325/365
霜月二十一日
足早に 過ぎる日の辛さ 僕は知る
それは終わりが あまりに近くて
時間が過ぎ去っていくその速さが、季節によって変わるだとかそんなはずがないことくらいだれだってわかったこと。僕だってそう。
なのだけれども、最近になって僕は、過ぎる日の早さ、その辛さというのを思い知らされているように思う。
それは初めてのことではなければ、今年に限ったことでもない。
毎年、いつだって決まってそうなのだ。この時期になって来ると、どうしても、そうなってしまうのである。
理由にも、薄々気付いている。
僕だけじゃなくって、僕をよく知らないだれかでさえも、簡単にわかる僕の心理であろう。それはそれは、とってもわかりやすい。
終わりのそのときが、あまりにも近いそのせいだよ。
残りが短くなることにより、たった一日がどんどんと長くなり、重くなっていったのだ。その様に感じられるようになっていたのだ。
そうしたなら、自然と過ぎる日々が早くなったように思えてしまう。
自然と辛さも大きくなっていて、虚しさというものを僕は思い知らされていく。
どこまでも……。




