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365個の物語  作者: ひなた
師走 過ぎ去っていく日々の早さや儚ささえ、もう感じなくなってしまうほどに、忙しく忙しなく消えて行ってしまう残りの日々に。
335/365

師走一日

  どこそこへ 走りしときの 遅刻かな


 師走は師走という名前を持つだけあって、どうにも忙しくて走り回ってしまうというもの。

 間に合わない。

 走り回って、間に合わせようとするものの、間に合おうはずもない。

 あまりにも仕事量が多すぎる。積み重なっていくその量は、時間と少しも釣り合っておらず、遅れに遅れ、謝りに謝り、誤るばかりで謝りを入れるばかり。

 あぁ、さすがは師走というもの。

 霜月のその終わりには、年の終わりというもの意識したものだけれど、いざ師走となってみれば、忙しくてそのようなものは気になりもしない。

 きっと、いつの間にか終わってしまうことにも、気が付かないのだろう。

 終わりというのには、それくらいがちょうどいいの……だろうか?

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