのだろうか。

 文月に確かに感じていた、過ぎ去る場所を見る初夏の季節とは、全くもって違っているのであった。言葉としてはおんなじはずだのに。

 あぁ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ